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【スポーツ科学部】「実践研究に挑む」伊藤嘉人ゼミ 紹介

レポート
2025年01月29日

伊藤嘉人ゼミのテーマは、「学校体育の実践研究」です。ゼミメンバーの多くが保健体育や特別支援学校の教員を目指しており、教育現場と大学を往還しながら実践研究に取り組んでいます。前期には、近隣の小学校1・2年生を対象に「走運動」の授業を行いました。実践を通して小学生の発達課題や体育で何を教えるのかなどグループで検討しながら取り組みました。

夏季休暇の8月には、小学校・特別支援学校・中学校・高等学校の保健体育の教員が主催する研究会に参加しました。現職教員の方々と交流し、実際の授業で体育を苦手とする子どもとどう向き合うのか、また、子どもたちが楽しいと思う体育の授業はどのようなものか実践を通して学びました。

後期には、1年間の学びの成果を発揮すべく、近隣小学校にて体育「跳び箱運動」の授業実践を行いました。小学生にとっての跳び箱運動のつまずきとは何か、先行実践をヒントに授業案を検討し、実際に授業を行いました。毎回の授業の課題をフィードバックし、より良い授業実践を追求しています。

スポーツ科学部では、3年生から専門的に学ぶためのコースを選択します。各コースや、担当教員で様々な活動を行って学んでいます。今回はスポーツ教育コースの伊藤嘉人ゼミをご紹介しました。ゼミ活動を通じて、学生は経験を通して成長することができます。他のゼミ活動についても、また紹介していきたいと思います。