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編集者・映画監督 鈴木七沖氏を招いた特別講義を実施

レポート
2026年05月14日

2026年4月27日(月)、社会福祉学部の久保樹里先生が担当する社会福祉専門演習(3・4年対象)にて、外部講師を招いた特別授業を実施しました。今回の講師は、編集者であり映画監督として活動する鈴木七沖氏です。編集や映像制作の視点を通じて、福祉や地域づくりについて考える機会となりました。

鈴木七沖氏はこれまで出版社にて編集者として書籍の出版を手がけ、その後は映画制作へと活動の幅を広げてきました。「編集とは、あるものとあるものを組み合わせ、新しい価値やメッセージを生み出すこと」と定義し、その考え方は地域にある資源をつなぎ直すという点で、福祉やまちづくりにも通じることを学生に伝えました。

授業内では、写真や映像を用いたワークも行われ、同じ素材でも組み合わせ方によって異なる物語が生まれることを学生は体感しました。学生からは、「見方を変えることで全く違う意味が生まれることに驚いた」「福祉の視点でも応用できると感じた」といった声が聞かれました。

また、鈴木七沖氏が制作したドキュメンタリー映画の一部を視聴し、「人の可能性」や「生き方」をテーマにしたメッセージについてグループで意見交換を行いました。学生からは、「ありのままの自分を受け入れることの大切さを感じた」「人の思いや行動が社会を変えていく可能性を感じた」などの感想が寄せられました。

さらに授業では、現在進行中の「半田プロジェクト」についても紹介されました。このプロジェクトでは、地域の歴史や人物に焦点を当てた映画制作が予定されており、学生も制作に関わる予定です。題材となるのは、半田市で弱者救済に尽力した榊原亀三郎氏と、日本初の医療ソーシャルワーカーとして活躍した浅賀ふさ氏です。

鈴木七沖氏は、これからの社会において福祉とまちづくりは切り離せない関係にあるとし、「地域にある資源や人をつなぎ、新しい価値を生み出していくことが重要」と強調しました。今後は、半田市を拠点にワークショップや上映会などを継続的に実施し、地域と学生が関わる機会を広げていく予定です。