社会福祉学部 お知らせ

トップページ 教育 学部・学科・大学院 社会福祉学部 社会福祉学部 お知らせ 「知多市役所」・「地域福祉サポートちた」様のお話を聴きました!! <社会福祉学部・経済学部の合同科目(1年生「政策形成実践特講Ⅰ」)>

 

「知多市役所」・「地域福祉サポートちた」様のお話を聴きました!! <社会福祉学部・経済学部の合同科目(1年生「政策形成実践特講Ⅰ」)>

レポート
2025年05月30日

今年度の「政策形成実践特講Ⅰ」については先月4月にスタートしましたが、去る5月22日木曜日に、学生らが取り組むテーマの紐解きとして、知多市様、地域福祉サポートちた様から地域課題のレクチャーを行っていただきました。

 

まず、知多市役所企画部市民協働課の青木様より、「知多市の地域課題と地域支援施策」をテーマに、知多市の地域コミュニティの現状を具体的にお話しいただき、市が展開している取り組みについて、「地域担当職員制度」「コミュニティ事業交付金」「地域活動担い手育成事業」「地域カルテ」などに分けて説明してもらいました。

 

続いて、地域福祉サポートちたの市野様からは、「フィールドワークin 知多市」と題して、団体の沿革や知多市における連携・協働の変遷を辿るとともに、8月に出向くフィールドワーク先の内容を踏まえ、市民主体のまちづくりとは何かということについて、考察を展開していただきました。

 

 なお、次回は、今回学んだ内容をベースに、自主研究の成果を持ち寄って、グループでの議論を行っていきます。

ご講演風景

 

 

☆【参加学生の主な感想】(抜粋)

 

〇私の地元の福井県では、高齢化・少子化が進み人口が増えることがなく合併する学校が増え、過疎化による空き家が増えてきています。今回のお話で触れられた知多市のような対策をとることで少しでも人口が増えると良いと思いました。

 

〇今回の講義を通して気づいたこと考えたことは、コミュニティの取り組みについてです。知多市では、高齢者世帯の増加に伴う交通不便者の足の確保で地域バスの運営を行っています。しかし、1台の車を地域バスとして走らせるだけで500万円も税金がかかってしまい、採算が合わないという理由で地域バスの運営を取りやめました。今後の授業を通じ、私たちで多額の税金がかからない方法を考えて、何とか地域社会で取り組めないかと感じました。

 

〇今回の講義を聞いて知多市について深くよくわかりました。地域とは自治会や町内会で表すことができると理解したので、地域を良くしていく為にはそこを変えていけばいいのかなと考えました。

(担当教員:総合政策専修・田中優)