湯原ゼミで少年院見学に行きました！【社会福祉学部行政専修】

1月26日（金）、社会福祉学部行政専修の湯原ゼミでは、ゼミ活動の一環として瀬戸少年院見学を行いました。

学生たちは初めて訪問する施設ということもあり、終始、緊張していましたが、法務教官の方々から丁寧な説明を受け、少年の日々の姿や感情、職員の役割などについて理解を深めることができました。現在、少年院に入る子どもの数は減ってはいますが、その一方で発達障害や知的障害などを抱える少年たちの割合は増加しており、きめ細やかな関わりが求められることなど、法務教官の仕事の奥深さを知るきっかけともなりました。

 

見学を終えた学生からは「少年院に入るとき、少年たちがどのような気持ちでいるのかを知れたのはとてもよかった」「時代の変化に合わせてプログラムを変えていることが分かった」などの声が聞かれました。

ここ数年はコロナ感染防止のため、施設内の見学に制限がありましたが、今年は法務教官の先生方のご案内のもと、少年たちが生活する寮や教室等の見学を行うことができました。その際、湯原ゼミ出身の法務教官の方からいろいろお話をうかがえたことはとても貴重な経験となりました。学生はもちろんのこと、教員である私も元ゼミ生である彼との再会を心待ちにしており、実際に出会えた時は嬉しくて胸がいっぱいになりました。今回の見学に際し、いろいろご配慮くださった瀬戸少年院の皆様には心から感謝を申し上げます。

 

この先も司法福祉のゼミとして、矯正教育について学びを深め、この領域で活躍できる人材を輩出していきたいと思います。

　　

担当教員：湯原悦子