経済学部 お知らせ
経済学部の藤井ゼミの学生(3年生)が「東海市ものづくり道場」で防災グッズ作りのワークショップを行いました
レポート
2026年08月19日
経済学部の藤井英彦ゼミ3年生は、東海市教育委員会主催の「東海市ものづくり道場」で、防災工作ワークショップ「作ってあそぼう防災グッズ工作教室」を出展しました。
当日は、身の回りにあるものを活用して、簡易トイレや紙スリッパを作る工作を実施しました。あわせて、災害時に役立つものづくりの知恵を楽しく学べる「防災×ものづくり発見クイズ」も行いました。
工作教室には、事前申込みをした地元の小学生約30名が参加し、「エコ×ものづくりクイズ・アンケート」には約100名が参加しました。
この企画は、令和8年東海市大学連携まちづくり推進事業に採択された「東海市防災意識向上」の活動の一環として実施されたものです。
ものづくり道場(東海市芸術劇場)でのワークショップ
作ってあそぼう防災グッズ工作教室
防災×ものづくり発見クイズ
午前の反省会
集合写真
来場者アンケートから
多くの子どもたちから「楽しかった」「来年もやりたいです」という感想が寄せられました。
参加学生の振り返りから
学んだこと
- 子どもたちに説明したり問いかけたりするときは、相手の立場に立ち、客観的に見ながら、自分はどのように伝えるべきかを考える必要があるということ。
- 事前準備の重要性を改めて実感した。実践を通じて、想定だけでは見えない課題や改善点が明確になり、臨機応変に対応する力の大切さも学んだ。
- 今回の活動から、子どもが喜ぶポイントと、大学生が考える楽しんでもらいたい点には違いがあることが分かった。大学生は内容の面白さや親しみやすさを重視していたが、子どもたちは特にクイズのような挑戦しがいのある内容に高い関心を示していた。また、保護者は熊本地震などの影響もあり、防災に対する危機感が予想以上 に高かった。
- 小学生にとって理解しやすい文字を考えることが大切だと思った。また、工作はなぜ作るのかを説明することで、参加してくださった親子が興味を持ってくれた。趣旨を説明することで説得力が生まれることを学んだ。
改善点
- スリッパ作りはできたが、最後に持ち帰れる配布資料も用意しておけば、より良かった。
- クイズの選択肢のことばや漢字は、小さい子にもわかるようにする。アルファベットは小学生より小さい子にはむずかしいので、工夫が必要である。
- 当日までの連携や事前練習が不十分であり、当日の動きについての想定が足らなかった。レイアウトが定まっておらず、室内の動線も良くなかった。
- 手が空いた時間を受け身で過ごしてしまったので、次回は自分から仕事を探し、周囲に貢献できるよう にする。
- 現場では、新聞や袋の準備不足など、事前確認で防げたミスが多くあった。また、磁石のような現場で 必要な材料だけでなく、関連する備品まで十分に想定できていなかった。その結果、当日になって不足している備品が判明する場面があり、準備の甘さを痛感した。今後は必要な物品を事前に一覧化し、現場を想定した確認を徹底する。
- 工作は子どもの力だけでは難しい場面もあるが、大人が手を出しすぎると子どもの意欲が下がりやすい ため、必要な部分だけを支えることが大切である。
- クイズは、間違えた理由をわかりやすく伝えられるように、事前に解説を準備しておくと進めやすい。
感想
- 東海市の課題や改善案を考えることから始まったものづくり道場であったが、今回のイベントを通して、少しでも東海市の防災意識の向上につながっていればうれしく思う。代表として活動する中で、全員をまとめることの大変さや、適切に指示を出しながら作業を進めることの難しさを改めて実感した。今回の経験を今後の活動や学 園祭の運営にも生かし、より良いイベントづくりに取り組んでいきたい。
- 小さな子どもと接する機会が少なかったため、ものづくり道場での活動を通して、子どもとの接し方を学ぶことができた。自分では配慮したつもりでも、子どもにとってはまだ難しいこともあると気づくことができた。
- 防災について楽しみながら学んでもらえたので、とても良い経験になった。
- このような地域のイベントに参加する機会がなかったため、とても良い経験になった。予算を計算したり、配布資料を自分たちで作成したりする中で、普段は準備してもらう側では気づけなかった大変さを身をもって知った。
- 子どもたちは予想以上に意欲的に参加しており、とりわけクイズ形式のような取り組みやすい企画には人が集まりやすいことが分かった。あわせて、保護者の防災意識の高さや、大人が子どもにどのように関わっているかなど、現場だからこそ見えてくる学びも多くあった。今回の活動を通して、市民が現在どのような温度感で災害に関心を寄せているのかを直接実感でき、非常に有意義な機会になった。
- 初めて小学生向けのイベントを企画したが、楽しんで参加してくれる人が多く、安心した。工作の説明では熊本地震の話も交えたことで、子どもだけでなく親御さんにも関心を持ってもらえた。想像していたよりも簡易トイレを持ち帰る人が多く、内容がしっかり伝わったことをうれしく感じた。一方で、小学生にわかりやすく伝えるための言葉選びや、どのタイミングでサポートに入るかには難しさを感じた。今回の経験を通して、相手の年齢に合わせた説明や関わり方を工夫する大切さを学んだ。
- 今回、ものづくり道場に参加し、大学では感じることのできない雰囲気や楽しさを味わうことができた。さらに、10歳以上年の離れた子どもたちと接することで、自分がどのように見られているのかを考えるきっかけにもなり、とても有意義な時間となった。
ものづくり道場の全体の様子は知多メディアスのエリアニュースでご覧いただけます。


