日本福祉大学経済学部では、10月25日（土）に2年生・3年生を対象とした「業界研究セミナー」を開催し3年生を中心に約200名の学生が参加しました。

　当日は、金融、製造、流通、医療・福祉、行政、教育、セントレア関連企業など、20社・団体で活躍する本学経済学部の卒業生が来校。自身の仕事の内容ややりがい、仕事を通じて感じている成長、そして自分の就職活動をどのように進めてきたのかを、後輩に対して率直かつ熱意をもって語ってくれました。

　卒業生は、エントリーから面接に至るまでの具体的な工夫や、うまくいかなかった経験とそこからの改善、入社後に「学生のうちにやっておいてよかった」と感じたことなどを、学生の目線に近い言葉でわかりやすく紹介しました。参加した2年生・3年生からは「リアルだった」「ネットには載っていない話が聞けた」「不安が少し具体的な課題に変わった」という声が多く聞かれました。
　質疑応答では、学生から「志望業界をどう絞ったか」「インターンはどこまで重要か」「働き始めて大変だと思う点は？」といった実践的な質問が次々に出されました。卒業生は一つひとつの質問に丁寧に向き合い、アドバイスだけでなく、自分が悩んだ時のエピソードや、周囲のサポートの受け方まで具体的に共有してくれました。

　また、2年生向けには、4年生の就職内定者による分科会も別会場で行われ、内定獲得までのプロセスや「今からやっておくべきこと」を、年次の近い先輩から直接聞くことができる機会となりました。
　2年生にとっては早期からキャリア意識を持つスタートラインに、3年生にとっては本格的な就職活動に向けてギアを上げていくターニングポイントになりました。

　経済学部としては、学生一人ひとりが主体的に進路を考え、納得感のあるキャリア選択につなげられるよう、引き続きサポートしていきます。