本学経済学部の学生たちが10月30日、高遠城址公園（長野県伊那市）で開催されている「高遠城址もみじ祭り」で高遠高校情報ビジネスコース※の生徒たちとアンケート調査を実施しました。この取り組みは8回目で、コロナ禍のため今回は3年ぶりの実施となりました。目的は学生が地域の観光資源や課題について学ぶことや、アンケート調査および分析を体験することです。なおアンケート調査の結果は伊那市観光協会にも報告されており、過去の取り組みでは祭りの名称変更や会場の環境整備に繋がるなど、イベントの運営に貢献できるように取り組んでいます。

※本学と高遠高校は、2011年7月に連携協定を締結しています。

学生たちはもみじ祭りの来場者に祭りを知った理由、来訪理由、満足度などについて質問しました。来場者は学生たちから調査を依頼されると足を止め、会話を楽しみながらアンケートに協力する様子が見られました。今回の調査では併せて会場内における行動調査（どのようなルートで会場内を散策しており、何か困っていること等は無かったか　など）も実施しました。

調査終了後は高遠高校に移動し、班に分かれてアンケートの結果をパソコンに入力。この結果は12月21日に高遠高校の生徒たちとの合同発表会（東海キャンパス）で共有されます。