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社会福祉学部 林 祐介 准教授が、日本社会福祉学会奨励賞を受賞
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社会福祉学部の林祐介准教授が、日本社会福祉学会奨励賞(論文部門)を受賞しました。 授賞式は、2026年9月19日に北星学園大学において開催された「日本社会福祉学会第74回秋季大会」にて行われました。
受賞論文
「身寄りのない患者におけるソーシャルワーク支援と困難感についての量的研究」
(『社会福祉学』第66巻第3号、2025年11月発行)
日本社会福祉学会は、社会福祉研究の一層の発展を図るため、顕著な研究業績をあげた研究者の顕彰や、若手研究者の研究奨励を目的として学会賞を設けています。論文では、身寄りのない患者に対する医療ソーシャルワーカー(MSW)の支援実態と困難感を量的に明らかにしています。特に、MSWが抱く支援上の困難感と保証人代行団体の利用検討や現場の不安感との関連性に着目し、医療意思決定の支援や金銭管理、退院・転院支援などで直面する多様な社会的課題を定量的に示し、MSWの負担感の要因を多角的に分析しました。
教育研究活動
調査活動においては、日本医療ソーシャルワーカー協会身元保証人問題チームの研究責任者として、「身寄りのない患者を取り残さない支援のための研究報告書」(2025年)や保証人問題に関する全国的な実態調査を主導しています。
代表的な著書『効果的な退院・転院支援―医療ソーシャルワーカーの専門的役割』(2019年、旬報社)では、患者・家族の意向の比較や退院後の不安要因を分析し、第21回損保ジャパン日本興亜福祉財団奨励賞を受賞しました。
学部教育では、「保健医療と福祉」「医療福祉論Ⅱ」「医療ソーシャルワーク演習」などを担当。13年間のMSW実践経験を活かした指導や、多職種連携教育ゲーム「iPEG」の開発に取り組むなど、医療現場と学術研究を架橋する実践的教育を展開しています。
林 祐介 はやし・ゆうすけ
社会福祉学部 社会福祉学科 准教授
1977年生まれ。主な研究テーマは医療機関における身元保証人問題、身寄りのない患者・高齢者への支援、および地域への退院・転院支援ネットワークの構築など。1999年に南山大学経営学部を卒業後、民間企業勤務を経て、2005年に日本福祉大学社会福祉学部を卒業。同年より民間病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)として13年間勤務。勤務の傍ら同大学院に進学し、2017年に博士課程を修了、博士(社会福祉学)を取得。同朋大学社会福祉学部専任講師を経て、現在は日本福祉大学社会福祉学部准教授を務める。認定医療ソーシャルワーカー。


