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社会福祉学部

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お知らせ

専門演習Ⅰ(岡ゼミ)の学生が三貴ホールディングス株式会社を訪問しました

2017年7月25日

 社会福祉学部地域福祉コース「社会福祉専門演習Ⅰ」(高齢・地域福祉関連:岡久美子ゼミ)では7月6日木曜日10時~12時まで、車椅子・介護用品の製造と卸販売の三貴ホールディングス株式会社とニック株式会社(名古屋市南区)をゼミ生全員が訪問しました。営業本部の荒木大作様と管理部の中村洋介様の案内のもと、福祉用具関連の制作過程や福祉用具1つ1つに込められる学びを深めました。

 岡久美子ゼミは、「家族の変容と高齢者」をテーマに「家族」・「高齢者」・「ジェンダー」などのキーワードを軸として、ゼミ生各自が課題を見つけ、解決・実践する力を身に付けながら研究を行っています。

【ゼミ生からの報告】

 ニック株式会社は、1965年に、株式会社三貴工業所として設立され最初は自動車部品の下請け町工場として経営されていた。しかし経営を安定化させるために車椅子の自主開発と生産に転換した。現在は、三貴ホールディングス株式会社(設計・開発)、株式会社ミキ(製造・卸売り)、ニック株式会社(直販)として機能分化している。

 主に月に約1万台の車椅子生産をしていて、そのうち1割は一台一台をオーダーメイドで作っており、職人さん1人が1台を担当して、丁寧に作っている。福祉器具製作のイメージとして、機械で大量に作っていると思っていたが、故障して利用者の方の怪我に繋がらないように、一つ一つの部品に時間をかけ製作しているのが伝わってきた。一方、国内だけで車椅子を作っているかと思っていたが、9割の大量生産品は人件費が安い中国上海工場の製品であった。日本が高齢者問題を抱えている中で開発は国内で、大量生産は中国でと機能を分けていることに驚いた。事業を継続させるためには、まず売上を伸ばすこと、さらに利用者のご要望を大切にすることだと聞き納得した。

 車椅子のニーズとして軽い、安いといったことが重視されていていろいろな利用者に適した車椅子があった。私たちが試乗した車椅子は4種類あり自動ブレーキやリクライニングができる物やスポーツ競技用車椅子、ベッドへの移乗ができるものなどがあった。またMRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)検査の時に乗る車椅子もあり多種多様だった。車椅子の耐久試験も拝見させてもらい、走行耐久試験や走行路試験があり車椅子の規格というのも知ることができた。

◆車いすに実際に座り体験をする岡ゼミの学生

 また、訪問したゼミ生からは、

 ・自分自身初めて福祉器具の製作も見てみて一つ一つの部品に時間をかけ点検をして車椅子を作っていて安心して使用できていると思った。

 ・多くの利用者に対していろんな種類の車椅子を製作、思考、アフターフォローをしていることを知るいい機会になった。

 等、様々な感想が、ゼミのフィードバックで出されていました。

  福祉用具に込められる思いに触れ、使う人のニーズに寄り添う視点、それに応えるための事業継続・経営的視点…一つの福祉用具にも、様々な視点があることに気づき、積極性を持って多角的な視点を考えることのできた訪問となりました。

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