講師：大橋 充人（ｵｵﾊｼ ﾐﾁﾄ）
日本福祉大学大学院博士課程 福祉社会開発研究科　国際社会開発専攻/ 愛知県立大学客員研究員
「国際学部の1年生科目「異文化理解」では、「あたりまえ」を捉え直す、という観点からジェンダーや信仰、エスニシティなど様々なトピックを学んできました。これまでの学びを身近な「じぶんごと」にするために、ゲスト講義を催します。講師の大橋充人さんは、行政の立場から、愛知県の多文化共生推進プランや人権推進プランの策定にかかわってこられました。また、各地の多文化共生に関する市民活動のサポートを行ったり、大学院では日本在住のムスリムをはじめとする多様な人々の暮らしの研究をされています。当日は、行政として関わってきた具体的な取組を中心にお話しいただき、これまでの経験の中から見えてきた「多文化共生」「多様性」をきれいごとにしないための気づきについて語っていただきます。　【講師著書】『在日ムスリムの声を聴く―本当に必要な“配慮”とは何か―』（2021年 晃洋書房）」