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日本福祉大学は、2003年に創立50周年を迎えました。
本学は、日本で最初に開設された社会福祉学部を中心に、半世紀にわたって社会福祉の研究・教育・人材養成に取り組んできました。現在は、社会福祉学部のほか、経済学部、情報社会科学部、福祉経営学部を合わせて、4つの学部を持つ大学となり、広く人間福祉の問題について、多角的、総合的な研究・教育を進めています。
2003年度には、日本福祉大学のプロジェクトが文部科学省「21世紀COEプログラム」の一つとして採択されました。
「21世紀COEプログラム」は、国際的な水準の研究と人材養成の拠点づくりを目指す国家的な規模での取り組みであります。福祉系大学の中からは日本福祉大学だけが選ばれ、日本福祉大学は数多い日本の福祉系大学の先頭に立つことになりました。
日本福祉大学のプロジェクトは、「福祉社会開発の政策科学形成へのアジア拠点」(Asian COE towards a New Policy Science for Social Well-Being and Development)をテーマとするものです。
福祉社会の開発は、20世紀から21世紀に引き継がれた大きな歴史的・社会的課題の一つです。この研究を進めるためには、その政策科学を確立することが求められ、それはこ
れまでにない学際的な研究を必要としています。
日本福祉大学では、大学院社会福祉学研究科、国際社会開発研究科の二つの研究科での研究の蓄積を踏まえ、社会福祉研究と国際社会開発研究の融合を通して、この課題への接近の道を見出したいと考えています。
その際、歴史的、文化的に共通の基盤を持つアジアを主なフィールドとして選び、アジアにおける福祉社会開発の研究と人材養成の中心的な拠点となることを目指しています。
この研究を推進するため、本学では学長を本部長とするCOE推進本部を設置し、また研究拠点となる名古屋キャンパスにCOE推進室を開設して、二木立拠点リーダーを中心として構成された21世紀COE推進委員会の活動を全面的に支援しています。
2003年度に研究が始まってからの2年間に、アジアを中心とする国際的な共同研究を組織し、国際シンポジウム、公開研究会、ワークショップの開催などに取り組んできました。
また、中国・南京大学、韓国・延世大学校をはじめとするアジアの諸大学と連携して、人材養成のための研修事業やアジアの7カ国からの大学院留学生の受け入れにも取り組んでいます。
福祉社会開発のための研究と人材養成の推進のために、このテーマに関心を持つ国内外の多くの皆さんがプロジェクトの趣旨を理解され、積極的に参加されるとともに、ご支援、ご協力下さることを願っています。
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