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【全学教育センター】各務原市産業の魅力発見 企業ガイドブックの改善案を学生が提案
岐阜県では、18歳人口の大学進学に伴う県外流出率が80%を超え、若年層の首都圏や愛知県への流出による人材不足が課題となっています。各務原市においても、中小企業における若年人材の確保が喫緊の課題です。本学では、『ふくし』の総合大学として推進する地域連携・多職種連携教育の一環として、同市の協力を得て課題解決型プロジェクト「各務原市産業の魅力発見プロジェクト~持続可能な地域作りに向けて~」を実施しました。本取り組みでは、学生の視点から航空宇宙産業の集積地である各務原市の企業や職場の魅力を分析し、同市が発行する企業ガイドブックの改善案を提案しました。
本企画には、社会福祉学部の学生2名、教育・心理学部の学生1名、経済学部の学生7名、国際学部の学生2名、工学部の学生1名の計13名が参加しました。
実際の企業経営者や人事担当者との交流で課題を認識
1日目の6月18日は、各務原市役所を訪問して情報を収集しました。午前中は、事前に学生たちが調べた各務原市の情報をもとに、商工振興課の職員より同市の最新情報や、今回の課題である企業ガイドブックの制作意図、実際の活用状況について伺いました。
午後からは、同市が主催する市内企業向けのセミナーに同席し、経営者や人事担当者と採用やインターンシップについての意見を交換しました。
チームでアイディアを出し合い、課題解決に向けた提案を深める
2日目の8月3日は、会場を日本福祉大学東海キャンパスに移し、1日目で得られた情報の整理と課題解決に向けた提案内容を検討しました。学生たちは4チームに分かれてブレーンストーミングでアイディアを出し合い、企業ガイドブックの改善・活用案を考えました。当初はページの見やすさや掲載されていない情報の追加など、どのグループも同様の内容になっていましたが、4チーム間で提案の方向性を共有し、重なりを防ぐ工夫をした結果、学生たちの思考はさらに深まっていきました。担当コーディネーター向けに中間発表を行った後は、発表当日までの1ヶ月間、各チームでメンバーのスケジュールを調整しながら提案のブラッシュアップと発表資料の作成を進めました。
最終日の9月4日は、改めて各務原市役所を訪問し、提案内容のプレゼンテーションを行いました。
1チーム目は「企業ガイドブック全体の設計」について、学生が必要としている情報をどのような構成で掲載すべきかを提案しました。2チーム目は「活用方法」について、各務原市内の高校生にもっと市内の魅力的な企業を知ってもらうための配布案を提示。3チーム目は「掲載内容の充実」として、一覧情報やランキング形式で企業情報を比較検討できる仕組みを提案しました。そして最後のチームは「掲載情報の統一」について、先輩メッセージや求める人物像などを統一フォーマットで掲載することで就職活動に活用できる仕様を提案しました。
「ふくし」の視点で社会課題に挑み、誰もが安心して暮らせる未来へ
聴講いただいた各務原市役所の職員の方々からは、「学生たちがどのように感じているのか、生の声を聞けて参考になった。職員にはない視点で複数の提案をいただいたので、次回の企業ガイドブックに活かしたい」と感想をいただきました。3ヶ月にわたって取り組んできた学生たちからも、自分たちの成果が反映されたガイドブックの完成を心待ちにする声が聞かれました。
本プログラムは全学教育センター主催、各務原市役所協力のもと、本学後援会(学生教育活動費援助)の支援にて実施されました。
この取り組みは、9月5日発行の岐阜新聞 朝刊に掲載されました。
「企業ガイド本に改善案 日本福祉大生 各務原市へ提案」
岐阜新聞デジタル


