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里親支援センター長カンファレンスを開催しました

レポート
2026年03月17日

日本福祉大学FUKUSHI ACADEMYは、2026年3月11日(水)・12日(木)の2日間、東京交通会館(東京都千代田区有楽町)において「里親支援センター長カンファレンス」を開催しました。全国の里親支援センター長や、里親支援センターの設置を目指すフォスタリング機関の統括責任者など約40名が参加しました。

本カンファレンスは、令和6年度より設立された里親支援センターのセンター長(予定者)およびフォスタリング機関の責任者を対象に、情報交換やネットワーク構築を図ることを目的として実施したものです。全国の実践者が一堂に会し、各地域の取り組みや課題を共有しながら、里親支援センターの機能や役割について理解を深める機会となりました。

当日は、本学 福祉経営学部 教授の河尻先生による開催挨拶からプログラムが始まり、里親支援センターの設置が進む中で、全国の実践者が互いの経験や課題を共有し、ネットワークを築いていくことの重要性について述べられました。

河尻教授による開会挨拶の様子

続いて、社会福祉法人二葉保育園 二葉乳児院 院長の長田淳子氏による「里親支援センターネットワークについて」の講演が行われ、全国で進みつつある里親支援センターの取り組みや、関係機関が連携してネットワークを形成することの意義について共有されました。

さらに、こども家庭庁 支援局家庭福祉課 課長補佐の胡内敦司氏より「里親支援センターに期待すること」と題した講演が行われ、制度の背景や今後のセンターに求められる役割について説明がありました。参加者からは、国の政策動向や期待される役割を直接聞く貴重な機会となったとの声が聞かれました。

こども家庭庁 胡内敦司氏による講演の様子

その後は分科会形式でのカンファレンスが行われ、講師による話題提供と参加者同士のグループディスカッションを通じて、実践に基づく学びと意見交換が行われました。各分科会では、里親支援センターの運営や人材育成、里親との協働など、現場の課題を踏まえたテーマについて議論が深められました。

分科会講師・テーマ

長田 淳子 氏 (社会福祉法人二葉保育園 二葉乳児院 院長)

「里親支援センター職員に求められるスキルと人材育成」

渡邊 守 氏 (特定非営利活動法人キーアセット 代表)

「里親支援センター業務の質の向上と改善」

三輪 清子 氏 (明治学院大学 社会学部 准教授)

「里親とのチーム養育」

山川 浩徳 氏 (社会福祉法人慈愛園 慈愛園乳児ホーム 養育家庭支援センターきらきら センター長)

「共通言語による里親支援」

分科会でのグループディスカッションの様子

2日間のプログラムでは、講義に加えグループワークや意見交換の時間を多く設け、全国各地の実践や課題を共有する機会となりました。参加者からは「全国の里親支援センターの状況を知ることができた」「同じ立場のセンター長同士で意見交換ができ有意義だった」「グループワークを通じて多くの気づきを得ることができた」といった声が寄せられました。

日本福祉大学FUKUSHI ACADEMYでは、今後も社会的養育分野における人材育成とネットワーク形成を推進し、里親支援の実践と制度の発展に寄与する取り組みを継続していきます。

参考リンク