11月30日（木）美浜キャンパス学生自治会の主催で、ANZEN漫才 みやぞんさんによる講演会を開催し、100名以上の学生が聴講しました。

8年働いた知的障害者施設職員時代のことを振り返り、「はじめは相手に変化を求め、それが結果につながらない時にはストレスを感じていた。しかし、相手の個性を尊重し、ありのままを認めることができるようになってからは、仕事が楽しく感じるようになった。」と話しました。

施設職員としての経験がお笑い芸人としてどのように活きているのか質問された際には、「常に笑顔で接すること」と答え、笑顔の印象的なみやぞんさんの原点が垣間見えました。

最後に福祉業界をめざす学生たちへのメッセージとして、「福祉の仕事は辛いと感じることも少なくない。相手を幸せにするには、まず自分が幸せになり、幸せのおすそ分けをしてあげるくらいの心持ちがよいと感じている」と、相手のことばかり考えるのではなく、自分の気遣いをすることの重要性を語り、盛会のうちに講演会を終了しました。