2022年1月28日、美浜キャンパス友愛の丘にて「犀川スキーバス事故追悼集会」を行いました。今年度も新型コロナウィルス感染症拡大の状況を踏まえ3密を回避するために、昨年と同様に参列者は教職員に限定しての開催となりました。
冒頭、野口大将さん（社会福祉学部4年）が、事故で犠牲になられた２３名のお名前を一人ひとり読み上げました

続いて、児玉善郎学長が「あらためて、３7年前の悲惨なバス事故のことを風化させないとともに、二度と繰り返さないように取り組んでいくことが本学の使命だと考えています。」と追悼の言葉を述べ、全員で黙とうを捧げました。

学生を代表して美浜キャンパス学生自治会の山﨑陸さん（社会福祉学部2年）は「この事故を通して、日常の大切さや命の尊さをこれからも学んでいきたいと思います。先輩方や先生が願っていた思いを私たちが引き継ぎ、多面的な視点から「ふくし」を学び、幸せがあふれる社会を目指し、実りのある学生生活にしていきます。」と決意を語りました。

なお、追悼集会の様子は、学内関係者対象にYouTubeチャンネルで限定配信も行われ、名古屋キャンパス・半田キャンパス・東海キャンパスにおいても、１１５名の教職員等が設置された献花台に花を供えました。
また、友愛の丘に隣接する５０周年記念館では、当時の新聞記事や、クラス仲間が作成した追悼文集など、事故関連の資料展示が行われました。