少子高齢社会、経済不況、貧困問題、環境問題、自然災害...。誰もが真剣に考えなくてはならない深刻な問題に直面している今、「すべての人のしあわせ」のための、福祉社会の実現に必要とされているのが"福祉力"。社会福祉分野だけでなく、ビジネス、経済、教育、医療等さまざまな領域でその力が求められているのです。もちろん、それは私たち一人ひとりのしあわせを育むもの。だからこそ、より良い未来のために、欠かすことができないチカラなのです。日本福祉大学は、まだ福祉という言葉が一般的でなかった60数余年も前から、福祉の必要性を認識し、福祉力を備えた人材を社会へと輩出してきました。

名古屋キャンパス
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学部教育を融合、発展させて4つの研究科を持つ大学院を設置。 地域社会、産業界、国際社会を視野に入れ、福祉・医療分野を支える優れた実践者や研究者、指導者を育てます。

1989年に誕生した日本福祉大学中央福祉専門学校は、福祉専門教育のパイオニアとして、開校以来、およそ6,000人もの優秀な介護福祉士、社会福祉士を送り出してきました。2009年度からは新たに、医療の専門職である言語聴覚士を養成する「言語聴覚士科」を設置し、ますます高まる専門的人材養成の要請に幅を広げます。

付属高校と日本福祉大学の間で7年間一貫した人材育成を目指す「青年期一貫教育」では、高校生のキャリア開発でのシステム構築、コース制の特色を踏まえた「はじめてのふくし」「地域研究」「福祉社会入門」や「英語プレゼンテーション」などの共同推進、高大間の相互教育を進めています。また「付属推薦制度」は、基礎学力向上の取り組みを基盤とする制度に改革されました。「二人に一人」がこの制度を活用して日本福祉大学に進学しています。