審査体制

大学院の担当教員の中から、主査1名・副査2名(副査1・副査2)を選出し、修士学位授与審査委員会を設置する。

各委員の役割

主 査
修士学位授与申請者の指導教員が担当。
第1次提出…修士論文の査読をおこない、修士論文報告会に出席する。
最終提出…修士論文の査読と最終試験(口頭試問)をおこなう。
副査1
研究科委員会で決定し、11月中旬に発表予定。
第1次提出…修士論文の査読をおこない、修士論文報告会に出席する。
最終提出…修士論文の査読と最終試験(口頭試問)をおこなう。
※修士学位授与申請者は、修士論文の第1次提出以降から、最終提出までの間、副査1の担当教員に指導を受けることができる。
副査2
研究科委員会で決定し、12月初旬に発表予定。
最終提出…修士論文の査読と最終試験(口頭試問)をおこなう。

審査基準

  1. 修士論文としての体裁は整っているか(全体の構成や誤字・脱字、注、引用文献、図表、資料は適切であるか、など)。
  2. 研究目的(テーマ)は明確か(何を明らかにしようとしたのか)。
  3. 研究目的(テーマ)に照らして研究方法は適切であるか(検証方法の信頼性と結果の妥当性)。
  4. 調査結果や事例・事実の記述はわかりやすいか。
  5. 記述した内容の普遍性や特殊性などを、自らの意見と他者のそれとを区分して考察しているか。
  6. 先行研究や関連研究を充分ふまえているか。研究領域により違いはあるが、文献リストに掲げる本数の最低ラインは、20本程度とする。
  7. 使用されている概念、用語は適切でわかりやすいか。
  8. 口頭試問におけるプレゼンテーション力。
  9. 口頭試問における応答の的確性・妥当性。
  10. 口頭試問における応答の姿勢・態度。