
スマートライフ推進部 コミュニケーションサービス担当
何事にも挑戦する姿勢、
事を進める計画性が、
大学時代に身につけた僕の強みです。
株式会社NTTドコモ
羽田 直生さん
経済学部2020年3月卒業
愛知県 至学館高等学校出身
大学で、人とのふれあいから
学んだこと。
高校時代、法律を学んでみたいと思っていたのですが、高校の先生から「経済も少し学ぶべきでは」とアドバイスされました。いろいろ調べてみると、日本福祉大学なら、経済も法律も福祉も学べると分かり、入学を決めました。入学して一番驚いたのは、教授との距離の近さ。親切に話をしてくれるし、聞いてくれるし、学べる環境が整っていると強く感じました。
大学で、私がその大切さを痛感したのは「人との関わり」です。私は聴覚障がいがあるのですが、そのことについてあまり深く考えることはありませんでした。しかし、日本福祉大学で、視覚、聴覚、肢体などさまざまな障がいのある方と積極的に関わることで、障がいに対する社会の受け止め方や法律・制度などの足りていない部分などが、徐々に見えてきました。

挑戦する姿勢、
物事に対する計画性が
僕の強みになりました。
小さなころから好奇心旺盛でした。親がなんでも自由にやらせてくれたからでしょうか。この性格で私はずいぶん得をしました。いろんなことに興味を持ってやってみたいと思うようになり、何事にも挑戦する姿勢が養われたのです。経済学部の授業では「地域研究プロジェクト」に、通常は1年半ほどで終わるのですが、その後も続けて約2年半にわたって取り組み、後輩への指導やサポートも体験しました。さらにアルバイトを6つ、サークルを4つ掛け持ちして、自己管理やスケジュール管理、計画性などが鍛えられました。すべてが僕にとっては成長の機会でした。キャリア開発課の方には自己分析のアドバイスをいただいたり、先輩の体験記を読んで対策を立てたりして、志望する業界の求める人材イメージにマッチした自分の強みを探しました。そのようにしてドコモとの出会いがありました。

企業としての
懐の深さに心惹かれた。
会社説明会の際に、私と同じ聴覚障がいを持つ社員が、「みえる電話」という難聴者や高齢者向けのサービスを開発されていることを知りました。聴覚障がいの社員がアプリの開発を任されている、また企業として障がい者への理解がある、そんな懐の深さもドコモに決めた理由になりました。もちろん社会を見渡してみると、まだまだ障がい者の雇用は進んでいないと思っています。障がい者が活躍できる社会、障がい者と健常者が肩を並べて働くことのできる社会のために、この会社で僕の出来ることを探し続けたいと思います。
