名古屋市社会福祉協議会(とだがわこどもランド)

社会福祉士

やりたいことがあれば、口に出して、

周りの人に呼び掛けてみよう

名古屋市社会福祉協議会(とだがわこどもランド)

熊谷 萌さん

社会福祉学部2018年3月卒業
長野県 飯田風越高等学校出身

大学で初めて出会った
「児童福祉」の世界。

野尻紀恵先生の授業で、社会福祉協議会について学びました。貧困世帯の子どもたちのために活動したり、中高生に赤ちゃんと触れあう機会を提供したりする社会福祉協議会の話に触れて、強い関心を持つようになりました。実は「児童福祉」という分野は、大学で初めて知りました。学びを深める中で児童福祉に魅了されて、保育士の資格と社会福祉士の資格を取りました。
就活の際に、様々な社会福祉協議会を見学したりしたのですが、中でも、名古屋市社会福祉協議会の、ひとつの分野に偏らない幅広い世代の方と触れ合える業務に魅力を感じました。大変だった就職活動も今では良き思い出です。

自分から手をあげて
「子ども食堂」を
スタートさせた。

今は、配属された大型児童センターで、施設の管理やイベントづくり、企画の立案作成など幅広く担当しています。最近手掛けたのが「子ども食堂」です。ここはせっかく子ども向けの施設なのだから、やってみようと考えました。当時の館長も背中を押してくれて。最初の頃は子どもからいろいろ意見を聞いて、私がレシピも考えてカタチにしてきましたが、これでは長続きしないと思い、名古屋市内で子どもの食育活動に注力する団体に協力を仰ぎました。当初30食規模だった提供数も今では100食規模になっています。単に子どもを貧困から救う、貧困に苦しむ子どもたちの場所というよりは、さまざまな子どもたちの居場所づくり、と考えています。楽しみにしてくれる子も増えて、「次はいつ?」と聞いてくれたりします。そうやって子どもたちの居場所が広がってきている実感があります。

子どもへのまなざしは世代を超えて次の子どもへ。

たくさんの経験が
視野を広げてくれる。

この職場では、人とのつながりをつくって、協力し合って、チームでやることの楽しさを覚えました。大学時代から、ボランティア活動などで、やりたいことを口にして周りの人に呼びかけたら実現できる、という体験を数多くしてきました。多くの人を巻き込んだ方が内容も充実すると思いますし。大学の学びで、「福祉」が高齢者や障害者のものだという先入観から解き放たれて、より多くの人たちにとって大切なものだと知り、さらに問題解決のためにはより多くの人と手を組むことが大事なんだというのも、社会福祉を学んだからできる発想だと思います。やりたいことを口に出してみよう、そうすれば、きっと視野が広がって、新しい世界が始まるような気がします。

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