日本福祉大学創立70周年

日本福祉大学学園創立70周年記念ラジオドラマ。さいしょの一歩 浅賀ふさ物語。竹下景子、戸松遥、近藤芳正、脚本 鹿目由紀。企画・制作 CBCラジオ、特別協力 日本福祉大学。12月1日(金)21時10分よりCBCラジオにて4週連続放送。最終回12月22日(金)は21時から21時40分までの拡大放送。

全四話期間限定配信中

日本の社会福祉の礎を築いた女性の物語

INTRODUCTION

知多半島が生んだ
日本初の医療ソーシャルワーカーであり、
日本の社会福祉の礎を築いた
女性の物語。

1894年、愛知県半田町に生を受けた浅賀ふさは、25歳で兄とともに渡米。
そこでふさが出会ったのは、アメリカで発展しつつあった
「医療ソーシャルワーカー」という仕事でした。
ひとりの女性の社会活動への情熱と功績をラジオドラマとして再現。

浅賀ふさ先生について

日本初の医療ソーシャルワーカー
女性の地位向上にも貢献、
晩年までソーシャルアクションを起こし続けた人生。

浅賀ふさ先生(1894年~1986年)は、昭和初期に日本で初めての医療ソーシャルワーカー(MSW)として活躍し、日本社会福祉史において重要な存在となりました。彼女は米国でMSWを学び、帰国後は聖路加国際病院で初めてのMSWとして勤務し、結核患者の支援など専門職として当時の医療問題に果敢に挑みました。その後、多くの病院でMSWの配置が増え、患者の援助や医療費問題の解決に欠かせない存在となりました。

浅賀先生はMSWとして働く傍ら、婦人参政権獲得運動にも参加し、日本女性の地位向上に貢献しました。彼女は渡米中に婦人参政権運動の成果を実感し、日本の女性の低い地位が貧困や社会問題の根底にあることに着目し、母子心中問題にも声を上げ、旧母子保護法の制定に関わりました。

戦後は厚生省に勤務し、日本福祉大学の創設時より、後進の指導と研究にあたりました。80歳まで大学の教壇に立ち続けるとともに、生涯を通じて幸せな生き方や生活をはばむ問題に、ソーシャルアクションを起こし、ひたむきに社会変革に向き合いました。彼女の遺志は今も社会福祉・医療現場で受け継がれています。

STORY / ON AIR

  • 第1話

    アメリカ物語

    12/1 FRI 21:10~21:40 ON AIR

    少女時代はおてんばで理屈屋で不公平なことが大嫌いだったふさ。 日本女子大学を卒業したふさはある日、兄の常太郎が三井物産の飛行士に雇われ渡米することを知り、ふさの人生は転機を迎えます。
    父親を懸命に説得し兄と一緒に渡米したふさは、住み込みでメイドの仕事をしながら自分の進むべき道を模索していきます。

  • 第2話

    孤軍奮闘物語

    12/8 FRI 21:10~21:40 ON AIR

    当時のアメリカで始まったばかりの「医療ソーシャルワーカー」と出会ったふさは、その道を志し、アメリカの大学で勉学に励み、さらに、幼児教育についても学びます。渡米して10年たったふさは帰国を決心し、聖路加病院のトイスラー院長に手紙を書き、自分をソーシャルワーカーとして使って欲しいと直談判をします。
    やがてふさは日本に戻り、1929 年、日本初の医療ソーシャルワーカーとして活動を始めます。しかし、ソーシャルワーカーへの理解がほとんど無かった日本では、ふさは様々な苦労を味わうことになったのです。

  • 第3話

    子ども支援物語

    12/15 FRI 21:10~21:40 ON AIR

    ふさは、子どもの支援に力を入れるようになり、人形劇などを通して子どもたちに病気の予防の大切さなどを伝えていました。そうやって多くの子どもや母親と関わっていくようになると、日本の母子にまつわる深刻かつ残酷な問題を目の当たりにすることになります。当時の日本では婦人参政権が認められておらず、ふさは日本における「母子保護」の確立を志し、市川房江さんらと共に婦人の権利獲得のための活動を始めるのです。

  • 第4話

    名古屋で教育者に

    12/22 FRI 21:00~21:40 ON AIR

    終戦後、ふさは地方における社会福祉の担い手を育てていくことの重要性を感じ、1953年、日本福祉大学の前身、中部社会事業短期大学で教育者として働くことを決意。その後80歳まで教壇に立ち後進の指導にあたるとともに、生活保護受給金額の見直しや老人医療無料化の実現など、多くの人を支援し続けました。

ふさはその半生で「知らねばならぬ、あらねばならぬ、なさねばならぬ」という信念を持ち
社会活動や後進の育成に取り組みましたが、
その精神は、70年経った今も日本福祉大学に脈々と息づいています。

CASTSTAFF

CAST

第一話 「アメリカ物語」

  • 石黒 志伸

  • 市野 倖大

  • 岡 陽介

  • 加藤 由香 (CBCアナウンサー)

  • 川本 麻里那

  • 小菅 玲菜

  • ジョン・ギャスライト

  • 田中 靖浩

  • Patrice Pendell

  • 宮璃 アリ

  • 山内 彩加 (CBCアナウンサー)

  • ルーシー・エミー・高見

第二話 「孤軍奮闘物語」

  • 石黒 志伸

  • 市野 倖大

  • 岡 陽介

  • かわちまり

  • 後藤 崇之

  • 田中 靖浩

  • 玉腰 佳弘

  • つボイノリオ

  • 戸井 康成

  • 當山 日和子

  • 平林ももこ

  • 堀部 幸隆

  • 松井 真人

  • 宮璃アリ

  • 山中 裕史

  • ルーシー・エミー・高見

第三話 「子ども支援物語」

  • 小川 瑞希

  • かわちまり

  • 河原崎 辰也

  • 小菅 玲菜

  • 小高 直子 (CBCアナウンサー)

  • 鈴木 惇也

  • 高田 寛之 (CBCアナウンサー)

  • 玉腰 佳弘

  • つボイノリオ

  • 寺門 由香里

  • 當山 日和子

  • 永井 唯佳

  • 永岡 歩 (CBCアナウンサー)

  • 西村 俊仁 (CBCアナウンサー)

  • 真崎 鈴子

  • 三浦 優奈

  • 溝辺 理菜

  • 矢野 悠

  • 山本 衿奈

第四話 「名古屋で教育者に」

  • 市野 倖大

  • うぶりえ

  • カトリーナ

  • 川本 麻里那

  • 榊原 忠美

  • 玉腰 佳弘

  • 堀部 幸隆

  • 山中 裕史

  • 渡辺 美香 (CBCアナウンサー)

  • ナレーター

    小堀 勝啓 (CBCアナウンサー)

STAFF

  • プロデューサー

    菅野光太郎 (CBCラジオ)

  • ディレクター(第1話・第4話)

    菅野光太郎

  • ディレクター(第2話・第3話)

    名和あゆみ (CBCラジオ)

  • 技術

    橘高 良政

  • 編集

    豊田 昌郎

  • 音楽

    ノノヤマ マナコ

  • 効果

    菅野光太郎、名和あゆみ

  • 主題歌「アスノヒハレル」

    はたなかみどり

  • 企画・制作

    CBCラジオ

  • 特別協力

    日本福祉大学

撮影:篠山紀信

浅賀ふさ先生(成人期)役

竹下 景子

竹下景子(たけした けいこ)【俳優】
愛知県名古屋市出身。
NHK「中学生群像」出演を経て、1973年NHK銀河テレビ小説『波の塔』で本格デビュー。映画『男はつらいよ』のマドンナ役を3度務め、『学校』では第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
また、2007年に舞台『朝焼けのマンハッタン』『海と日傘』で第42回紀伊國屋演劇賞個人賞、2015年に第66回日本放送協会放送文化賞を受賞、2019年には文化庁長官表彰を受ける。
テレビ・映画・舞台などの他、2005年の日本国際博覧会「愛・地球博」日本館総館長をはじめ、国連WFP協会親善大使など幅広く活動している。

浅賀ふさ先生(少女期)役

戸松 遥

愛知県出身。ミュージックレイン所属。
2006年「ミュージックレイン スーパー声優オーディション」に合格し声優として活動開始。主な出演作品は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(安城鳴子)、「ソードアート・オンライン」(アスナ / 結城明日奈)、「ハピネスチャージプリキュア!」(氷川いおな / キュアフォーチュン)、「妖怪ウォッチ」(ケータ / 天野景太)、「八十亀ちゃんかんさつにっき」(八十亀最中)、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」(ゼロツー)、「かんなぎ」(ナギ)など。

鈴木修学先生 役

近藤 芳正

愛知県出身。
1976年の『中学生日記』出演をきっかけに、1979年に 劇団青年座研究所に入所。映画『ラヂオの時間』、 『THE 有頂天ホテル』、ドラマ『真田丸』、 舞台『笑の大学』など、三谷幸喜作品に数多く出演。 その他の主な出演作品に、ドラマ『GTO』『なつぞら』 『大豆田とわ子と三人の元夫』『カムカムエヴリバディ』 『おやじキャンプ飯』など。 現在は”ラ コンチャン”として舞台制作やプロデュース作品も 手掛け、時には作・演出にも関わる。また、俳優向けのワーク ショップも主宰するエンターテインメント界のオールラウンダー。
現在放送中のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』に12月後半から出演。
また、12月2日より主演映画『事実無根』が公開予定。

脚本

鹿目由紀

鹿目由紀(かのめ ゆき)
1976年、福島県会津若松市生まれ。劇団あおきりみかん主宰、劇作家、演出家。
南山大学文学部卒。名古屋市在住。
2008年、日本劇作家協会東海支部プロデュースの短編芝居コンクール「劇王」で4年連続優勝。『劇帝』の称号を得る。他、第16回劇作家協会新人戯曲賞、若手演出家コンクール優秀賞、第26 回名古屋市芸術創造賞、平成22年度愛知県文化選奨・文化新人賞、第18回松原英治・若尾正也記念演劇賞などを受賞。
「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME~」シリーズ、中村雅俊45thアニバーサリー公演 「勝小吉伝 〜ああ わが人生最良の今日〜」など外部脚本も手掛ける。また、テレビドラマ、ラジオドラマ脚本執筆など幅広く活動。2018年、平成29年度・文化庁新進芸術家海外研修(短期)でイギリス・ロンドンにて研修。
日本劇作家協会理事(2022年度〜)。日本演出者協会会員。

MUSIC

はたなかみどり 『アスノヒハレル』

主題歌

『アスノヒハレル』

はたなかみどり

作詞・作曲 : はたなかみどり

編曲 : 加藤 侑作

PROFILE

新卒フリーランスとしてのキャリアを捨て、「夢の続きを生きよう」と決意し2020年3月より"シンガーソングライター"として活動を開始。"この社会や自分の中にある小さな声"を中心に歌にする。2022年と2023年には「全国路上ツアー」と称して、全国50箇所を巡るツアーを開催。2022ファイナルは「月見ル君想フ」総動員100名突破、2023ファイナルは「Star Pine's Cafe」で来場100席満員御礼sold out。夢はapbank fesで「toU」という楽曲を歌うことと、2026年に渋谷公会堂で単独公演を行うこと。また、2021年より「ICHIFES」も発起人として主催。

Official Web Site

LOCATION

半田市

半田市は、名古屋市の南、中部国際空港の東にあり、知多半島の中央部東側に位置しています。昭和12年に誕生し、平成20年の春には人口が12万人に達しました。古くから海運業、醸造業などで栄え、知多地域の政治・経済・文化の中心都市として発展してきました。

半田市の象徴は、「山車」・「蔵」・「南吉」・「赤レンガ」。山車祭りの歴史は古く、300年余の歴史があり、その伝統や文化を現在に受け継いでいます。春に曳き廻される山車は、精緻を極めた彫刻、華麗な刺繍幕、精巧なからくり人形などが備えられ、その壮観な姿は「はんだびと」の誇りです。なかでも「亀崎潮干祭の山車行事」は、ユネスコ無形文化遺産に登録され、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。また、5年に一度、各地区の山車31輌が勢揃いする「はんだ山車まつり」は50万人もの観客が訪れます。

日本福祉大学

日本で最初の4年制社会福祉学部を開設し、ふくし(ふつうのくらしのしあわせ)を追求し続ける大学として、特徴をもつ市町のある知多半島の地の利を生かした、研究・教育環境づくりを行ってきました。また次世代に対するふくしへの気づきの提供、多領域との連携を図りながら、すべての人のふくしの実現を目ざします。