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2013年度作文コンクール入賞作品一覧

特別賞 「おじさんになった。」

半田市立岩滑小学校 2年 中原亘太

八月二十二日、木曜日、午ご六時十七分、ぼくは、八才でおじさんになってしまった。

ぼくには、三人の大きなお兄ちゃんがいます。二十六才のしょうご兄ちゃん、二十三才の直人兄ちゃん、二十一才ゆうき兄ちゃんです。みんなそれぞれいろいろなところにすんでいます。その中で今年の五月に二番目の直人兄ちゃんがけっこんしたのです。けっこんしきはまだだけどおよめさんのななちゃんのおなかの中には赤ちゃんがいました。でもぼくには、本当に赤ちゃんがいるのかわかりませんでした。 「もうすぐおじさんだね。」 と、いろんな人に言われても、あまりいみがわからないし、いやな気持ちにもなってしまいました。けれど、ななちゃんがじっ家にかえったり、入いんしたりしてああ本当に赤ちゃんがうまれるんだなぁって。

そして、八月二十二日木曜日午ご六時十七分三二四六グラムの男の子が生まれました。

名前は、とうまくん。すごく小さくて、さわってみるとプニプニとしていました。そしてななちゃんのおなかは、ペチャンコになっていて、やっぱりおなかの中にいたのです。とってもふしぎだけど、とうまくんはかわいいけど、お兄ちゃんの子どもだから、ぼくは、おじさんなんです。けれどお母さんが
「おばあちゃんとは言わせない。こうたくんのママってよばせるの。」
と、言っていたから、ぼくもおじさんとはよんでほしくないので、こうたくんとよんでもらいたいです。だって、お兄ちゃんよりとうまくんのほうが年がちかいんだから。

早く大きくなっていっしょにサッカーしようね。おじさんと友だちのように。今からぼくは、とってもたのしみです。

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