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2013年度作文コンクール入賞作品一覧

特別賞 「ことばって大切だ」

知多市立八幡小学校 2年 尾之内智也

ぼくは、ことばを大切にしたいと思います。

ときどき教しつで、「しね」と言っているのをきくと、いやなことばだなぁと、かなしい気もちになります。言った人は、しんだらどうなるのかわかっているのかなぁと、考えてしまいます。

ぼくがようちえんの年ちょうの時、ひいおばあちゃんがしにました。入いんしていた時は、車いすをおしてあげたり、おやつをいっしょにたべたりしました。そして、かならずあくしゅをしてかえりました。しわしわだけど、とてもあったかい手でした。でも、しんだらとっても手がつめたかったです。おそうしきのあと火そうばに行ってきました。ひいおばあちゃんはいなくなって、おこつをひろってもってきました。人はしんだら、本当にいなくなっちゃうんだなぁと、さびしくなりました。

この前テレビで、名ごやの中学生がいじめにあってしんだ、と言うニュースを見ました。その人は、友だちから「しね」と何回も言われていたと、おとうさんが教えてくれました。みんなから言われて、くやしかっただろうなあと思います。ふざけて言ったのかもしれないけど、言われた人はとってもくるしかったんだと思います。「しね」と言うことばはこころをこわすので、ぜったいに言ってはだめです。

ぼくは、友だちに「やめて」「いやだ」と、なかなか言えなくて、こまるときがあります。でも、言わないと友だちにわかってもらえないので、ゆう気を出して、言えるようになりたいです。

ことばは、みんなとなかよくするためにはひつようだけど、かなしくなるようなことばは、つかいたくありません。

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