2010年度作文コンクール入賞作品一覧
特別賞 「おまつりをいつまでも」
武豊町立緑丘小学校 3年 中川美晴
わたしは、ほ育園の年中のころから、おまつりのおはやしを習っています。さいしょは、つづみをやりました。三びょうしの曲や、テンポのはやい曲を十曲ぐらいおぼえました。いろいろなおじさんが教えてくれます。今はよこぶえを始めました。なかなか音が出なくて、目が回ってしまいます。でも、練習を重ねたら、音が出るようになりました。お姉ちゃんみたいに、じょうずになれるように、がんばって練習を続けていきたいです。
わたしの家ぞくは、おまつりが大すきです。とくに、じいちゃんは、毎日パソコンで、いろいろな所のおまつりを調べて、楽しんでいます。わたしは、じいちゃんに、はままつのおまつりや、大さかのだんぢりまつりにつれていってもらいました。三月から五月にかけては、知多半島のいろいろな所のだしまつりに行きます。
はままつのおまつりでは大きなたこがあがって楽しかったです。たけとよのおまつりにはないラッパがありました。だんぢりまつりは、お車のこうらんの上にのぼって、うちわをもってジャンプしたり、おどったりしている人がいました。お車は、曲がり角を急カーブで曲がります。とてもあぶないおまつりだと思いました。知多半島のおまつりは、お車の形やおはやしが、たけとよのおまつりと、けっこうにています。いろいろな所のおまつりを見たけれど、やっぱりわたしは、自分の所のおまつりが一番すきです。
わたしがさんかしているたけとよのおまつりは、百年ぐらい前から、やっているそうです。たけおじん社に、はやいスピードでお車が入って来るようすは、とてもかっこいいです。夜のちょうちんは、ぼんやりして、きれいです。わたしは、百年前からやっているなんて、すごいなと思います。みんなが力を合わせて、お車をまもっているから、百年もつづくのだと思います。昔は女の子はさんかできなかったそうです。わたしは、今の時代に生まれてよかったです。おまつりに、さんかできるからです。
わたしの目ひょうは、よこぶえで、全部の曲をおぼえて、お車にたくさんのることです。はやし方の古いハッピを着るのも、ワクワクします。昔から、みんなが着てきたボロボロのハッピだから、わたしはうれしいです。わたしたちのやっているおまつりは、昔ながらのぎょうじなので、大切にまもっていきたいです。これからも、百年ぐらい、いつまでもつづいてほしいです。
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