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2007年度作文コンクール入賞作品一覧

半田市長賞 「ぼくのいのち」

半田市立亀崎小学校 5年 中村直也

ぼくは、千六百二グラムで生まれました。片手で持てるくらいの小さな赤ちゃんでした。救急車で、半田病院へ運ばれて行きました。保育器という箱の中で生活しました。体重がだんだん増えて、二千四百七十グラムになって退院しました。

ぼくの名前は直也といいます。お父さんが素直にまっ直ぐ育つようにつけました。赤ちゃんのころの写真を見ると、お父さんがぼくをだっこして、ほ乳ビンでミルクを飲ませてくれています。ぼくは、この写真が好きです。

ぼくが小さい時、言葉をなかなか話さなかったので、お母さんは心配していました。今は小学五年生になり、しゃべりすぎて家族からやかましいと言われています。特に、アナウンサーのまねをして、話をするのが得意です。

歩き出すのもおそかったのですが、今は、陸上クラブに入って、がんばって練習しています。

家の近所に畑があります。ばあちゃんがトマトとゴーヤを作っています。ぼくは、たまに手伝っています。畑のことをばあちゃんとぼくは、直くん畑と呼んでいます。ぼくは、ばあちゃんの作るゴーヤの料理が好きです。四年生の時は、畑でトマトを食べ過ぎて、夕食が食べれなくなったこともあります。

ぼくは成長がおそかったため、小学校に入学する時、ひまわり学級に入りました。担任の先生は時にやさしく、時にきびしく色々な事を教えてくれました。給食を初めはほとんど残していましたが、だんだんたくさん食べられるようになりました。

担任の先生にすすめられて、スイミングスクールに入りました。クロールの練習をしています。今度進級テストで十二・五メートルに挑戦します。

小学四年生からは通常学級に入り、友達が増えました。放課になると、ドッジボールで遊びました。初めはボールをよく当てられていました。今はボールがとれます。時々人にボールを当てられます。

このごろぼくは、ニンテンドーDSのマリオカートDSをやっています。近所の友達と対戦しています。勝ったり負けたりして、とても楽しいです。

ぼくは小さく生まれましたが、家族や友達、近所の人や学校の先生、半田病院の職員の方々など、いろいろな人に支えられて大きくなりました。ぼくのいのちは、みんなに支えられているんだなと思いました。

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