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第21回 高校生福祉文化賞エッセイコンテスト

高等学校の先生方へ

高等学校の先生方へ

高校生福祉文化賞
エッセイコンテストとは

「福祉(ふくし)」という言葉の本来の意味は「人の幸せ」。人々の暮らしや社会の仕組みを安心・安全なものにし、誰もが尊重され、いきいきと健やかに過ごせるようにすることです。「人の幸せ」という普遍的な価値観である「福祉(ふくし)」をテーマに書くエッセイが、身近にある幸せを考え、自分を見つめ直すきっかけとなり、「福祉(ふくし)マインド」を育み、考え、行動することに繋がることを願っています。

本コンテストの活用事例

「相手に伝える力」を養うことができるエッセイは、社会で求められる学力の3要素〈思考力・判断力・表現力〉〈知識・技能〉〈主体性・多様性・協働性〉の育成に効果的です。様々な学びのシーンで活用いただいています。
ぜひ本コンテストにご応募ください。

Column 探究学習の進め方(例)

生徒自らが課題を立て、それに対して解決方法を見出していく学習です。
自分で答えを出そうという探究心と主体性を、いかに引き出せるかがポイントです。

  • 解決の必要性を自覚させ課題を見つけさせる
  • 対話・協働が生まれやすい環境を整える
  • 結果にたどり着くまで生徒の好奇心の持続に注視する

探究学習の流れ

point1課題・テーマの設定
生徒自身が課題を見つけられるよう、先生方が様々な体験活動や調べ学習活動によって、興味・関心を引く働きかけをしてください。
point2情報の収集
課題解決にはどのような情報が必要で、どのような手段で集めれば良いのか考える必要があります。生徒が主体的に情報を収集する活動を意図的に展開することが望ましいです。
point3整理・分析
収集した情報を整理・分析し、課題解決に繫がるカタチにしていきます。多面的・多角的な視点で思考する活動として位置付けることが重要となります。
point4まとめ・発表
調べてきたことをもとに、自分の考えとしてまとめ、発表することで、自分の考えや新たな課題が生まれる等、表面的ではない深まりのある探究活動に繋がります。

参考:文部科学省「高等学校学習指導要領」

ご指導いただいた
高等学校の先生方からの声

第20回高校生福祉文化賞エッセイコンテストの
実施時に先生方からお寄せいただいた
声を一部紹介します。

  • 2年生の選択授業「生活と福祉」で各自の調べ学習に入る前に、これまでの生活や体験学習で得た学びについて、振り返って考えをまとめたり、自分の関心事を認識して次の学びにどのように取り組むかを考えたりするために、本エッセイを活用しました。 (山口県立宇部高等学校)
  • 生徒の悩みやつまづき、家族や友人との人間関係、故郷や社会に対するまなざしなど、このエッセイには、多くの興味深い内容が含まれており、担任・副担任にとって、自分のクラスの生徒理解を行う上での貴重な言葉となりました。 (福岡県立輝翔館中等教育学校)
  • コロナの影響で人との関わりをもたせる実習がなかなかできない実情の中、過去、そしてこれからの自分が多くの人たちと出会い、支えあいながら生きていくことを意識するためにも、本エッセイの課題は大変役立っています。 (岐阜県立郡上高等学校)
  • 各福祉科目の学期末のまとめとして、自分の身の周りの福祉に関することを、このエッセイに書くことによって振り返り、福祉を身近な事柄(私事)として捉えられるようにしました。 (静岡県立掛川東高等学校)
  • 初めて1・2年とSDGsについて考え、研究活動を行ってきました。大学入試に向け、進路を考えるにあたり、それぞれの経験等の棚卸し作業と同時にどのような社会にしていきたいか考えてもらう機会となりえました。 (神奈川県立相模原高等学校)

「ふくし」を知る

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2022年テーマ別
応募数内訳

総数 6,842通

第1分野
ひと・まち・暮らしのなかで 2,909通
第2分野
スポーツ・文化活動を通して 1,800通
第3分野
わたしが考えるこれからの社会 2,133通