menu
第21回 高校生福祉文化賞エッセイコンテスト

エッセイの書き方ポイント

書く前に

  • point1

    エッセイとは

    エッセイとは、実体験や人から聞いた話等をもとに、自分の思いや考えを文章にしたものです。文体や語り口など形式に決まりはありませんが、日記とは違い、誰かに読んでもらうことが前提となります。「楽しい」「良かった」で終わらず、そう感じるに至った心の動きや背景等を掘り下げ、“読者”を意識して書くことが大切です。

  • point2

    エッセイの書き方のポイント

    • 自分の言葉で書く。難しい言い回しよりも、自分にとって分かりやすい言葉で書く方が気持ちを伝えやすくなります。
    • 題材や登場人物、専門用語には説明を加える。読者が理解しやすいように、必要な情報を文章に盛り込むようにします。
    • 会話文を交える。文章の中に会話文が入るとリアリティーが増し、読者が入り込みやすくなります。書き出しに迷ったら、会話文から入ってみても良いでしょう。
    • 書き言葉(文語)を意識する。「でも」は「しかし」と書き換えるなど、話し言葉(口語)と区別するのがおすすめ。特に「見れる」「寝れる」等の「ら抜き言葉」には注意を払うと良いでしょう。

書くときに

書き方のステップ・フロー

分野を決め、情報収集と考察
募集要項の3分野からどれに応募するかを決めます。関連情報を探り、様々な視点から深掘りします。
整理・まとめ
自分の思いや考えを、見えるカタチにまとめ直します。
本文を書く
自分の視点や考え方を意識して書き始めます。
題名を考える
本文を読み返して、インパクトのあるタイトルを考えます。
最終チェック
誤字脱字、段分け・改行についてチェックし、矛盾点がないか今一度見直します。
  • step1

    分野を決め、情報収集と考察

    体験したこと、授業やニユースで見聞きしたこと等、身近なところから自分との繋がりを考えてみましょう。そして、選んだ分野について、書籍やインターネットで調べたこと等を深掘りし、自分の気持ちや何を伝えるかを書き出してみましょう。

  • step2

    整理・まとめ

    エッセイの構成となる部分です。1で書き出したことをまとめ、読み手の気持ちも考慮しながら書く順番を考えてみましょう。

  • step3

    本文を書く

    2の構成にならって書き始めます。自分自身の視点や考え方を意識すると、より面白味のある、引き込まれる内容にできるでしょう。専用の応募用紙をぜひご活用ください。

  • step4

    題名を考える

    読み終えた後で「なるほど」と思うようなタイトルが効果的です。
    ユニークなタイトルであれば、読む前から興味を惹きつけられます。

書き終えたら

  • step5

    最終チェック

    書き終わったらじっくりと読み返し、同じ話の繰り返しになっていないか、矛盾がないかチェックしましょう。特に誤字や脱字は注意したいポイントです。

参考サイト