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INTERVIEW

石川 真美さん

医療と福祉の複合サービス施設の言語聴覚士として、
より多くの利用者様の社会参加を支援していきたい。

中央福祉専門学校 言語聴覚士科を卒業し、言語聴覚士として活躍する卒業生インタビュー。
今回は相談から医療・訓練を経て、社会復帰に至るまでの総合的で一貫したリハビリテーションサービスを行う、名古屋市総合リハビリテーションセンター(愛知県名古屋市)で勤務されている石川真美さんにインタビュー。

石川 真美さん

石川 真美さん

中央福祉専門学校 言語聴覚士科 2013年3月卒業
名古屋市総合リハビリテーションセンター 勤務

Q初めに、現在のお仕事について教えてください。

主に成人の方を対象とした、リハビリテーションを行っています。

Q具体的にどのような支援を行っているのでしょうか?

言語障害や高次脳機能障害、構音、嚥下障害などの評価/訓練を実施しています。また、介護保険サービスによる通所リハビリでの集団訓練。そのた、失語症友の会など社会参加の支援も行っています。

Q具体的にお教えいただいてもいいですか?

例えば、統合失調症の方に、「画面から人が出てくる」と訴えられたことがあります。この方は入院しているのが良い状態でしょうか?
病気の症状が強く表れていたとしても、この方にとっての現実とうまく向き合いながら、地域の中で暮らしていけるのであれば、入院が必ずしも良い状態であるとは思いません。この方にとっての良い状態はなにか、を一緒に考えていけるようにと思いながら勤めています。

Q仕事現場で、言語聴覚士として心がけている事を教えてください。

常に笑顔で、利用者様の気持ちに寄り添って話を傾聴しつつ、専門的な視点で評価・訓練を行うことです。

Q中央福祉専門学校で学んだことで、現在の仕事に活きていると実感することはありますか?

学内演習などで学んだ、評価や訓練の進め方、臨床家としての接遇についてですね。先生から厚く指導いただいたことは、現場に出て本当に活きています。

Q中央福祉専門学校では、卒業後のフォローもあると伺いましたが、同級生の方との交流は今でもありますか?

今でも相談したり、情報交換したりできるので、本当に心強い存在です。そんな仲間と共に学び、出会えたことは私の財産ですね。

Q言語聴覚士の仕事で、やりがいを感じるときはどのような時ですか?

やはり、日々関わらせていただいている利用者様のできたという笑顔が見られたときは大きなやりがいを感じますね。少しでもサポートできているのだなとこちらも嬉しくなります。まだまだ、迷うことや不安なこともありますが、同僚の方との意見交換などもできるので、日々成長していると思っています。ただまだ知識不足・経験不足だと感じることも多いですね。

Qどんな時に知識不足・経験不足を感じますか?

社会生活に困難さを感じる利用者様の多くは不安や葛藤を抱えており、どうすればその気持ちを軽減できるのか、リハビリの中で考えさせられることが多いです。

Q最後に将来の夢や目標を教えてください。

新しい知識や技術を勉強することで、専門性を高めることももちろんですが、医療サービスと福祉サービスの複合施設で働く身として、多くの利用者様の社会参加を支援していけるような言語聴覚士になりたいと思います。

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