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災害時医療・福祉コーディネート研修会を開催しました

2017年11月29日

 本学は、南海トラフ巨大地震発生時に備えて知多半島の社会福祉施設の被災状況を早急に把握し、医療・福祉支援を行うために、ITを活用した災害救急医療・福祉情報システムを構築することを目的として、半田市、インフォコム株式会社、藤田保健衛生大学、日本福祉大学の4者によるWGを立ち上げ、検討を進めてきました。

 今回、11月19日(日)に災害時、被災地における緊急医療・福祉体制の構築といったコーディネータの役割を学ぶ「災害時医療・福祉コーディネート研修会」が半田市庁舎にて開催され、約30名が参加しました。通常、DMATのロジスティック研修は国では2日間、愛知県でも1日かけて実施されていますが、今回は半日で基礎的な部分を学ぶプログラムで行い、且つ医療と福祉の両方から対応することの重要性を学ぶ貴重な研修として開催されました。

 午前中には同日に開催された半田市総合防災訓練の災害対策本部に災害救急医療・福祉情報システム構築WGのメンバーが加わり、これまで検討してきたシステムを活用して実際に各避難所から集まった情報の分析などを行いました。参加者は藤田保健衛生大学の平川昭彦教授から熊本地震での支援の経験を踏まえ、指揮命令系統の構築の重要性などを学びました。

 続く研修会では、熊本地震において現地で活躍された藤田保健衛生大学の平川教授だけでなく、業務調整員として指揮をとられた田川良一氏や看護長として医療的支援に携わった鈴木朝子氏、福祉の視点で医療チームと連携し支援に携わった本学、原田正樹減災連携・支援機構長からの報告やインフォコム株式会社の鍋嶋保志氏による災害時におけるネットワークの使用方法についての説明などが行われました。

 研修会の締め括りとして、災害が起きたと仮定したシミュレーションも行われました。シミュレーションは2つのグループに分かれ、それぞれのグループでリーダーや情報収集などの担当を決めることから始め、ホワイトボードを活用した情報の整理(クロノロ*)、必要な物資を確保するための電話掛けなど約1時間、緊張感のある中で行われました。

 災害はいつ起きるか分かりません。実際に参集できる人の保障もない中で、限られた体制で何ができるのか、実際にシミュレーションすることで課題や各個人や組織として平時から備えておくべきことなどを整理する貴重な機会となりました。

*クロノロ:クロノロジー(chronology)のことであり、時系列で活動の記録を示すこと

最後に参加者へ半田市より修了証が手渡され、研修会が終了しました。

研修会プログラム

内容 登壇者
災害医療・福祉コーディネートの目的 平川 昭彦(藤田保健衛生大学 医学部
災害外傷外科 教授)
災害医療提供と法令
災害支援チームとの連携
医薬品・医療資機材・福祉品の供給
災害医療コーディネートの実際(熊本地震にて) 鈴木 朝子(藤田保健衛生大学 看護部 看護長)
田川 良一(藤田保健衛生大学 外来医事課 課長)
原田 正樹(日本福祉大学 学長補佐、
減災連携・支援機構長)
災害時医療・福祉ネットワークの使用法 鍋嶋 保志(インフォコム株式会社)
グループワーク(行動計画・立案)