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社会福祉学部の学生たちが子ども食堂でクリスマス会を企画・開催しました

2016年12月28日

 日本福祉大学では、地域貢献をテーマに正課科目『地域研究プロジェクト』を開講しています。本科目は、課題解決型学習手法のPBLを導入したもので、現在、科目内で7つのプロジェクトを展開しています。その1つである、「子ども・若者応援プロジェクト(指導教員:新美晃代社会福祉学部非常勤講師)」に所属する学生7人が半田市乙川地区で、子どもたちの生きる力を育む環境づくりに取り組む「おっかわ寺子屋ちょっこり」と合同でクリスマス会を12月17日に半田市乙川公民館で開催し、活動に通う子どもたちや関係者など合わせて31人が参加しました。

※プライバシー保護のため、本記事に掲載している画像の一部を加工しています。

 同プロジェクトでは『子どもの育ちに“寄り添う”とは ~児童の生活支援から考える~』をテーマに、半田市における不登校児の支援の現状について調査するグループと、ちょっこりが企画する「子ども食堂」事業に参加するグループの2つの取り組みを展開しています。今回の活動は、“ちょっこり”に通う子どもたちにクリスマス気分を味わってほしいとの願いから同団体と共催で開催され、学生が企画から運営を担いました。
 学生たちは、ゲーム企画やフェルトや色紙を使った手作りのクリスマスツリーを子どもたちと一緒に制作するなど、この日のために10月下旬から準備を進めてきました。特に企画するゲームは、参加する子どもたちの年齢差(小学校1年生から中学校3年生)があることから、全員が楽しめることを第一に考えられました。そして当日、メンバーは9時に会場に集合し、部屋の飾りつけなどに追われているうちに、開催を待ちわびた16人の子どもたちがやってきました。3つのグループに分かれて、まず最初に行われたのは「ことばだせだせゲーム」です。このゲームは野菜や魚など特定の種類に該当するものを“マス目の付いた用紙”に、特定の時間内に数多く書き込んでいくものです。それぞれのグループに学生が2人ずつサポート役として加わり行われましたが、司会から出されたお題に対して、矢継ぎ早に答えたり面白おかしい言葉を思いつき笑う姿が随所に見られました。次に行われたのは「いろいろビンゴゲーム」です。先ほど“マス目の付いた用紙”に書かれたものをビンゴカードとして活用するものです。それぞれのマス目に書かれた言葉を記載し小さく折りたたんだ紙を学生が選び読み上げる予定でしたが、拡声器を使うことを知った子どもが司会役を願い出て進められました。実は企画されるゲームの商品はクリスマスケーキに載せるトッピングであることから、読み上げられるたびに会場から大きな歓声が沸き上がりました。

 ちょっこりのスタッフがこの日のために腕によりをかけて調理した昼食を全員で食べて、隣接する大ホールで走り回った後に午後の企画が始まりました。まずはスタッフや学生による余興が行われました。現在流行している“ピコ太郎”に変装したスタッフによる「PPAP」が披露され、学生によるフラッシュモブが続きます。子どもたちは一緒になって歌いだしたり踊ったり笑い合っていました。そして、いよいよクリスマスケーキの制作です。「パティシエ選手権」と題して行われ、これまでのゲーム企画で商品として配られたトッピングを使い、手作りのケーキをグループごとに作っていきます。初めてケーキを作る子どもも多くおり、生クリームの塗り方やトッピングの載せ方など個性あふれるケーキが出来上がりました。また完成したケーキの食べ方も個性あふれたものとなり、包丁で切り分けて食べるグループもいれば、ホール状のまま各自がスプーンで食べるグループもいるなど、子どもたちは満面の笑顔を見せながら美味しそうに頬張っていました。クリスマス会の最後には、プロジェクトに昨年度参加した3年生から手作りのクッキーが配られました。

 クリスマス会の企画や運営を担った社会福祉学部2年の佐藤恵里子さんは、「活動に参加する子どもたちがこれまでと違った関わりや盛り上がりを見せてほしいと考え企画した。準備は大変だったが、ボランティアの方々からの支援もあり、子どもたちが喜んでくれて何よりうれしかった。子ども食堂というと貧困というイメージを持ってしまいがちだが、子どもたちはそんなことなど考えてはいないことを知ってほしい。そして取り上げられるようになってきた子ども食堂が一過性のブームではなく社会全体の問題として多くの方が真剣に考えるようになってもらいたい」と感想を話しました。また、新美講師は「プロジェクトで掲げた3つの学習目標(※)を学生たちは体現した結果、目に見えて成長する姿が見られた。ちょっこりのスタッフからも『学生が居なければ企画は実現しなかった。本当の意味での共催だった』と聞いている。今回の企画により体現し学んだ一連のプロセスを自らの学習に活かすだけでなく、より多くの子どもたちに伝えてほしい。参加する学生にとってプロジェクトは今年度で終了するが、時間があれば引き続き活動に参加してほしい」と学生の成長と期待を語りました。

◆子どもたちの笑顔があふれる一時となりました

※子ども・若者応援プロジェクトにおける学習目標:

  1. 子どもの成長発達に影響を与える環境・関わりを理解し、自分自身の言葉で伝えることができる
  2. 多様な価値観を受容し、子どもにとってよりよい環境を構築するための方策を他者と協同しながら思考することができる
  3. 多様な人々と関わるためのコミュニケーション方法を身に付け実践することができる

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