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中村強士ゼミナール(社会福祉学部)ゼミフィールドワークレポート

2013年12月27日

 社会福祉学部では、入学時からゼミナール教育を導入しており、1年次は導入教育としての『総合演習』、2年次は4つのコースに分かれた上で『基礎演習』を学び、そして3・4年次の『専門演習』へとつなげていきます。自らの研究テーマを見つけ、その研究成果をまとめる『卒業論文』は、3・4年次の2年間所属する専門演習ゼミナールで、自分が希望する担当教員のもと学習・研究を進め完成させます。“現代社会における保育・子育て支援を考える”をテーマに学びを深める中村強士准教授3年生ゼミナールでは、夏休み期間を利用してフィールドワーク(ヒアリング調査)が開催されました。

 今回の調査は名古屋市南区をフィールドとして、地域子育て支援のあり方について研究することをテーマに実施されました。また、研究により『3年生前期での学びを現実のものにすること』『ヒアリング調査の意義と方法を身につける』『PDCAサイクルを技術として身につける』の習得を目的としました。学生たちはサブゼミ*1を組織して、ヒアリング先の選定や訪問対象先についての事前学習をすすめました。またゼミナール時間では、主任児童委員や地域子育て支援、調査地域などの理解が進められました。

 フィールドワークは8月29日・30日の2日間にかけて実施され、中村ゼミの3年生14人が参加しました。学生たちは4つのグループに分かれて、子育て支援に関わる施設・事業所など12か所への聞き取りを実施しました。
 主任児童委員へのヒアリングでは、“みなみ子育てネット”代表でもある山田一枝さんが学生の調査に応じました。みなみ子育てネットとは、名古屋市南区における子育て環境の整備にむけて、関係機関・団体とのネットワークを構築する組織として設立され、子育て情報の収集や発信、交流会などを行っています。みなみ子育てネットが発行する情報誌は、病院や販売店舗で設置されるほか、第一子誕生後に児童委員が行う赤ちゃん訪問時に配布されています。学生たちは、相談を受ける頻度や子どもからの相談の有無など、事前に用意した内容を基にヒアリングを行いました。一方、主任児童指導員からも携帯電話やSNSの利用について、学生に質問が投げかけられるなど、大いに盛り上がりました。最後に山田さんは、「子育ては時代とともに変わっていくものだが、伝えていくべき情報をしっかり浸透させることが大切。より良い子育て環境の実現を目指していきたい」と語りました。

 社会福祉士国家試験受験資格取得に関わる現場実習による中断期間を経て、フィールドワーク報告会が11月29日(金)に開催されました。学生たちはフィールドワーク報告書を事前に作成し、中村准教授の添削を複数回受けており、1グループ10分で報告しました。

中村強士准教授より

 本ゼミでは「現代社会における保育・子育て支援を考える」をテーマに、まず「子どもの貧困」について共同学習した上で、夏のフィールドワーク(ゼミ合宿)に臨みました。調査地に選んだのは名古屋市南区。比較的低所得者の多い住民を支える「みなみ子育てネットワーク」加盟の施設・事業所等をフィールドに関係者へのヒアリング調査を実施しました。
  私もゼミ生に同行しましたが、予定外の調査であっても各自の問題関心にそって適切な質問をしていたのが印象的です。調査にご協力頂いた方々からも、そんなゼミ生の関心や意欲をほめて頂いています。
 ゼミ生のほとんどは昨年も私のゼミ生でした。2年次から比べると知識が増えているだけでなく問題意識も強くなり、行動力も磨かれています。事前学習及び事後学習を含めた「調査報告書」にはそのことが表現されていました。卒論をいっしょに取り組むのがとても楽しみです。

◆(写真左)報告会の前に行われたフィールドワークの打ち上げ(11月22日実施)
(写真右)調査結果を纏めたフィールドワーク報告集

*1:学生により自主的に組織された学びの場

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