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第7回福祉教育研究フォーラム
「福祉教育の広がりと深まり」を開催しました

2013年7月24日

 福祉教育研究フォーラムは2007年に第1回が開催され、それ以降毎年、東海地区を中心に全国から教育関係者が集まり、福祉教育の現場が抱える問題と課題について議論を深めてきました。今回で7回目となる本フォーラムは、「福祉教育の広がりと深まり」をテーマに7月21日(日)、本学名古屋キャンパスで開催され、高等学校や大学の福祉教育に携わる教員、学生ら約150人が参加しました。

◆主催者の挨拶:左から、二木立・日本福祉大学学長
村松利之・愛知県立高等学校福祉教育研究会/愛知県立高浜高等学校校長
竹内均・三重県立高等学校福祉教育研究会/三重県立朝明高等学校校長

シンポジウム「福祉教育の広がりと深まり」

 コーディネーターを務めた原田正樹・日本福祉大学学長補佐は、高校福祉科が「介護従事者養成」に焦点化していく動向のなかで、「小中高大、発達段階で福祉教育の体系を考える必要がある」と問題提起を行いました。そして、愛知県内では社会福祉協議会と学校が連携して、質の高い福祉教育をめざした取り組みが試みられていることを紹介。市内に福祉系高校があり積極的に地域を基盤とした福祉教育を実践している市社協と、ICF(国際生活機能分類)の視点を導入した福祉教育をモデル的に展開している障害者自立支援協議会の取り組みなどを通して、福祉教育の本質と展開方法について考えていきました。

 愛知県の江南市立布袋北小学校5年生を対象に「総合的な学習の時間」で取り組んだ福祉教育の実践を報告し、「疑似体験により障がいを理解させるのではなく、障がい当事者と交流するなかで、人間関係を豊かに育むことができるのか、この点を学習目標にした」と語る、伊藤光洋氏(江南市社会福祉協議会 福祉活動専門員)

 愛知県武豊町・美浜町・南知多町の3町合同で取り組んだ、知多南部地域自立支援協議会での「ICF(国際生活機能分類)の視点を取り入れた福祉教育ハンドブック作成事業」の実践を報告し、「“福祉教育”という視点から入ると、教育委員会(指導主事)との関係が築きやすい、また、教育関係者が関わることで、福祉関係者が使う専門用語を子どもたちが理解できるかどうかを点検することができた」と語る、坂本ちひろ氏(知多南部相談支援センターゆめじろう相談支援専門員・本学卒業生)

 シンポジウムは午前中で終了し、午後からは3つの分科会にわかれて、今後の福祉教育実践に向けた熱心な議論が行われました。

第1分科会「福祉を学ぶ高校生がかかえる課題」

 高校現場での課題を明らかにすることで、福祉教育の教育内容や指導方法、また、社会福祉現場実習のあり方や取り組ませ方などの方策を探っていきました。

※事例報告:愛知県立海翔高校・愛知県立宝陵高校・名古屋市立西陵高校

第2分科会「『介護過程』における授業実践」

 新学習指導要領で登場した「介護過程」をどのように授業展開したらよいのか、また「介護実習」やその他の科目とどのように連携しながら進めていくべきなのか、事例報告を通して情報交換を行いました。

※事例報告:三重県立伊賀白鳳高校・名古屋市立西陵高校

第3分科会「青年期のキャリア形成 −高校生・大学生の福祉の学びと進路−」

 福祉を学ぶ高校でのキャリア教育支援の具体的な取組や実践内容を報告。大学生活にどのように繋がるのかを紹介し、福祉を学ぶ高校生・大学生の将来を見据えたキャリア教育支援を考えていきました。

※事例報告:三重県立朝明高校・愛知県立一宮北高校

《写真左から、第1分科会、第2分会、第3分科会での様子》

実践発表「全国高校生介護技術コンテストに向けた取組」

 愛知県で初めての高校生介護技術コンテストが7月20日(土)、県内の10校が参加して開催されました。愛知県立高浜高校での校内選考の様子、コンテスト本番に向けた準備などの取り組みが紹介されました。

《写真左:高浜高校での練習の様子 -介護対象者のスケッチを書いてイメージ、
写真右:第1回愛知県介護技術コンテスト》

総括講演「高校教育における福祉教育・授業づくりの現状と展望」

 最後に全体を総括して、国立教育政策研究所教育課程研究センターの矢幅清司調査官が講演を行いました。矢幅氏は豊富なデータに基づき、現在の日本が置かれている状況を説明して、「制度改正が一段落した今こそ“授業”づくりに取り組んでいただきたい」と語り、フォーラムは終了しました。

矢幅清司氏(国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官 併任 
文部科学省初等中等教育局高校教育改革PT児童生徒課産業教育振興室教科調査官)

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