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活動における評価
サービスラーニングによって培う力は、「自己形成力」です。よって自己形成評価を中心にした学習者による総合評価(reflection:リフレクション)が必要になります。この場合、教師による評価は、その学生自身が自己形成評価をできるようになったか否かを、「絶対評価」によってみることです。つまり「相対評価」ではないところに特徴があります。
絶対評価をしていくためには、教師の主観だけに陥らないように多面的な評価指標が必要です。そこで本取組では「トライアングル・リフレクション」の実施と評価体制をつくります。「トライアングル・リフレクション」とは学生・NPO(活動先)・大学による三者関係によって、総合的な評価体制のことをいいます。
ここでの総合評価とは、@学生の「自己形成力」の達成度、Aプロクラムに関与した教職員の介入・支援のあり方、Bプログラムの効果、C体制・組織の課題について点検、検討を含め考えています。
「自己形成力」の達成を評価する視点と方法
●学生個人:ポートフォリオを活用。
ポートフォリオを活用したreflectionを重視する。
学習者自身の自己形成評価
- 自己変容
- 獲得した力
- 今後の学習への展望
●グループ間: クラスの学習者同士の相互評価を大切にする。
グループディスカッションとメッセージシートの活用。
- その人の優れていた点
- その人から助けられたこと、教えられたこと
- その人へのメッセージ
●学生と活動先: 活動先からの活動評価を受ける。
- 活動の効果
- 活動の改善点
- 活動への期待
●学生と教員: 教員による学習支援
- 学生の変化(気づきの促し)
- 学生に必要な学習支援(知識、技術)
- 今後の学習むけたアドバイス)