「福祉(ふくし)」という言葉の
本来の意味は「人のしあわせ」です。
人々の暮らしや社会のしくみを安心・安全に、
そしていきがいを持ち健やかに過ごせるようにすることです。
そう考えると、一人ひとりの思い描く
「ふくし」があっても良さそうです。
あなたの身近な体験を通して感じた
「ふくし」への思いを
エッセイにまとめてください。
毎日過ごしている見慣れたまちの景色、古くから伝わる祭りなどの行事や習慣、そこで暮らす家族や親友、知り合った人たち。あなたはこれまでいろいろな人と出会い、語り合ってきたことでしょう。ふだんの暮らしから生まれる心温まる体験や思い、伝えていきたいまちの魅力など、あなたのとっておきの話を聞かせてください。
東京オリンピック・パラリンピック開催決定もあって、スポーツへの関心が高まっています。スポーツは、性別や年齢、障害の有無、さらには国境を越えて人とつながりをもてる手段の一つ。
また、少子高齢社会のなか、生涯にわたり健やかな暮らしを支えます。部活動や観戦を通して感じたスポーツへの思い、歴史や文化などいろいろな角度から語ってください。
グローバル化が進む今日。私たちのふだんの暮らしのなかで、外国の方と接したり、共に生活したりする機会や場面が多くなってきました。あなたが異文化・多文化に触れて感じたこと、世界で起こっているニュースで関心をもったこと、取り組んでみたいことなど、グローバルな社会についてのあなたの思いや体験を通じて感じていることを語ってください。
新聞やテレビで取り上げられるニュースで「どうして?」と感じたことはないでしょうか。「選挙で投票すると何が変わるの?」「虐待ってなぜ起きるの?」「災害や大事故をどう乗り越える?」「世界各地の紛争や貧困問題、テロはなくならないの?」など、身近なことから国際問題までさまざまな「どうして?」についてあなたの思いを伝えてください。
第16回高校生福祉文化賞エッセイ
コンテスト 受賞者アンケートより
アーティスト。2005年日本福祉大学卒業。人々を元気にしたいという思いから、青・赤・黄3色でアート制作。2012年から「MAKE smile Project」を掲げ、似顔絵を描くことで、世界中で出会った人を笑顔にしつづけている。その他、各種イベントでのライブペイント、高等学校への講演など幅広く活躍中。