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2010年度の学位記授与式が3月19日(土)、美浜キャンパス体育館で執り行われました。大学院からは博士課程6人と修士課程89人、学部通学課程では1,129人、そして通信教育部から1,473人、合計で2,697人が本学から巣立ちました。
その一週間前には、未曾有の被害を招き国内観測史上最大となった東北地方太平洋沖地震が発生しました。本学では対策本部を設けて支援や危機管理に関する取り組みを始めています。この日、開式に先立って、大震災で亡くなられた方々への祈りを込めた黙祷を出席者全員で捧げました。
◆ひとりひとりが思い出を胸に、新たな人生の一歩を踏み出しました。
加藤幸雄学長は式辞で「無縁社会」と言われる人間関係の希薄な現代、自分を大事にするのと同じように人を思いやることの大切さを訴えました。卒業生を代表して答辞を述べた情報社会科学部の早川紗彩さんは、ゼミや大学祭に取り組んだ経験から実感した仲間や地域の方とのつながりと絆について話し、厳しい社会でも手を取り合って前に進む決意を語りました。また、在学中の顕著な活躍をたたえる学長表彰には、スポーツ競技で成果をあげた3人が選ばれました。

◆お世話になった先輩方を見送りに、たくさんの在学生も集いました。
| 博士: | 中田雅美さん(社会福祉学研究科) |
|---|---|
| 修士: | 伊藤 鏡さん(医療・福祉マネジメント研究科) |
| 学士: | 大塚美里さん(社会福祉学部) 溝口翔一さん(経済学部) 大石友子さん(福祉経営学部) 入江祐介さん(情報社会科学部) 大沼治芳さん(通信教育部) |
| 竹内修平さん | (アメリカンフットボール部所属、ノートルダム・ジャパン・ボウル2009日本代表選手、福祉経営学部) |
| 宮島徹也さん | (車椅子バスケットボール 2008北京パラリンピック、広州2010アジアパラ競技大会日本代表選手、情報社会科学部) |
| 倉津圭太さん | (ラグビー部所属、聴覚障害者ラグビー日本代表チーム主将、経済学部) |

◆美浜キャンパスでは、大震災への支援の一環として、募金活動も行われました。
20110323
本学では毎年、「日本福祉大学セミナー」を全国各地で開催し、本学の教員が講師を務める文化講演会、在学生のご父母や同窓生との懇談会などを実施しています。2月26日(土)には、岡山市内に会場を設け、「新たなふくし社会を考える 〜こころがつながる『地域』とは?〜」をテーマにした日本福祉大学セミナーin岡山が開催されました。このセミナーは、本学の岡山県地域同窓会が中心となって実行委員会を組織し、開催準備を進めてきました。無縁社会や格差社会という問題に象徴される、地域における人や家族のつながりの希薄化と、その解決に向けた「ふくしの課題」を考える本セミナーには、中国・四国地域を中心に180人を超える参加者が集まりました。
記念講演は、学長補佐の平野隆之教授が講師となり、「地域福祉は、社会関係づくりを担えるか」と題して行われました。NHKテレビ番組「ナビゲーション」(中部7県放送)に出演し、地域で孤立化が進む高齢者の見守りについて解説した平野教授は、施設福祉と在宅福祉の対峙という従来の地域福祉の枠組みを超え、コミュニティが主体となって様々な地域資源を活かしながら、福祉課題の解決を担える社会関係づくりが重要であることを強調しました。そして、北海道や神奈川県、大阪府などで進む実践について、映像資料も交えながら具体的に説明されました。
◆平野隆之教授の基調講演
これに続き、三つの分科会が並行して行われました。第一分科会「地域がつながる福祉〜無縁社会となる前に〜」では、記念講演の焦点にもなった社会関係づくりに岡山県内で取り組む5人のシンポジストによる実践報告がされ、無縁社会への課題解決について話し合いました。コメンテーターとして平野教授が引き続き出席、他の事例や情報が話題提供され、議論が深まりました。

◆左から第一、第二、第三分科会の様子
第二分科会は「朝日訴訟の現代的意味を考える〜当事者主権の視点から〜」と題して開催され、社会保障問題を専門とする笛木俊一社会福祉学部教授のミニ講演を基調に進められました。半世紀前に生存権をめぐって争われた朝日訴訟が、社会情勢や経済が大きく変わった現代が抱える課題にも多くの教訓を残していることが感じられる分科会になりました。
また、「福祉経営を考える」をテーマに掲げた第三分科会では、社会福祉法人の経営に携わる方々による鼎談を行い、人材育成や処遇、組織の管理運営から職場の雰囲気づくりなど、幅広い経営課題について話し合われました。本学の同窓会会長で、義肢装具の制作会社を経営する奥村庄次氏がコメンテータとして出席し、企業経営者としての視点や仕事について発言いただきました。

◆フィールドワークで訪れた国立療養所長島愛生園
このほか、特別講座としてフィールドワークを用意、瀬戸内海に浮かぶ長島にあるハンセン病療養施設「国立療養所長島愛生園」を希望者が見学するプログラムも実施され、ハンセン病治療や患者に対する差別などの歴史について学ぶ、貴重な機会となりました。
◆懇親会の様子
最後に行われた懇親会では、岡山でのこころつながる地域福祉の推進に向けて、活発に意見が交わされました。また、次年度のセミナーは岩手県地域同窓会が主体となって開催されることが報告され、今年度同様、充実したセミナーに期待する声が聞かれました。
20110317
経済学部「いもやプロジェクト」のメンバーは、3月3日(木)に美浜町役場へ山下治夫町長を訪ね、今年度収穫した「てんてこ米」を進呈してきました。てんてこ米は、地元美浜町の農家の方の田んぼを借り受け、技術面でもご指導とご協力をいただきながら学生が育てたお米です。連携包括協定を結ぶ本学と美浜町では、こうした様々な分野・形態のコラボレーションを重ね、双方の特色と資源を活かしています。

◆3人の学生から山下町長へ「てんてこ米」が手渡されました。
美浜町役場を訪れたのは、米作りに取り組んだ経済学部2年生の小笠原一樹さん、杉田富さん、古田拓也さんと、上田和宏学部長や渡邉敏生准教授ら教職員4名。学生が手植えから農作業を重ね、収穫後は販売やオリジナルメニューの考案にも取り組んだという報告を聞いた山下町長は、「第六次産業(第一次産業の生産者が、第二次・第三次にも取り組んで利益を得ることの造語)を実践できるのは、豊かな農林水産業を誇る美浜町にある日本福祉大学経済学部の強みですね。どんどん積極的にチャレンジしてください」と称賛。受け取ったてんてこ米を見て、昨年の猛暑を受け小粒な作柄ではあるが、十分な収穫量だったことを評価されました。
◆地域と学生・大学の連携が生む可能性を話題に、懇談は弾みました。
懇談は予定時間を過ぎても続き、美浜町や知多半島の多様な農業・漁業資源を生かした特産品作りなど、地域活性化の話題で盛り上がりました。また、山下町長に手渡されたてんてこ米の一部は、美浜町役場ロビーの展示コーナーでも紹介されることになりました。新学期まで、まだ一ヶ月近くありますが、今年のプロジェクトや農作業の構想・準備はすでに始まっています。引き続き、いもやプロジェクトの活動にご期待ください。
20110307
日本福祉大学には、学生専用の指定アパート制度があります。1983年に本学が美浜キャンパスへ移転した当時より地元の方々との協力体制を築き、美浜町、南知多町内海、武豊町で家主組合を結成、2,100室もの学生専用アパートが運用されています。それは居室の提供にとどまらず、日常生活の相談や支援もいただき、親代わりのような存在になっています。
美浜町日本福祉大学家主組合では、学生の課外活動に対する顕彰制度も実施しています。多様化する学生とその活動に合わせて対象を下宿学生に限定せず、様々な取り組みの意義や成果から選考し、奨励金を給付いただいています。2010年度の表彰式は2月23日(水)に美浜キャンパスで行われ、組合長の都筑長武さん、副組合長の田島裕二さんから賞状と奨励金が4団体・1個人の受賞者に手渡されました。
◆家主組合長の都筑さんから表彰を受けた受賞者の皆さん。
「これからの活動に大いに役立てます」と、思いを新たにしていました。
「トゥクトゥク」は、国際福祉開発学部の海外フィールドワークがきっかけとなり、カンボジアの児童買春被害者支援に取り組んでいます。更生施設の子どもたちが作った商品を大学祭やフリーマーケットで販売し、還元する活動が評価されました。
「篠島勝手に盛り上げ隊」は、社会福祉学部でのゼミで「まちづくり」をテーマに活動を開始。篠島を何度も訪れ地域の方々との交流を続けることで信頼関係が築かれ、観光PRや清掃、教育支援などの幅広い活動が「勝手でない」ほどに充実していることが評価されました。
障害者レクリエーションを支援する「ボランティアサークル白夜」は、名古屋市や知多半島内での持続的な活動のほか、三重県熊野市で開催された「響鼓in熊野2010」の運営に携わり、感謝状を贈られたことなどが評価されました。
パソコンを使って講義内容を入力し、聴覚障害学生の受講をサポートする「パソコンテイク」に取り組む「PCT(パクト)」では、2人1組になって交互に入力作業をします。講義スタイルが多様化している状況で、教員とも連携して聴覚障害学生の学習保障に努める取り組みや、講義以外にも活動範囲を広げていく姿勢が評価されました。
個人で表彰された子ども発達学部2年の平井風輝さんは、社会人マーチングバンドに打楽器・パーカッション担当として参加。マーチングバンド・バトントワーリング全国大会での最優秀賞や上海万博でのゲスト演奏といった実績に加え、美浜町立野間小学校や地元・長崎の高校でマーチング指導にも携わっていることが評価されました。
20110224
日本福祉大学は、北海道から九州までの各地に存立する社会福祉法人14団体と提携し、法人の経営や事業、人材育成などのテーマについて学び合う提携社会福祉法人サミットを毎年開催しています。さる2月19日(土)、「新しい時代に求められる社会福祉法人の使命、役割について」を全体のテーマに、第4回目のサミットを名古屋市内で開催。提携社会福祉法人から33人が参加し、知多地域の社会福祉法人や団体などからも14人が加わり、2日間にわたる議論が行われました。

◆社会福祉法人の改革の方向を探るため、全国から参加者が集まりました。
最初に、参議院議員で厚生労働副大臣の大塚耕平氏を講師に招き「『新しい公共』の考え方」と題した講演をいただきました。内閣府の「新しい公共」推進会議が構想する「支え合いと活気がある社会」について、事業の公的・私的な性格や担い手としての官民の、これからのあるべき姿・役割を示しながら、分かりやすく話されました。

◆「公共とは協働による和」と力説する大塚耕平氏。
これに続く分科会は「社会福祉法人の経営・運営の視点」「社会福祉法人が地域の福祉・ネットワークづくりに果たす役割」「成年後見制度推進に向けた社会福祉法人の関わり」をテーマに、翌日まで順次開催されました。それぞれの分科会を担当した法人からの報告を受けて質疑が行われ、1日目の分科会終了後には懇親会もあり、議論や意見交換が深まりました。
◆懇親会では、日本福祉大学の学生による和太鼓演奏もアトラクション披露されました。
20110223
日本福祉大学の「建学の精神」は、本学の前身である中部社会事業短期大学が1953年4月に開学したときに、創立者の鈴木修学先生によって定められました。現在までの60年近くにわたって常に私たちの拠りどころであり、それはいつの時代も瑞々しい輝きを放っています。
この建学の精神の一節が、子ども発達学部の大和田孝士教授によって書写され、学長室に掲げられることになりました。大和田教授は、特別支援教育を専門に教える一方、書写や書道教育にも長年携わってきました。建学の精神に感銘を受け、筆をとられたとのことです。書は学長室に寄贈され、学長の執務席から正面の壁に掲げられることになりました。
今回、書写された一節は以下の通りです。


◆「建学の精神」の書と、大和田孝士教授(右)、加藤幸雄学長(左)。
20110210
日本福祉大学では、北星学園大学・熊本学園大学との戦略的大学連携支援事業の一環で、「SDの必要性〜これからのSDとは〜」と題した事務職員向けの研修会を2月8日(火)に開催しました。SD(スタッフ・ディベロップメント)とは、事務職や技術職などの大学職員を対象とした、管理運営や教育・研究支援までを含めた資質向上のための組織的な取組を指します(中央教育審議会による)。また、研修会の内容は三大学間で共有するe-learningコンテンツの開発にも活かされます。
講師には、愛媛大学で教育・学生支援機構教育企画室の副室長を務める秦敬治准教授をお招きしました。秦准教授は、20年間におよぶ私立大学職員のキャリアを経て高等教育経営や人材育成、リーダーシップを専門とする教育・研究者になられた方です。大学職員の能力開発について、職員個々人の強みや希望、生きがい・働きがいが大学の目標や事業計画との接点を持つことで、人材として成長するというサイクルを示しました。また、職員が自分自身を知るために、スタッフポートフォリオという手法を用いて自己分析を深め、大学もそれを共有することの大切さにも触れました。そして、これらを単発・イベント的でなく、継続して行うことで成果とモチベーションが引き上げられると力説しました。
◆ご自身の経験や実践が受講者や大学のケースに当てはめられ、説得力のある内容でした。
出席した本学の職員からは、SDのプログラム作りや運用についての質問が活発に出され、60分間という限られた時間でしたが、たいへん充実した研修になりました。

◆講義は収録され、連携大学間でe-learning研修教材としても活用されます。
20110209
1月31日(月)から2月1日(火)にかけて、半田キャンパス・情報社会科学部の4年生全員が参加する卒業研究発表会が行われました。発表会は、4年間の学習・研究の集大成として1995年度入学の第1期生から毎年実施され、今回が13回目です。
2日間で101人の学生が、所属する研究室ごとに分かれて発表を行いました。持ち時間12分のうち、8分を発表に、4分が質疑応答に与えられ、内容もさることながら、プレゼンテーションにもしっかりとした準備が求められます。学生は発表資料やパワーポイントの作成、そしてスピーチの練習を重ね、緊張しつつこの日を迎えました。研究のテーマは、「プログラミング」、「データベース」、「人間工学・ユニバーサルデザイン」、「環境問題」、「地域づくり・まちづくり」、「企業の経営戦略」、「福祉機器・福祉用具」、「高齢者・障害者問題」、「心理学」、「生涯学習」など、情報社会科学部ならではの幅広い分野に渡りました。
◆全員がパワーポイントを用いて、決められた時間内で順番に発表を行いました。
2月1日の14時からは、学部教員による推薦、審査によって選抜された10件の卒業研究を対象とした「優秀論文発表会」が開催されました。この発表会では、企業・団体、高等学校などから外部審査員を招き、最優秀賞を選出しました。最優秀賞に選ばれたのは、「肢体不自由者を対象とした列車乗換検索システム」を発表した山林由加子さん(宇野研究室)と、「知多半島におけるキツネの生息環境と生息状況」を発表した鷲澤野乃香さん(福田研究室)。研究内容とプレゼンテーションがともに高い評価を得ました。

◆審査員講評では、坂野博幸・半田東高校校長から、より共感を得られるプレゼンテーションについて助言をいただきました。

◆加藤幸雄学長から表彰を受けた最優秀賞の鷲澤さん(左)と山林さん(右)。
卒業研究発表会に引き続き、在学生が企画運営する打ち上げパーティーが開催されました。優秀論文発表を行った10人があらためて表彰され、お世話になった指導教員や、ともに学んだ仲間同士との懇親を楽しみました。また、運営スタッフが取り寄せたバラエティに富んだ食事やスイーツが並び、パーティーは最後まで賑わいました。
◆岡川暁学部長の音頭で乾杯。テーブルに分かれて懇親が進みました。
今年度で、情報社会科学部は最後の卒業生を送り出すことになります。そして、1年後には健康科学部の学生が初めての卒業年度を迎えます。打ち上げパーティーを運営したのは、その健康科学部の1〜3年生によって組織される「イベントオフィス」のスタッフ。パーティーが流れ解散となった後も、先輩たちの姿が見えなくなるまで、それぞれが持ち場を離れずに役割を果たしました。来年も、きっと充実した卒業研究発表が見られることでしょう。

◆素敵なパーティーを支えたイベントオフィスの皆さん。
(敬称略)
「保護者の読書に係る意識や習慣が児童生徒の読書生活に与える影響に関する考察 −国民読書年の年に−」 佐藤里謡子(中川研究室)
「老人クラブの存在意義と活性化に関する考察」 早川紗彩(中川研究室)
「障害者の学習権保障の在り方について 〜愛知県下市町村調査の結果から〜」 渡辺裕美(中川研究室)
「MCG-6-30-15の質量の測定」 山田純平(宇野研究室)
「肢体不自由者を対象とした列車乗換検索システム」 山林由加子(宇野研究室)
「錯視効果を取り入れたTシャツデザイン」 池田大地(池田研究室)
「Flashを用いたTCP/IPアプリケーションの開発」 加納誠人(鈴木研究室)
「マルチメディアWebデータベースの開発とその評価」 唐沢智宏(鈴木研究室)
「UR賃貸住宅に住む高齢者の生活の現状と課題」 小粥大輔(片方研究室)
「知多半島におけるキツネの生息環境と生息状況」 鷲澤野乃香(福田研究室)
20110202
1985年1月28日、体育授業のスキー実習に北志賀高原へ向かい、長野市内を走行中だったバス3台のうち、最後尾の車両が犀川にかかる国道19号線大安寺橋手前の凍結した左カーブでスリップ、凍てつく水深4メートルの笹平ダム湖に転落しました。この事故により、日本福祉大学は学生22名と引率の教員1名の尊い命を失いました。以来、本学は慰霊と追悼の集いを、事故のあった現地と大学内で欠かさず続けています。

今年の学内追悼集会も1月28日(金)に開催され、276人の学生・教職員が美浜キャンパス内の「友愛の丘」に集いました。加藤幸雄学長は追悼の言葉で、昨年11月22日に現地で行われた27回忌法要について報告し、亡くなられた方々の名前を読み上げました。全学学生自治会副中央執行委員長の村田裕昭さんは在学生を代表し、「先輩方の思いを忘れず、今生きている学生一人ひとりが、大学で学ぶことの意義や命の尊さを大切に見つめ、それぞれの夢や希望を実現するために、豊かな学生生活を送っていきます」と述べました。
例年になく厳しい冷え込みが続くなか、会場に集まった参加者は混声合唱団による歌声とともに、志半ばで命を絶たれた犠牲者を偲び献花しました。また同日、現地でも法要と27回追悼卒業生の集いを実施し、卒業生や本学関係者などが参列しました。

20110202
福祉経営学部・柳ゼミ3年生が、なごや発ビジネスプラン「大学発ベンチャービジネスグランプリ」の「学生ビジネスアイデア」において、佳作を受賞しました。
応募テーマは「ロス野菜と地域ネットワークを活用した食事サポートビジネス」。
社会問題を解決するためのテーマを模索したうえで農業の衰退に着目し、農家・漁港・農協での調査をもとに、廃棄野菜や規格外野菜の活用法を、柳ゼミ3年生(岩崎真士さん、金子将也さん、後藤拓人さん)で提案しました。出荷できなくても味や鮮度に問題のない作物を、一人暮らしの高齢者や学生向けの食事宅配サービスに生かす仕組みとなっています。
福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科の経営学・ベンチャー経営論を専門とする柳 在相 教授のゼミでは、経営学を学んだうえで起業プランを立て、学外のビジネスプランコンテストに挑戦をしています。
ゼミ長の岩崎さんは、「大変なことも多かったが、実際に生産者の方に話を聞くことで、机上での勉強とは異なる発想が出たり、プレゼンテーションをするうえでの表現力も身についた。今後はマネジメントの分野で就職を目指したい」と成果を語ってくれました。
なごや発ビジネスプラン「大学発ベンチャービジネスグランプリ」は、(財)名古屋都市産業振興公社 名古屋市新事業支援センターが主催し、地域における新産業の創出、新事業の支援を図るため、大学のシーズを生かした新規性・独自性等のあふれる斬新なビジネスプラン・アイデアを大学及び企業から募集するビジネスプランコンテストです。
今回、50を超える応募の中から佳作に選ばれ、1月24日(月)に名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で開催された表彰式で受賞しました。

◆賞状と賞品を手に。左から、後藤拓人、金子将也、柳在相教授、岩ア真士の皆さん。
20110127
2011年1月22日(土)の午後、日本福祉大学美浜キャンパス文化ホールにおいて、美浜町・日本福祉大学スポーツクラブ設立準備委員会(委員長:松井健 日本福祉大学スポーツ教育センター長)主催の「総合型地域スポーツクラブ創設準備記念講演会」が開催され、美浜町民や日本福祉大学の学生ら約200人が参加しました。
演題: 『子どもたちが夢をもてる地域社会を目指して 〜スポーツを通じた教育環境〜』
講師 河合純一氏(パラリンピック金メダリスト、日本パラリンピアンズ協会会長)

河合さんは、パラリンピック出場に向けて、家族やコーチ、職場、地域社会など、多くの方の協力と支援を受けてきたことから、スポーツの良さは「仲間と目標や喜びなどを共有できることにある」と述べ、スポーツの持つ限りない可能性や魅力を紹介しました。また、教師になったこと、金メダルの獲得など、自分の夢を実現してきた経験に触れながら、「夢をかなえるためには、想いを持ち続けることが大切である」、と総合型地域スポーツクラブの設立に向けて熱いメッセージを送りました。
講演会後には、同会場において参加者との交流の場が設けられました。実物の金・銀・銅メダルや北京オリンピックで話題になったレーザーレーサーの水着などが展示され、参加者にとっては“本物に触れる”貴重な機会となりました。
美浜町と日本福祉大学では、平成24年度に向けて総合型地域スポーツクラブ「美浜町・日本福祉大学スポーツクラブ(仮称)」の設立を目指しています。
*関連リンク(美浜町・日本福祉大学 総合型地域スポーツクラブ創設準備プレ事業ページ
)
20110127
日本福祉大学知多半島総合研究所は、知多半島の豊かな生態系について考える「知多半島生態系ネットワーク・フォーラム」を、愛知県との共催で1月20日(木)に行いました。昨年愛知県・名古屋市で開催された、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の成果を受け、生態系ネットワーク形成のモデル事業が県内3カ所で実施されることになりました。知多半島は、その一つ「里地モデル」地域に指定されており、今回のフォーラムは、具体的な取り組みに向けたキックオフともいえます。フォーラムに先立って、知多半島生態系ネットワーク協議会の設立会議が開催され、会長には福岡猛志 知多半島総合研究所長が選出されました。

◆環境保全活動に携わる方など、120人を超える参加者が集まりました。
まず、愛知県環境部の伊藤勝至技監が「COP10の成果を生かした地域づくり」をテーマに、愛知県の持続可能な自然環境保全戦略と、その取り組みプランについて報告しました。続いて、元知多市八幡中学校校長の鈴木操さんが「帰っておいで、ごんぎつね 〜平成のごん(狐)は岡田に生息していたのか〜」と題して講演。江戸時代の面影を残す知多市岡田地区でのキツネの生息に関する情報を、写真や手書きのイラストも交えながら話しました。知多半島を舞台にした新美南吉の童話「ごん狐」にも描かれ、一時は知多半島から姿を消していたキツネの話題に、参加者は目を輝かせて聞いていました。また、財団法人日本生態系協会の城戸基秀地域計画室長は、知多半島の生態系を代表する動植物について、その生物多様性再生の可能性を「ポテンシャルマップ」を示しながら説明を行いました。

◆地域の生態系や環境について幅広い実践が報告され、高い関心を集めた講演。
休憩を挟んで座談会「生態系ネットワーク形成に向けて」が、本学健康科学部の福田秀志教授を座長に進められました。知多半島で環境保全に取り組む団体が、それぞれの取り組みを報告した上で、参加者からの質問にも答えながら意見交換を行いました。参加者にも保全活動に携わる方が多く、活動の継続・発展性の課題や、外来種も含め環境に手を加える方法や度合いなどに関する活発な質疑応答がありました。
◆お互いの活動や意見に学び合い、今後の連携にもつながる機会になりました。
知多半島というフィールドにある豊かな生態系と、その保全に取り組む多様な実践について話し合われたフォーラム。協議会では、生態系ネットワーク形成の事業計画を整備し、次年度から先行実施に着手する予定です。
★座談会で報告をいただいた団体は以下の通り(報告順)。
株式会社INAX(地域やNPOと連携した生態系保全の取り組み)
知多市(臨海部グリーンベルトなどにおける人と自然の「つながり」づくりに向けた取り組み)
東邦ガス株式会社(ビオトープの整備や環境教育活動への取り組み)
板山高根湿地環境ボランティア観察保存会(湿地の保全と広報活動の取り組み)
美浜町竹林整備事業化協議会(竹林整備と竹炭土壌改良材などの事業化の取り組み)

20110126
本学では毎年、スポーツや文化などの課外活動においてすばらしい成果をあげた団体・個人を表彰しています。その表彰式となる「今年度活躍した学生を励ます集い」が12月18日(土)、学長主催のもとに開催されました。この表彰制度は従来、スポーツや文化・研究系サークルが主な対象でしたが、学生の活動の多様化に合わせて、地域貢献活動も対象に含まれるようになりました。
◆援助事業目録を読み上げる金子会長(左)と、お礼の挨拶を述べる加藤学長
集いに先立ち、日本福祉大学後援会からの課外活動援助事業贈呈授与式が執り行われ、金子凱弘会長から加藤幸雄学長へ、援助事業の目録が手渡されました。加藤学長は、「学生の活躍の場は、年を追って国内外、そして分野を問わず広がっています。後援会の援助事業は、そんな学生たちにとって非常に心強く、常に感謝の気持ちを持って諸活動に取り組んでいます。」とお礼の挨拶を述べ、金子会長に感謝状を贈呈しました。
◆加藤学長から表彰を受ける学生(左)と、お礼の言葉を述べる山本航平さん
続いて「今年度活躍した学生を励ます集い」が始まりました。表彰は、特筆すべき成果をあげた団体と個人に対しては学長から、優れた成果をあげた団体と個人には学生支援機構長が授与します。今年度は下記の団体・個人の皆さんが表彰されました。また、サークル協議会に所属する38のサークルに対しては、課外活動備品が贈呈されました。学生を代表して全学サークル協議会議長・山本航平さんがお礼の挨拶を述べ、一層の活躍を誓いました。
20101222
竹林整備による里山保全を通じて、景観と文化の伝承、農業や観光の活性化をめざす美浜町竹林整備事業化協議会(通称・モリビトの会)では、ポーラス炭を使って栽培された野菜をふんだんに使った料理を囲んだ収穫祭を開催しました。ポーラス炭とは、切り出した竹を野焼きしてから粉砕したバイオ炭で、気孔に富んでいるため土に混ぜ込むことで、農作物栽培に適した土壌改良剤になります。同協議会は、地域の方々と本学の協力によって今年2月に発足し、本学経済学部の西村一彦教授が理事長を務めています。
◆朝早くから仕込みが始まり、収穫祭の準備が進みます。
収穫祭の会場は、美浜町布土地区の里山の懐にある地元農家・杉浦さんのビニールハウス。朝からメンバーが続々と集まり、準備に取り掛かりました。この日はまず、「バイオ炭(チップ上の木炭・竹炭)の土壌改良資材としての農業利用とその成果」というテーマで、会員の村林光明さんが三重県内での実践レポートを行いました。葉菜、根菜、マメ、イモ類、それにトマトやイチゴなど多種類の栽培でバイオ炭が使用され、いずれの農作物でも優れた収穫をもたらしたバイオ炭の使用量に一定の傾向が見られたことが報告されました。参加者からは、データの詳細や応用について次々に質問や情報提供がされ、お互いが学び合える意義深いものとなりました。


◆バイオ炭を使った栽培を5年間に渡って続ける村林さんの報告に、参加者も熱心に耳を傾けました。
お昼には、バイオ炭の畑で収穫された野菜がたっぷり入った豚汁や煮物が振る舞われ、餅つきも行われました。大根やニンジン、サトイモなど、すくすくと育った野菜たち。記者が会場に到着した時には調理が進んでおり、その生育の良さは写真に収められませんでしたが、食べてみれば一目瞭然。甘み・旨味が普段食べている野菜とは比べ物にならないくらいでした。会場には子どもから大人まで50人を超す人々が集まり、料理におしゃべり、栽培のノウハウについての熱心なコミュニケーションなど、それぞれが心ゆくまで楽しんだ収穫祭になりました。
◆ともに学び、汗を流した仲間と過ごした、うららかな小春日和でした。

◆同協議会では、2011年も毎月第3土曜日を中心に、美浜町の竹林整備を続けていきます。
20101220
12月9日付のトピックスでお知らせした、広州2010アジアパラ競技会。12月19日(日)まで、一週間の大会日程を終えました。大会には、本学の在学生2人と卒業生1人が出場し、国内外のアスリートたちと、全力で競い合いました。
日本のメダル獲得数は103個で、開催国の中国に次いで2位。そして、本学の学生も、このメダル獲得に大いに貢献しました!皆さまからのご声援、ありがとうございました。2012年のロンドンパラリンピックなど、選手たちの今後の活躍にもご期待ください。
【金メダル】車椅子バスケットボール男子チーム・・・宮島徹也さん(情報社会科学部4年)出場
【銀メダル】ゴールボール女子チーム・・・中嶋 茜さん(社会福祉学部2年)出場
*ボッチャに出場した加藤啓太さん(社会福祉学部卒業生)は、残念ながらメダル獲得はなりませんでした。
20101220
経済学部のフィールドワーク「いもやプロジェクト」では、今年5月に美浜町内の田んぼをお借りして植えたお米が、猛暑を乗り越えて9月に豊作で収穫されました。そのお米は「てんてこ米」と命名され、11月6日と7日に開催された名古屋市消費生活フェアで少量ながら販売、試食でも好評を博しました。今後はオリジナル溜まり醤油などと組み合わせた大学生協食堂の丼ものや、弁当のご飯などで登場する予定です。

◆市販の新米に伍して「美味しい!」と評判の「てんてこ米」
また、美浜町特産のみかん、本学が友好協力宣言を結んでいる長野県宮田村から贈られたりんごとキャンパス周辺で収穫されたさつまいもを使ったパイも考案されました。これらは美浜キャンパスの生協購買部限定で、12月前半の短期間でしたが販売され、用意された材料があっという間に底をつくスピードで完売しました。こちらも、材料の調達や生産体制などの検討を重ねつつ商品化を続けていき、定番・看板メニューを生みだしていこうという気概がプロジェクト内に満ちています。
経済学部・いもやプロジェクトの今後にご期待ください!

◆左側が「みかんパイ」、右側が「アップルポテトパイ」(それぞれ130円で販売されました)
20101220
社会福祉学部では、3年次から始まる専門演習について、具体的な活動内容をピックアップして紹介しています。今回、3つのゼミについて新たにムービー形式でコンテンツを公開しました。
それぞれ、担当教員による学びのテーマと内容の紹介、そして学生から見たゼミと教員の魅力が元気一杯に発信されています。それぞれのゼミテーマも多様ですので、社会福祉学部の学びの面白さに、ぜひ触れてください。
精神保健領域の様々な課題と、精神保健福祉士の仕事を学ぶ大谷ゼミ。現場での学習や、演劇を取り入れたケーススタディなど、理論と実践の結びつきを重視。先生と学生がともに元気一杯に活動しています。
医療福祉のスペシャリスト、近藤克則先生のゼミ。学生が主体的に学びを進めるところに、先生が様々な角度から質問や指摘をしていきます。専門知識だけでなく、仕事の進め方など社会に出てから役立つ力量が身に付きます。
湯原ゼミでは、児童虐待や介護疲れが招く殺人・心中など、近年クローズアップされている深刻な問題をテーマに学んでいます。重い課題ですが、防ぐための手立て、ケアや周囲の援助方法など、優しさを視点にした学びが魅力です。
20101220
日本福祉大学中央福祉専門学校では、ハーモニカ演奏家の石川澄男さんと、石川さんが主宰する演奏グループのハーモニカ・コーキンズを招いた「ハーモニカフレンドシップコンサート」を、12月11日(土)に行いました。小学6年の時にハーモニカに出会い、ハーモニカの故郷ドイツをはじめ、国内外でのコンクールで数々の受賞歴がある石川さんは、2008年に脳梗塞を患って右半身に重篤な後遺症を負ったものの、懸命なリハビリによって奇跡的な回復を果たしました。2ヶ月間の入院中、すぐに練習を再開し、退院時には病院で演奏会を行った石川さん。このコンサートは、同校非常勤講師の加藤孝夫先生を介して、石川さんと言語聴覚士科の学生の交流が始まったことにより実現したものです。
◆会場には多くの方が集まり、石川さんとの交流も行われました。
会場には予想を上回る多くの方がいらっしゃったため、急きょ隣の教室まで可動パーテーションを開放し、150人を超える皆さんに入場いただきました。開演に先立ち石川さんは、「ハーモニカの音色は誰にも馴染みがあると思いますが、たいへん多くの種類と音があります。今日はハーモニカの多彩な魅力もお伝えしたく、演奏仲間にも来てもらいました」と挨拶。「学生の皆さんからは、たくさんのリクエストをいただきましたが、私たちの世代には分からない曲が多いですね(笑)。お馴染みの曲を用意しましたが、知らない曲だったらごめんなさいね」と、楽しいおしゃべりも交えながら、まず「黒田節」の独奏を披露しました。石川さんが奏でる音色は、時に震え、時に軽快に弾み、まるで唄っているかのようです。
◆コンサートはハーモニカの説明を挟みながら進められ、その奥深さが感じられました。
続いて石川さんが刈谷市で主宰するハーモニカ・コーキンズのメンバーが登場し、大小様々なハーモニカとその奏法を紹介しながら、二〜四重奏による演奏を行いました。バリエーション豊かなハーモニカが織りなす協演は、文字通りハーモニー。「崖のうえのポニョ」や「ああ人生に涙あり(水戸黄門の主題歌)」といった親しみのある曲から「荒城の月」「愛のオルゴール」「オリーブの首飾り」など、世代を超えて知られる名曲が、編成を変えて演奏され、誰もが知っているハーモニカの、初めて知る奥深さと美しさに魅了された演奏会となりました。
◆いろいろなハーモニカを使い分けられ、多彩な音づくりが聴かれました。
石川さんとハーモニカ・コーキンズの皆さんの温かくユーモアたっぷりの人柄が感じられた演奏の後、コンサートを企画した同校言語聴覚士科の学生から感謝の言葉と花束が贈られました。石川さんは80歳を超える今も、後進の育成やハーモニカの普及活動、医療・介護施設でもハーモニカ教室を行うなど、たいへん活発な活動を続けていらっしゃいます。石川さんは、「リハビリに頑張る人たちの姿も、私の励みになります。これからもハーモニカの魅力を伝えていきたいです」と話されていました。

◆感謝の言葉と花束をにこやかに受け取る石川さん。そのお姿に私たちも元気付けられました。
20101214
日本福祉大学美浜キャンパスがある愛知県美浜町は、今年で町制55周年を迎えました。その記念行事の一環で12月12日(日)、中日ドラゴンズの浅尾拓也選手(2007年卒業)を招いた少年野球教室&トークショーが、美浜キャンパスを会場に開催されました。美浜町の公募で集まった地元の野球少年は小学生約120人。浅尾選手が野球場に姿を現すと、小学生たちは緊張した面持ちながらも元気に挨拶。集まったファンや町民の皆さんからは大きな歓声が上がり、今シーズンの日本シリーズ最終戦まで全力投球だった浅尾選手の人気を感じさせました。
前日にも阿久比町での野球教室に参加した浅尾選手ですが、少し緊張気味に挨拶を済ませるとすぐに準備運動とランニングに移り、熱心に指導を始めました。この日は、在学中にバッテリーを組んだ東井上さんにも協力をいただき、キャッチボールやゴロのさばき方、フライの捕り方など、守備を中心としたメニューで進められました。所属チームなどで分けられたグループを浅尾選手は順番に見て回り、基本プレーに関しては何度も実演を見せながら、丁寧に指導しました。最後に浅尾選手と東井上さんのバッテリーによるデモピッチングで野球教室は終了、参加者たちの「ありがとうございました!」という元気な声が澄み切ったドラゴンズブルーの青空に響き渡りました。
続いて文化ホールに会場を移し、トークショーが始まりました。司会を務めていただいたのも、本学卒業生の石田真紀さん。東井上さんにも引き続きステージに上がっていただき、野球少年時代にさかのぼって浅尾選手のお話しを聞きました。「人前で話すのは苦手なんです」という浅尾選手ですが、トレーニングや練習のこと、そしてプロになってからのエピソードなど、1時間に渡って披露してくださいました。最後の質問コーナーでは、小学生たちから次々に手があがり、野球の上達法からプライベートな話題まで、たくさんの質問が出されて盛り上がりました。
翌日にはドラゴンズの優勝旅行が予定されている浅尾選手でしたが、限られた時間内で多くの人たちに元気な姿を見せてくださり、来シーズンの一層の活躍を願った一日となりました。

20101214
1985年1月28日の午前5時45分、本学の体育実技スキー実習で長野県竜王スキー場へ向かう途中だったバスが、犀川を渡る国道19号線大安寺橋のたもとから川へ転落、教員の山本清孝先生と22名の学生が犠牲となる痛恨の事故が発生しました。以来、私たちはこの事故の悲しみを風化させることなく語り継ぐと同時に、現地での法要と学内の追悼集会を毎年欠かさず行っています。11月22日(月)、その二十七回忌法要が犀川の慰霊碑前と現場近くの正源寺において、小雨の降る中で執り行われました。正源寺は、事故直後に遭難者のご遺体を収容していただいたお寺です。
◆法要が営まれた正源寺(左)。事故現場に設置された慰霊碑。現在、国道19号線は対岸に整備されています。(右)
事故から四半世紀が過ぎ、ご遺族の高齢化も進み、厳寒の1月下旬に全国各地からお集まりいただくことが、年々困難になっています。今回の法要は、そうした事情を背景に本格的な冬入りを前に実施されました。12組・27人のご遺族にご参列をいただき、冷たい湖底に眠る御霊に追悼を捧げました。雨の中でも体は芯から冷え、あらためて当時の寒さと事故に遭われた方々の苦しみと無念が胸に刻まれた法要となりました。
本学では1月28日にも引き続き、卒業生の集いなどの追悼行事を行ってまいります。

◆慰霊碑と私たちの胸には、亡くなられた方々の名が刻まれています。
20101202
日本福祉大学は、2009年3月に愛知県立高浜高等学校との間で教育連携・交流協定を締結し、生徒・学生の教育を通じて福祉社会の今と将来を担う人材育成に取り組んでいます。この8月に本学で開催された「第4回福祉教育研究フォーラム高校生・大学生のつどい」では、同校福祉科の生徒がユニークな視点で実用的なインスタントシニアグッズ(高齢者疑似体験ツール)を提案し、表彰されました。
11月19日(金)、高浜高校福祉科1年で学ぶ40名の生徒が美浜キャンパスと半田キャンパスを訪れ、体験講義やキャンパス見学、在学生との交流プログラムに参加しました。最初に加藤幸雄学長が歓迎の挨拶を述べましたが、この時はまだ緊張気味の生徒たち。その後、広報スタッフによる大学説明や、本学在学生からの学びや学生生活に関するプレゼンテーションを聞くうちに、徐々にリラックスしていきました。プレゼンを担当した在学生には高浜高校の卒業生も含まれ、生徒たちにはより身近に感じられたようです。
◆先輩から直接、本音も交えて大学の情報が聞ける機会になりました。
続いて50分間の体験講義が行われました。講師は社会福祉学部の山口みほ准教授で、先生の専門分野から「医療現場で必要とされる社会福祉 〜医療ソーシャルワーカーの仕事〜」というテーマで話されました。生徒たちにとっては未知の世界の仕事ですが、講義では家庭や地域などの身近なケースを例に、医療ソーシャルワークが分かりやすく、かつ楽しく解説され、生徒たちも熱心にノートをとっていました。

◆山口准教授の体験講義は、身近な事例のクイズも交えてわかりやすく実施されました。
体験講義が終わるとランチタイム。生徒と在学生が一緒に生協食堂へ移動し、すっかり打ち解けた雰囲気で食事を楽しみました。その後は在学生の案内で美浜キャンパスのキャンパスツアーを行い、さらにバスで半田キャンパスへ移動し、こちらでもキャンパスを見学しました。本学は立地上、高浜高校から近い距離にありますが、こうして直接交流を行うことにより、本当に身近な大学として生徒たちに伝わったのではないでしょうか。
◆また次の機会を楽しみにお待ちしたいと思います。
20101202
社会福祉学部の近藤克則教授(大学院医療・福祉マネジメント研究科長、健康社会研究センター長)らが発表した論文「地域レベルのソーシャル・キャピタル指標に関する研究」が、財団法人厚生統計協会より第12回川井記念賞を受賞しました。ソーシャル・キャピタルとは、地域や組織における人々の信頼感、互助・互酬・参加の意識及び機会など、共通の利益に資する社会的能力のことで、介護や虐待の予防や健康の維持といった公衆衛生の分野でも重要な指標となっています。
川井記念賞は、財団法人厚生統計協会の創立者、故川井三郎氏の業績を記念することを趣旨として、月刊誌『厚生の指標』に掲載された論文の中から優れたものが選考・表彰されています。受賞論文は近藤克則教授を含む6人の研究者が執筆、『厚生の指標』第56巻(2009年1月号)に掲載され、この9月30日に開かれた同賞選考委員会で他の2つの論文とともに選ばれました。

◆近藤克則教授
20101119
日本福祉大学 秋のオープンキャンパスを10月31日に半田キャンパスで、11月6日に美浜キャンパスで開催いたしました。半田キャンパスでは一時期雨が降る場面がありましたが、なんとか持ちこたえ、両日ともに全国各地から多くの方にご参加いただきました。半田キャンパスでは周辺地域の方々との生涯学習フェスティバルを、美浜キャンパスでは年に一度の大学祭と同時開催となり、オープンキャンパスだけでなく、非常に賑わいのあるイベントとなりました。
今回のオープンキャンパスでは、午前中に「大学説明」「入試説明」「学力試験対策講座」などの説明・講座を中心に、午後からは、それらをふまえて模擬講義、体験講義など学部それぞれの「学び」を理解するためのプログラムを中心に実施いたしました。
高校3年生の方々は、入試前の対策として、また高校1,2年生の方はこれから進路を考えるにあたっての「ふくし」の理解を深めるために参加していたようです。
オープンキャンパスと同時開催の生涯学習フェスティバル、大学祭ともに非常に多くの在学生が企画、運営に関わっており、学生の普段の姿や、大学の雰囲気をより感じていただけたのではないでしょうか。
午後の学部別模擬講義、体験講義においても、学生が企画作りの中心となっていました。実際にその学部、学科で学んでいる学生からの生の声を聞くことができて大変ためになった、というアンケートを多数いただいております。
それ以外にも、参加者の声として、オープンキャンパスにご参加頂いた高校生からの感想を掲載していますので、ぜひ、ご覧ください。
●美浜キャンパス参加者の声は こちら
●半田キャンパス参加者の声は こちら
今回のオープンキャンパスが今年最後のオープンキャンパスとなりましたが、日本福祉大学ではまだまだたくさんのイベントを予定しております。
入学試験にむけて、「受験直前対策講座」と「受験生なんでも相談会」を日本福祉大学名古屋キャンパスで開催いたします。一般入試、センター入試を受験予定の方も、それ以外の1,2年生の方も大歓迎です。詳細は、ホームページのイベント情報に掲載いたしますのでご確認ください。
また、先日の奄美豪雨災害の募金活動を行いました。
本学の奄美大島出身の学生が中心となり、募金の呼びかけを行い、多くの方に足を止めて頂きました。
集められた募金は、日本福祉大学鹿児島同窓会を通じて関係機関に寄付されます。
この度ご協力下さいました方にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
![]() 初めて大学に来た、という方でも、在学生スタッフがご案内しますので心配ありません! |
![]() 生涯学習フェスティバルでは地域の方に盛り上げて頂きました。 |
![]() 奄美大島出身の学生による募金活動にて皆さんに募金を呼びかけました。 |
![]() 午前10時からの学部学科説明にはたくさんの方に参加して頂きました!みなさん熱心に聞いています。 |
![]() 保育、幼児教育で必要なピアノの体験を行いました。中には初めて触る、という方もいたかもしれません。 |
![]() 学生たちによる模擬授業です。机黒板に向かう授業だけでなく、このようなスタイルでも大学では学びます。 |
![]() 「ふくし」を実現する情報機器の数々を見学しています。使い方、見え方、感じ方など興味津々です。 |
![]() 10月31日は福祉機器アイデアコンテストの受賞式でした。受賞者のみなさん、おめでとうございます。 |
![]() バスでお帰りの方は、皆でお見送りです。日本福祉大学に来てくださいましてありがとうございました。 |
20101108
本学では、10月下旬から半田キャンパスのスポーツ大会、同じく半田キャンパスで生涯学習フェスティバルと続き、11月6日(土)と7日(日)の2日間は、美浜キャンパスで第58回福祉大学祭が行われました。第1日目はオープンキャンパス、そして2日間を通して本学同窓会の設立55周年記念祭「ホームカミングデー」も同時開催、天気にも恵まれ、美浜キャンパスには延べおよそ5,000人の方にお越しいただけました(11月6日:約3,000人、11月7日:約2,000人)。
すがすがしい青空のもと、午前10時に大学祭は幕を開けました。40を超える模擬店が開店し、朝方に冷え込んでいた空気は調理場の炎にあおられ徐々にヒートアップ。定番のフランクフルトや鉄板焼きメニューに加え、県人会は郷土色豊かな鍋物なども提供していました。
◆人気のB級グルメからバリエーション豊かな郷土料理まで、いろいろ揃った模擬店。
この日は、午前と午後にそれぞれ講演会が行われ、多数の方に聴講いただきました。
17歳の時に執筆した小説『1980アイコ十六歳』作者で、心理学者でもある堀田あけみさんの講演。子育ては障害があってもなくても苦労が付きもので、あるがままに受け入れて「それでいいよ」と言えること、「ごめんなさい」と「ありがとう」を通じて、その子なりに気づきやできることを増やしていくことなどの大切さを、3人のお子さんの個性に合わせて接し、育てられた経験に基づいてお話しされました。
◆優しさと力強さにあふれる子育ての経験が語られた堀田あけみさんの講演会。
午後からは、足利事件の元被告・菅家利和さんを招き、逮捕から無罪獲得までの長い闘いについてのお話しを伺いました。逮捕・起訴された当時から菅家さんの無実を信じて、支援を続けられた「菅家さんを支える会・栃木」代表の西巻糸子さんにも登壇いただき、冤罪が作り上げられた過程が生々しく語られました。同時に、人権を守る大切さが強く胸に刻まれた講演会でした。
◆菅家さんと西巻さんは、想像を絶する長い闘いを振り返り、人権の大切さを訴えました。
9月末に開催された東京国際福祉機器展に参考出品され、話題を集めた車いす対応の電動3輪車「WCV S-01」が4台出展され、うち1台は試乗・デモ運転を披露しました。夢を与える斬新なデザインと、実用性が感じられる設計に、健常者も含めて試乗や製品説明を希望する人が絶えませんでした。
メーカーウェブサイト
http://www.yds-wcv.jp/m 
◆話題のS-01は、ここでも多くの人の注目を集めました。
体験講義や入試対策講座、進学相談など、レギュラーイベントで実施している内容に加え、大学祭も一緒に体験してもらおうという、受験生にとっても魅力いっぱいの一日。受験生と保護者400人以上にご参加いただきました。
◆キャンパスの生き生きとした様子を、受験生の皆さんも気に入っていただけたようです。
20101117
本学サークルの一つ、よさこい鳴子踊りサークル「日本福祉大学夢人党」は、2002年度に活動を始め、翌年から「にっぽんど真ん中祭り」へのチャレンジを続けています。2005年度には挑戦3回目にして最優秀賞の「どまつり大賞」を受賞した実績を持ち、その後も出場を続け、今年のどまつりでも5位入賞を果たしました。夢人党前代表の加藤美穂さん(子ども発達学部3年)は、「昨年は惜しくもファイナルステージ進出を逃していたので、悔しさをバネに大賞をめざして取り組んできました。チームが一体となるまでには時間と苦労を伴いましたが、その過程で私たちは成長できたと思います」と振り返っています。

◆「にっぽんど真ん中祭り」では3日間に渡り、名古屋市内とその周辺の各会場で演技を披露。
大きな舞台での活躍を続ける夢人党ですが、根っこには常に知多半島・美浜への愛着があり、どまつりへの初挑戦から、一貫して海や自然、まちをテーマに地域への想いをカタチにしてきました。今年の入賞演舞テーマ「HOME〜ここにあるもの〜」も、美浜町に溢れる人情や自然、仲間との触れ合いを通して感じた温かさを表現したものだそうです。
◆知多地域をはじめ、いろいろなイベントへの参加を積み重ねてきました。
そんな夢人党の日頃の活動は地域密着型で、今年も地域のお祭りや施設・学校行事への参加を積極的に続けています。また、10月には「よさこい教室」の講師役も務めました。これは、美浜町と本学が協力して取り組む「総合型地域スポーツクラブ」創設のプレ事業として始まったスポーツ教室の一つ。小学生から60代まで、定員を上回る35人が集まり、『南中ソーラン』を題材に稽古に励みました。11月7日(日)、その成果発表が本学の大学祭ステージ企画で行われ、多数の観客を前に堂々と演じ切り、拍手を浴びました。
開演直前のメンバーには緊張の表情もうかがえましたが、教室を支えてきた夢人党の学生たちが見守るように配置について共演。南中ソーランの曲が流れだすと、緊張はエネルギーに転換して、とても迫力のある演技となりました。加藤さんは、「夢人党はどまつりの出場にとどまることなく、常に夢と感動を追い、与えられる活動を続けたい」と話し、新代表の江崎市恵さん(社会福祉学部2年)も、「子どもたちに教えるという経験は初めてで、私たちも悪戦苦闘しましたが、みんなの踊る姿を見て本当に良い経験になったと感謝しています。夢人党は地域に根付いた演技と活動がテーマです。これからもこうした機会を大切にしていきたい」と抱負を語っています。

◆集まった観客を前に、教室のメンバー(黄色いハッピ)を党員がバックアップ。

◆教室で一緒に汗をかいた仲間が、南中ソーランを演じ切って一体となりました。
20101111
本学美浜キャンパスの文化ホール2階ロビーで、本学の開学から現在までを写真と年表でつづったパネル展示が見られます。学園創立者・鈴木修学先生の生涯と「建学の精神」に始まり、学園の歴史を10年ごとに区切り、それぞれの期間の学園トピックを写した画像と学内外の動きを追った年表で構成されています。
11月6日(土)と7日(日)の2日間、大学祭に併せて開催された本学同窓会の設立55周年記念祭「ホームカミングデー」では、同窓生の皆さんから提供いただいた懐かしく貴重な資料などを中心とした「日本福祉大学と同窓会の歩み展」が開催されました。今回の常設展は、この「歩み展」で公開された本学園の歴史をつづったパネルを、文化ホールに設置したものです。文化ホールの南側には「友愛の丘」があり、この季節、一帯は柔らかな日差しと動植物の冬支度の気配に包まれます。そんな落ち着いた雰囲気の中で、学園の歴史をたどってみるのも、いいですね。
◆学園創立者・鈴木修学先生の「建学の精神」と、現在までの歩みがつづられています。
20101111
国税庁・名古屋国税局では、国民の税に対する理解と意識を高めるため、毎年11月11日から17日までの期間を「税を考える週間」とし、広報活動を展開しています。この週間に先立ち、本学の経済学部に税務署から講師を招き「私たちの生活と財政の役割」と題した講演を実施することになりました。
11月2日(火)の3限目、美浜キャンパス文化ホールには経済学部1年生を中心に、上級生や他学部生ら約100人が集まりました。講師は、半田税務署長の山田清さん。署長という肩書や、国税局査察部の通称「マルサ」のイメージから強面で厳格な方を想像していたところ、ソフトな語り口と分かりやすい説明に、学生たちも聞き入っていました。

◆いよいよ大人の仲間入りをするんだ、と感じられる内容でした。
山田署長は身近な消費税や所得税を事例に、学校で使われてきた教材も使いながら税制や国の財務について話されました。また、今後の人口や経済社会の構造変化と、税制改革の動向についても解説され、税制と財政に対する学生の理解は大いに深まったと思います。さらに、アルバイトの収入などが確定申告によって源泉徴収の還付が受けられる場合もあると指摘。学生であっても税制は身近なものだということを説明し、「税務署にも気軽に来てください」と締めくくりました。
納税が「お金を取られる」ことではなく、私たちの暮らしと社会を支えるしくみであることがわかる講義となりました。これからもこうした機会を大切にしていきたいものです。
◆分かりやすい山田署長の講義。終了後も学生からの質問に丁寧にお答えいただきました。
20101108
前週末のスポーツ大会に引き続いて、半田キャンパス秋恒例の生涯学習フェスティバルが10月31日(日)に開催されました。このフェスティバルは、生涯学習センターで学ぶ受講生の皆さんが運営する大人手作りの文化祭。同センターは1995年の半田キャンパス開設と同時に設置され、語学や情報、文学・歴史系の各種講座を地域の方々に数多く受講いただいております。日頃の学習の成果やクラスメートの団結力が発揮されるフェスティバルは、子どもから大人まで毎年多くの来場者を集めています。今年は台風14号の接近により直前まで開催が危ぶまれましたが、前日から夜半にかけて通過したために無事開幕、1,500人近い方々にご来場いただきました。

教育研究棟前の広場では、ダンス・踊りや歌・演奏のパフォーマンスが次々に演じられました。それを取り囲むように並んだ模擬店では、手作りの料理やバザー、ゲームやせっけん作りのような体験コーナーも用意され、早々と売り切れたお店も見られました。
一方、屋内では受講生による学習発表・作品展示や、オープンキャンパス企画が行われました。また、フェスティバル初回から第16回目を迎えた作文コンクール「知多の子どもたちからのメッセージ」には2,482作品が寄せられました。表彰式では日本福祉大学学長賞や半田市長賞など、10人の小中学生に賞が贈られ、入賞作品の朗読も行われました。第7回目となる福祉機器アイデアコンテストの表彰式も開催され、応募作品214点から8人が入賞。市場では商品化されていないものの、「こんなのがあったらいいのに」と思わされる作品が揃いました。
◆作文コンクールと福祉機器アイデアコンテスト。受賞作品には、家族や地域、人に対する温かい気持ちが溢れていました。
コンパクトな半田キャンパスですが、こうした盛りだくさんの企画が一帯で行われ、目移りするほど。また、10月20日(水)に大きな被害をもたらした奄美大島の豪雨に対して、同島出身の在学生が復興支援募金も行い、多くの方々から寄付と温かい励ましの言葉が寄せられました。
本学では、続く11月6日(土)と7日(日)の2日間、美浜キャンパスにて第58回福祉大学祭「今、ここで」が開催されます。イベント目白押しのこの季節ですが、本学の「祭」にも、ぜひお越しください。11月6日(土)はオープンキャンパス、また2日間とも同窓会主催の設立55周年記念祭「ホームカミングデー」が同時開催となります。
第58回日本福祉大学祭URL
http://mihama-w3.n-fukushi.ac.jp/circle/fukushi-daisai58/ 
オープンキャンパス詳細URL
http://www.n-fukushi.ac.jp/nyusi/event/10/OC10/mihama-s.html 
日本福祉大学同窓会URL
https://www.netnfu.ne.jp/dousou/ 

◆奄美大島災害支援募金は11月6日(土)、美浜キャンパス大学祭でも行う予定です。
20101102
11月6日(土)、本学の大学祭第1日目に、今年の東京国際福祉機器展に参考出品された「車いす対応電動3輪車」のデモ展示および短距離走行会を開催します。
この「車いす対応電動3輪車」は、自動車でも、バイクでもない、このスタイルならではの安心感と楽しさを併せ持つ、画期的で自由な新感覚の乗り物です。自分の車いすに乗ったまま、簡単なレバーで乗り降りすることができるので、今までにない気軽さで目的地までの移動を可能にしたものです。現段階では試作中の製品ですが、来年度にリリースが予定されています。福祉機器は機能・デザインともに進化が目覚ましく、それが実感できる商品です。
本企画は、本学の社会福祉学部社会福祉学科1、2年生朝日ゼミと施設課が中心となり、保健福祉学科2年生伊藤順子ゼミ、社会福祉学科専門演習3年生藤井ゼミ生などともに運営されます。「なるべく多くの学生に福祉機器の未来像を感じて欲しい」との思いが込められているので、興味のある学生の皆さんはぜひ、体験・試乗会に参加してみてください。
【開催日時】
11月6日(土)日本福祉大学 2010大学祭第1日目
※詳しい時間、場所等については、当日の大学祭パンフレットでご確認ください。
20101028
本学では10月の第三木曜日を「安全の日」とさだめており、防災訓練や講義の実施を通して、安全・防災に対する意識を高める取り組みを続けております。
(昨年の実施状況はこちらから。http://www.n-fukushi.ac.jp/news/topics09/09101601.htm
)
今年は10月21日(木)が実施日となり、障害学生の避難訓練や半田警察署による防犯安全講習、防災グッズの展示販売コーナーも設けられました。また、学生寮「勢和寮」でも総合防災訓練が実施され、共同生活に欠かせない避難・通報の連携確認や、消火栓を使った初期消火訓練が行われました。また、新たな取り組みとして、美浜町や地域・企業とも連携して、美浜町防災システムの検討・研究を目的とした「かっぱフォーラム」を開催しました。安全・防災は個人や一組織ではなく、連携してこそ効果が高められます。フォーラムでは、様々な立場と視点から、下記のような説明や報告がされました。

◆大学・学生の取り組みに、地域・企業の資源と技術がコラボしたフォーラムになりました。
朝川俊二 日本福祉大学 情報政策課長 兼 教育開発室長
◎本フォーラムを主催する「美浜町ICT利活用研究会」について紹介。大学と地域が連携し、情報技術を活用して地域での災害による被害・影響の軽減を追究する目的について説明されました。
本多孝行 美浜町 総務課長補佐 兼 交通防災係長
◎美浜町の防災体制と今後の計画などについて報告をいただき、行政と地域住民の双方に高い防災意識と行動が求められることが強調されました。
日本福祉大学 福祉経営学部・生江ゼミ、子ども発達学部・磯部ゼミ
◎今年2月に発生したチリ大地震の津波警報を材料に、学内で実施した防災に対する意識調査の概要を報告し、改善が必要と思われる対策について、意見が出されました。
大場和久 日本福祉大学 健康科学部福祉工学科 准教授
◎衛星通信を利用して開発した災害伝言システム「あんしんくん」の概要と導入に向けた課題について説明しました。
1.ケーブルテレビの通信インフラと防災情報
石川智浩 知多半島ケーブルテレビネットワーク株式会社 営業本部営業技術部技術課長
◎同社の地域情報サービスを紹介したうえで、災害時の対応について現状と可能性、課題について報告しました。
2.manacaのご紹介
森脇 学 株式会社メイテツコム 事業統括本部文教・公共ソリューション部マネージャー
◎名古屋鉄道、名古屋市交通局などで来年2月から利用できる交通ICカード「manaca」 について紹介され、電子マネーや診察券、学生証などの発展的な機能と安全・安否確認への可能性についても語られました。
各報告を踏まえ、補足説明や意見交換が行われました。
美浜町内の3カ所の海岸に、子どもたちの水泳の上達や水難事故防止を願って河童親子の像が設置され、約半世紀前もの間、地域を見守ってきました。それぞれの像の長年の労をねぎらい、3体が集合したブロンズ像が河和港観光総合センターに近く設置される予定です。親子離れ離れでも安全を見守り、願いがかない?再会できる河童のストーリーにちなんで、この研究会には「美浜かっぱの会」という愛称がつけられました。
20101025
記録的な猛暑だった夏も去り、何をするにも心地よい季節になりました。半田キャンパスでは秋恒例のスポーツ大会が、同キャンパスサークル協議会の主催で10月23日(土)に開催されました。屋内種目としてバレーボール、屋外ではフットサル競技が行われ、学生に大学スタッフも加わり、約70人の参加者が心地よい汗を流しました。
いずれの種目も半田キャンパスにサークルがあるため、競技の成績上位はサークル選抜チームが独占する結果となりましたが、どのプレイヤーも真剣な表情と、試合後の笑顔が輝いて見えた一日でした。今後はゼミや専攻などからの参加チームが増えてくることが期待されます。
なお、半田キャンパスではスポーツ大会に続いて10月31日(日)に「生涯学習フェスティバル」が開催されます。半田キャンパス生涯学習センターの講座受講生が運営する、「大人の文化祭」です。入場無料(模擬店などの販売代金を除く)で、本学のオープンキャンパスも同時開催。ぜひお越しください。
◆グランドではフットサル、屋内トレーニングルームではバレーボールが行われました。
20101025
美浜町と日本福祉大学、日本福祉大学付属高等学校は、人的・知的・物的資源の交流と活用を図り、相互の発展に資するため、本日、連携に関する包括協定を締結しました。美浜町役場で執り行われた調印式には山下治夫町長と加藤幸雄学長、平野征人校長が出席し、協定書への署名・調印を行いました。
調印を終えて挨拶に立った山下町長は本学園が美浜町に移転してから今日までの経緯を振り返りながら、「正式な包括協定を締結することで、両者の連携事業とその成果はさらに発展するだろう。積極的に諸事業に取り組みたい」と述べました。続いて加藤学長は、「3年後の学園創立60周年で本学の美浜における歴史は、開学の地であるいりなか(名古屋市昭和区)と同じ30年になり、美浜町の方々と築いたその歴史を感慨深く思う。両者はまだまだ多分野で協力が可能であり、これを契機に一層連携を深めたい」と話しました。そして平野校長は、「私たちは、地域に根ざし、支えられ、信頼される高校をめざしている。協定締結にあたりこれまでの地域との関わりを振り返ると、それが驚くほど深く多岐にわたっていることをあらためて実感した。これからも生徒と一緒に、そんな高校づくりを続けたい」と述べました。
◆町長、学長、校長によって協定書に調印され、固く手が結ばれました。
本学園では、1982年度に付属高等学校、続く1983年度に大学が美浜町に移転しました。約2,000人の学生が町内に下宿し、学園が地域に定着していく過程で様々な交流や連携事業が進んできました。知多半島総合研究所による歴史・文化・産業など総合的な調査研究や、美浜町総合計画策定への協力、学生・生徒と町内小中学生の地域交流や国際交流事業、美浜町と大学・地域一体での地域安全・防犯の取り組みなどが継続して行われています。また、昨年度からは美浜町と大学の職員が共同で「美浜町の魅力発見プロジェクト」を発足させ、町の将来像についての提言作りに取り組んでいます。そして、今年度は総合型地域スポーツクラブの創設に向けたプレ事業に着手し、誰もが参加できるスポーツ教室の協同運営が始まりました。
| 種別 | 事業 | 事業 | 事業 | 事業 |
|---|---|---|---|---|
| 地域活性 地域振興 |
美浜町総合計画策定 | 企画課 | 知多半島総合研究所 | 1994〜 |
| 美浜町産業祭り、大学祭、付属高等学校文化祭「ゆりの木祭」での交流 | 農業水産課 | 学生支援課 付属高等学校 |
毎年 | |
| 美浜町の魅力発見プロジェクトの発足、プロジェクト成果として美浜町へ提言を含む「事業報告」の作成 | 総務部 | 総務部 | 2009 | |
| 国際交流事業(ホストファミリー募集等) | 商工観光課 | 国際福祉開発学部 | 2009〜 | |
| 付属高等学校「楽鼓」による奥田小学校での和太鼓指導 | 学校教育課 | 付属高等学校 | 2005〜 | |
| 地域文化 福祉の向上 |
介護予防にむけた共同調査研究に関する研究協定 | 保険課 | 福祉政策評価センター | 2006 |
| 介護保険の政策評価及び社会疫学研究に関する研究協定 | 保険課 | 健康社会研究センター | 2010 | |
| 美浜町図書館と日本福祉大学付属図書館 相互協力協定 | 社会教育課 | 図書館課 | 2009 | |
| 美浜町適応指導教室への学生メンタルフレンドの派遣 | 学校教育課 | 子ども発達支援室 | 2003〜 | |
| 美浜町社会福祉協議会へのボランティア登録、学生サークルを中心としたボランティア活動 | 住民福祉課 | 学生サークル等 | − | |
| 学校教育 生涯学習 |
夏休み期間中の高校生へ大学付属図書館の開放 | − | 図書館課 | 2010 |
| 生涯学習連携講座の開講 | 社会教育課 | 社会連携課 | 1998〜 | |
| 学長講義の実施と町民への参加呼び掛け | − | 教育開発室 | 2009〜 | |
| 「就職インターンシップ」(美浜町役場)、「教職インターンシップ」(町内小中学校)の実施 | 総務課 学校教育課 |
キャリア開発課 学事課 |
2009〜 | |
| 町主催の生涯学習講座への大学教員の講師派遣、大学講義への美浜町職員の派遣 | 学校教育課 | 国際福祉開発学部 生涯学習センター |
2005〜 | |
| 南知多ビーチランド・おもちゃ王国と日本福祉大学が交流協定を締結し「おもちゃエキスポ」を監修 | 商工観光課 | 子ども発達学部 | 2009〜 | |
| 付属高等学校の授業で資源や機会の提供協力(みはまっこ販売体験や海苔づくり講座、美浜町観光協会への聞き取り調査等) | 学校教育課 | 付属高等学校 | 2008〜 | |
| スポーツ振興 健康づくりの 振興 |
総合型地域スポーツクラブの検討会及び設置準備 | 社会教育課 | スポーツ教育センター | 2009 |
| 総合型地域スポーツクラブがプレ事業を実施(よさこい教室、スナックゴルフ等) | 社会教育課 | スポーツ教育センター | 2010〜 | |
| スポーツ少年団と大学スポーツ系サークルの交流、体育大会への大学生審判派遣(ソフトボール、サッカー競技) | 社会教育課 | 学生支援課 | 2008〜 | |
| 安心・安全 な まちづくり |
地域安全環境調査の定期的実施 | 総務課 | 学生支援機構 | 1988〜 |
| 海岸清掃等クリーンキャンペーン事業、地域安全防犯パトロール事業 | 総務課 | 学生支援機構 施設管理室 |
2009〜 | |
| 大規模災害に備えた「安否確認システム」の活用を検討するICT利活用研究会の発足 | 総務課 | 情報政策課 | 2009〜 | |
| 知多奥田駅前から大学正門までのバリアフリー計画の検討 | 総務課 | 学生支援機構 | 2010〜 | |
| 大学正門横の竹林整備事業 | 環境保全課 | 施設課 付属高等学校 |
2010 |
20101022
大学の正門から教室へ続く坂道。毎日、学生が行き来しているこの道を10月18日(月)の朝、40人の小学生が登ってきました。やってきたのは、本学から名鉄知多奥田駅を挟んだ西側にある美浜町立奥田小学校の6年生です。校外学習のフィールドに本学を選び、「みんなで生きる町」をテーマに、グループに分かれてバリアフリーのデザインなどを取材する、という目標です。
研究本館前に集合した小学生は、まず大学スタッフからキャンパス案内と注意事項を聞いてから、教室や生協などがある12号館まで歩いて移動。ここで担任の先生からグループ行動や見学方法などのアドバイスを受け、約1時間の見学に散開しました。随所に設置された点字ブロックやエレベータの表示、スロープなど興味深そうに見回りながら、メモや写真で記録していきました。

◆「広いキャンパスなので迷子にならないように!」
◆グループに分かれ、意見交換をしながらバリアフリー設備の記録を取っていきました。
見学を終えると再集合し、大学スタッフとの質疑応答を行って、校外学習は無事終了。バリアフリー設備の設置場所や大きさ、デザインのことなどを初めて考える機会となった子らには、新鮮な体験だったようです。そして、小学校よりはるかに広いキャンパスにも驚きながら、また小学校へ帰っていきました。本学は、子どもから大人まで地域の方々が活用し、親しんでいただける大学であり続けたいと思います。
20101019
全国の福祉系大学18校が加盟する福祉系大学経営者協議会は、福祉人材の育成や就職指導の諸課題に関する研修・情報交換会を、10月8日(金)に日本福祉大学名古屋キャンパスで開催しました。福祉分野人材の充実が質量ともに求められていますが、新たな雇用のニーズや創出も広がりを見せています。今回は厚生労働省と社会福祉法人から講師を招き、加盟校の就職支援担当者らが福祉系大学に求められる人材育成や就職支援について研修と情報交換を行いました。
まず、厚生労働省社会保障担当参事官室の伊藤洋平室長補佐は、「新成長戦略を支える保健福祉分野について」と題した講演で、政府の「新成長戦略」が実現目標の一つに掲げる「強い社会保障」について、今後の制度改正等の見通しを交えて話しました。社会保障の給付や財政に関する様々なデータを示したうえで、人口減少社会における経済成長の要素として、地域密着型サービスによるマーケットと雇用の創出を指摘。保健福祉分野の発達が生む総波及効果を高く評価しました。
続いて社会福祉法人青山里会の落合将則法人副本部長は、「地域ケアの実践の担い手として社会福祉法人が求める人材像」と題して講演。同法人が三重県四日市市の小山田地区で展開する地域福祉事業が、『地域の生活支援の拠点法人』として実施され、地域住民とのコミュニケーションを大切にしたパートナーシップのうえに成り立っていることを強調しました。そして、地域住民と連携して地域の福祉課題に取り組むソーシャルワーカーに求められる社会性や価値・倫理観が、大学教育でしっかり培われることを期待して講演を締めくくりました。

◆講演では大学の福祉教育に対するニーズと期待が話されました。
休憩を挟んで開かれた就職担当者情報交換会では、企業も含む福祉人材の多様な求人・採用状況について情報交換を行いました。また、就職活動への支援・指導方針や対応についても幅広く意見交換がされました。

◆情報交換会では多くの事例報告や意見が出されました。
福祉系大学経営者協議会は、ソーシャルワーカーの仕事を社会に広く周知し、志を持つ学生の進学促進を主な目的として、昨年6月に設立されました。今年6月に開催した「社会福祉専門職地位向上フォーラム2010」では、社会福祉士、精神保健福祉士、医療ソーシャルワーカーそれぞれの職能団体から大学教育に対する提言をいただくなど、社会福祉教育のあり方や福祉人材育成について、研究・研修活動を続けています。また、ソーシャルケアサービス従事者研究協議会と連携、昨年から海の日に設定された「ソーシャルワーカーデー」に合わせ、オープンキャンパスなどを通じてソーシャルワーカーの認知向上に関する取り組みも実施しています。
◎加盟校は名簿順で以下の通り。
北星学園大学、北海道医療大学、弘前学院大学、東北福祉大学、国際医療福祉大学、群馬医療福祉大学、淑徳大学、文京学院大学、日本社会事業大学(事務局)、ルーテル学院大学、日本福祉大学(会長代行)、同朋大学、中部学院大学、龍谷大学、関西福祉科学大学、関西福祉大学、長崎国際大学、熊本学園大学(18校)
20101013
秋晴れの好天に恵まれた2010年10月2日(土)の午後。知多半島を取り巻く自然環境を素材に、海や森の重要性や生命の尊さを学ぶ『環境ふぉーらむ2010「自然の息吹を感じていますか・・・。」』が開催されました。本学から車で5分のところにある体験型水族館「南知多ビーチランド」内の会場には、参加者約100人(社会人、学生、大学関係者など)が集まりました。主催者の私立大学環境問題懇談会は愛知県内の私立大学30校(愛知大学、名城大学、中京大学、南山大学、日本福祉大学など)で構成され、加盟大学が毎年持ち回りで企画を検討し、各種の講演会などを開催しています。今年は日本福祉大学が担当校となり、生物多様性条約第10回締結国会議(COP10)のパートナーシップ事業として、環境に関する講演と学生の研究・実践活動の発表などを行いました。
伊勢湾で見られる鯨類やウミガメ、水産資源を通して、身近な自然環境との関連性を紹介し、山林・森など生態系の維持・保全の重要性について参加者とともに考えました。

◆伊勢・三河湾の環境や鯨・イルカの棲息状況について講演する長谷川館長。
水槽のイルカが常に寄り添うようにしていたのが印象的です。
参加者とともに、南知多ビーチランドの大水槽の裏側をのぞき、ウミガメに触れる企画を楽しみました。(知多半島では ウミガメの産卵が4ヶ所で確認されています)

◆初めて触れるウミガメの赤ちゃんに歓声があがりました。
◆パネル展示は懇親会会場で行われました。日本福祉大学経済学部の学生たちが取り組んでいる「地産地消」の活動で収穫されたお米から作ったおにぎりやみかんなどを使ったフルーツポンチのほか、地元特産のり(野間のり、日間賀島のり)が参加者に出され、参加者同士の交流を深めました。
※日本福祉大学経済学部の学生たちが取り組む、各種のフィールドワーク
チームエコモビ
http://mihama-w3.n-fukushi.ac.jp/wis//economics/gakubusei/ecomobi.htm 
美浜町竹林整備事業化協議会
http://www.n-fukushi.ac.jp/news/10/100430/10043001.html 
いも屋(地域フィールドワーク)
http://mihama-w3.n-fukushi.ac.jp/wis//economics/gakubusei/agriculture.htm 
20101006
文部科学省の平成22年度「大学生の就業力育成支援事業」に、本学が申請した『「福祉力」組み立て型就業力育成プログラム』が採択されました。
本プログラムは、学生の職業観・勤労観の形成を支援する「実学的専門教育プログラム」、社会的・職業的自立に必要なスキルの獲得を目指す「就業力支援プログラム」で構成され、協働型福祉社会を担う人材に必要な就業力を獲得することを目指しています。
今回は全国の大学・短期大学から441件の申請があり、180件(内訳:大学157 件 短期大学19件 共同申請4件)が採択されています。うち、本学を含む私立大学は125件、さらに愛知県からの採択は国公私立を通して11 大学という結果になっています。申請・選定状況は、文部科学省ウェブサイトでご覧いただけます。
【参考】http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/shugyou/1292891.htm 
20101005
日本福祉大学全学教育センターでは、新たな“ふくしの教養”を学ぶ講義として全16回からなる「学長講義」を開設、9月18日(土)から始まりました。文字通り、日本福祉大学の加藤幸雄学長自ら講義を担当するとともに、各界の著名な講師によるバラエティに富んだ魅力的なテーマの講演で構成しています。正課授業として学生が受講する一方、『広報みはま』を通じて地域の方々にも案内されるなど、一般公開型の講義となっています。
会場の美浜キャンパス410教室には、一般応募と学生から合わせて70名ほどの受講者が集まりました。第1回目の講師は、加藤幸雄学長。初回オリエンテーションとして、学長講義の開講趣旨を説明し、2回目以降の講師とその講義内容の魅力について順次紹介していきました。
後半では、中高生の福祉教育の副教材を念頭に本学が刊行した「はじめてのふくし」を用いながら、社会福祉の概念や諸課題の広がりや、これからの「ふくし」のあり方について講義が行われました。一つ一つの課題について、加藤学長は身近な事例や社会問題を引用しながら話しを進めると、受講者は何度も深くうなずきながら聞き入っていました。
受講者の方からは、「これまで持っていた福祉に対する理解が広がった」「普段の生活では聞けない多様な講義が続くので楽しみ」「地域の身近な場所に無料で受講チャンスがあり嬉しい」といった感想が聞かれました。

◆地元・美浜町を中心に、地域の方々にも受講いただいています。
「学長講義」受講お申込は、今後も随時を受付いたします。お問い合わせは下記へお気軽にどうぞ。
日本福祉大学 教育開発室 「学長講義」 係 電話:0569−87−2154
メールでのお申込は、お名前、お名前(フリガナ)、性別、電話番号、FAX番号、ご住所、参加希望日を明記のうえ、kkinfo@ml.n-fukushi.ac.jp まで。
| 講 | 月/日 | テーマ | 講師(敬称略) |
|---|---|---|---|
| 1 | 9月18日 (土) |
オリエンテーションと「はじめてのふくし」 | 日本福祉大学学長 加藤 幸雄 |
| 2 | 9月25日 (土) |
創設者鈴木修学先生と「建学の精神」 | 宗教法人法音寺副山首 鈴木 正修 |
| 3 | 10月2日 (土) |
人にとっての自然環境、身近な自然を求めて | 日本福祉大学教授 福田 秀志 |
| 4 | 10月9日 (土) |
障がいのある人の生活を支えるテクノロジー | 日本福祉大学准教授 渡辺 崇史 |
| 5 | 10月16日 (土) |
日本福祉大学の激動期に生きる −私の小さな軌跡から− |
日本福祉大学名誉総長 大沢 勝 |
| 6 | 10月23日 (土) |
誰もがすみやすい住宅とバリアフリー | 日本福祉大学准教授 田中 賢 |
| 7 | 10月30日 (土) |
すばらしい生きざまのスポーツ選手 | 日本福祉大学生涯学習センター長 元NHKアナウンサー 杉山 邦博 |
| 8 | 11月6日 (土) |
それでいいよと言える大学生と親の関係 | 作家・心理学者 堀田 あけみ |
| 9 | 11月13日 (土) |
犯罪が少ない社会を考える (これまでの講義のまとめ) |
日本福祉大学学長 加藤 幸雄 |
| 10 | 11月20日 (土) |
美浜町のまちづくりと 「学生たちが育つということ」 |
美浜町町長 山下 治夫 |
| 11 | 11月27日 (土) |
蔵元が語る日本酒のおいしい飲み方 | 澤田酒造社長 澤田 研一 |
| 12 | 12月4日 (土) |
健康、運動、スポーツの在り方を考える | 中京大学学長 北川 薫 |
| 13 | 12月11日 (土) |
超高齢社会で生きるための知恵 サポートシステムとしての成年後見など |
元朝日新聞社論説委員 川名 紀美 |
| 14 | 12月18日 (土) |
21世紀の里山を考える | 日本福祉大学生涯学習センター 名誉センター長 元日本モンキーセンター所長 河合 雅雄 |
| 15 | 12月25日 (土) |
音楽と写真 | 音楽写真家 木之下 晃 |
| 16 | 1月8日 (土) |
「いのち」「くらし」「いきがい」と「ふくし」 | 日本福祉大学学長 加藤 幸雄 |
20100930
日本福祉大学はこのたび、経済学部と経済学部同窓会による協力のもと、日本福祉大学セミナーを開催いたしました。COP10パートナーシップ事業にも位置付けられ、「生物多様性に根ざす社会づくりセミナー」と題し、150名近い方々にご参加いただきました。
第1部の基調講演には評論家で本学客員教授の富山和子氏をお迎えし、「水と緑の国、日本 〜地球環境時代における日本の役割〜」と題したお話しをいただきました。先立って上映された「日本の米カレンダー映像詩」と講演を通して、富山教授は「日本の文化は農業や林業と深いつながりを持つ。水田や緑豊かな山の土が水を生み蓄え、あらゆる生命を育み、安全上でも重要な機能を果たしてきた。人間も含め、この土壌生成の仕組みに反すれば、生命の危機に直結する」と話されました。そして、「『水と緑と土』を上梓してから40年近く、反論や批判を受けながらも正論を訴え続けた。若者には、志を貫くことの大切さも忘れないでほしい」というメッセージで締めくくりました。
続く第2部は「生態系サービスは何を生みだすのか」と題したシンポジウム。ここでは、豊かな生態系がもたらす様々な恵みを、経済の視点でシンポジストの方々に語っていただきました。財団法人あいち産業振興機構の藤井敏夫理事長は、環境行政やCOP10の開催準備に携わった経験を踏まえ、生態系サービスの価値について説明しました。農業組合法人伊賀の里モクモク手づくりファームの松永茂理事は、安全性や魅力に富んだ農作物や食品を作るだけでなく、その良さを消費者に伝えたり体験してもらうことで市場性と生産者の社会的価値が生まれると強調。美浜町竹林整備事業化協議会の松林正之理事は、竹林の整備によって生産された竹炭は輸入品との競合にさらされ、消費者から価値を認められつつも事業化が簡単には進まない課題について触れました。
コーディネータを務めた経済学部の西村一彦教授は、それぞれの現場で取り組まれている工夫や努力を評価した上で、それらをつないで連携を生みだすことで、課題解決やさらなる発展が期待できるとまとめました。また、挨拶に立った経済学部の上田和宏学部長は、本学の経済学部では身近な地域で環境や農業というテーマで学べる「汗と土の香りがする経済学」が魅力の一つであることをアピールしました。
経済学部では、国連人間環境会議(ストックホルム会議;1972年)で提唱された「グローバルに考えローカルに行動する」というスローガンを教育の様々な場面に取り入れています。今年度の取り組みでも、美浜町竹林整備事業化協議会との連携や、農業を取り入れたフィールドワークなどがあります。いずれも、身近な事例に学びつつ、広がりのあるテーマを考えるものです。

◆地球規模のスケールと身近な事例で環境問題が語られた基調講演。

◆シンポジストの経験と実践から生態系サービスの価値が浮き彫りになりました。
20100930
本学の経済学部では、地域をフィールドに実践的に学ぶ取り組みを続けています。その一つに、農業を体験し、収穫後の商品開発に至るまでの流れに学ぶ「いもやプロジェクト」があります。プロジェクトが始まった2009年度はサツマイモを栽培し、オリジナルのイモパンを考案し、このプロジェクト名が付けられました。美浜町特産のミカン作りとそれを生かしたスイーツの開発にも着手しています。
今年の新たな挑戦には「米作り」もあります。渡邉敏生准教授を中心に経済学部の複数の教員が声をかけ、食品開発や農業協同組合事業に関心のある学生が集いました。5月中旬に田植えを行い、順調に生育した米を9月12日(日)に7俵(420kg)分収穫、一週間の天日干しを経て、9月18日(土)に脱穀作業を行いました。今後の予定では、10月2日(土)に南知多ビーチランドで開催される「環境ふぉーらむ2010(私立大学環境問題懇談会主催、COP10パートナーシップ事業)」の懇親会で、地域特産の「野間海苔」と一緒に振る舞われることになっています。
米作りには、農家の方による技術指導や機械のサポートも受けましたが、いずれの工程にも学生自身の手作業をメインに進めてきました。農作業の経験はほとんどなく、下宿で自炊していても炊飯器はほとんど使ったことがないという学生が珍しくない状況ですが、昨年のサツマイモの成果もあり、学生は収穫を目指して積極的に取り組みました。下の写真にある足踏み式脱穀機には、製造元の所在地が「知多郡阿久比村」と書かれています。現在の阿久比町が誕生したのが、本学の創立と同じ1953年。それ以前の製造ということですから、60年くらいか、さらに古い機械と思われます。手入れは行き届いており、学生の足踏みにも滑らかに作動しました。地域の方と直接触れ合う機会は、こうした貴重な体験にも出会えます。「いもやプロジェクト」は、これからも有形無形の成果が得られることが期待されます。

◆田植えが行われた5月16日。指導を受けながら若さで作業もはかどりました。

◆9月12日の稲刈り。学生も農家の方も喜びを分かち合いました。

◆足踏み式脱穀機。推定年齢60歳前後ですが、まだまだ現役!

◆脱穀作業は機械の力も借りながら進められました。
20100924
第4回福祉教育研究フォーラム“高校生・大学生のつどい”が8月22日(日)午後1時から本学美浜キャンパス1232教室で開催されました。昨年の第3回福祉教育研究フォーラムでプログラムの一環としてスタートしましたが、今回から“高校生・大学生のつどい”の名称で福祉を学ぶ高校生と大学生がともに研究活動や発表方法を学び合い、交流する場として独立して開催されることになりました。当日は厳しい残暑にも関わらず、高校生41名、大学生27名、高校、大学の教職員など100名を超える参加者がありました。
作文発表の部門では、プレ審査で選ばれた入賞者4名による作品発表がありました。福祉への思い、福祉ボランティアや福祉実習での出会いや体験、福祉の授業で学んだことなど、高校生らしい素直な思いを語ってくれました。また、福祉調査研究・制作発表の部門では3高校から調査研究成果の展示や報告、寸劇などが発表されました。
交流会では日本福祉大学付属高等学校の生徒の皆さんによる手話コーラスの発表と本学社会福祉学部の岡ゼミ生による調査研究発表が行われました。
高校生と大学生の発表に会場内は感動と驚き、笑いに包まれて予定の2時間もあっという間に過ぎました。参加者からは「素晴らしい経験でした」「多くの福祉系高校生が集まって交流する機会は大切」などの感想や意見が多数寄せられました。

最優秀賞を受賞した愛知県立高浜高等学校の生徒の皆さんによる研究発表「タカコウ版インスタント・シニア〜高齢者をもっと身近で考えよう〜」の様子です。

日本福祉大学付属高等学校ボランティア部の生徒の皆さんによる手話コーラス発表の様子です。
20100907
COP10締約国会議を10月に控え、社会と学術の対話をめざしたフォーラム「生物多様性を主流に」が、9月4日(土)〜5日(日)に名古屋大学で開催されました。締約国会議は生物多様性や環境問題を国家レベルで取り扱うのに対し、このフォーラムは、身近なことから世界の課題まで、私たちも一緒に考えられるよう、市民と専門家の対話という視点での企画です。
会場の名古屋大学豊田講堂とシンポジオンホールでは、生物多様性の様々なフィールドに関わる研究者や行政機関、産業界、市民活動家の方々が熱心なパネルディスカッションを展開する一方、ロビーでは生物多様性や環境問題に関するポスター展示企画が開催されました。大学やNPO、行政機関など20団体近くがそれぞれの取り組みとメッセージを発信しました。本学からは、徒歩から公共交通まで様々な交通手段を使い分け、環境に優しいライフスタイルを啓発している「チーム・エコモビ」(経済学部)と、美浜町との協議により発足した竹林整備事業化協議会「モリビトの会」が出展しました。
ブースには本学経済学部の学生4名が2日間交替で立ち会い、訪れた方々に対する取り組みの説明を欠かさず対応し、来場者もパネルに見入ったり配布資料を手に取りながら、説明に耳を傾けてくださいました。また、美浜町や知多半島に在住だったり、シンポジストの方が立ち寄って質問をされると、答える学生の緊張も高まっていたようです。
今回の出展をバックアップした学事課の鈴木雄司経済学部事務長は、「学生たちが取り組みの成果を発表・説明することは、学んだことが一層磨かれる機会になるはずです」と期待しています。また、出展に参加した一人の忠田吉史さん(経済学部2年)は、「生物多様性や環境問題に詳しい方もいらっしゃるので、我々もすごく勉強になりました。パネルディスカッションもいくつか見ることができて、こちらも面白かったです」と、手ごたえを感じていました。
本学ではこの他、COP10パートナーシップ事業として「生物多様性に根ざす社会づくりセミナー」を、9月25日(土)にホテルサンルートプラザ名古屋(名古屋駅近く)で開催します。(参照:http://www.n-fukushi.ac.jp/news/10/100901/10090101.pdf) また、本学も参加している私立大学環境問題懇談会では、10月2日(土)の13:00〜15:30に南知多ビーチランドで環境ふぉーらむ2010「自然の息吹を感じていますか・・・。」を開催します。こちらは同ビーチランドの入園者なら自由に参加できます。

展示ブースは、学生と来場者の交流の場となりました。
20100906
日本福祉大学 夏のオープンキャンパスが、美浜キャンパスで8月22日(日)、半田キャンパスで29日(日) 実施されました。中部国際空港を一望できる海と山に囲まれた美浜キャンパス・モダンな雰囲気で統一された半田キャンパスの両キャンパスで開催され、夏休みもあと残りわずかというなか、北は東北地方の山形県から、南は沖縄県まで、全国各地から連日多くの方々にご参加いただきました。昨年を上回る数の参加者の熱気と、最高気温35度の熱気とで、非常にアツいオープンキャンパスとなりました。
今回のオープンキャンパスでは、午前中は「学部学科説明」「入試説明会」等説明会を中心に、午後からは模擬講義などの体験プログラムを中心に開催しました。
夏休み終了目前ということで、これから受験勉強に本格的に取り組む高校3年生を対象とした入学試験対策では、代々木ゼミナール講師による「小論文試験対策講座」、本学 国際福祉開発学部准教授 中西哲彦による「学力試験対策講座英語」を開催しました。受験シーズンもこれから佳境となり、一般推薦入試、学力・センター入試対策に取り組む参加者の表情は真剣そのものです。
その後は、学部、学科別の「テーマ別体験講義」にて、興味のある学部、学科での体験講義を行いました。大学生ならではの大教室での講義スタイルや、高校では学ぶことのできない専門的な内容の講義を行う中で教員や大学生との触れ合いもあり、参加した方はひとあし早く大学生気分を味わうことで、学部、学科での学び以外にも参加者の皆さんは新たな発見をしているようでした。
また、24時間テレビ愛は地球を救う の「巨大ドミノ」に本年もチャレンジしており、8月のオープンキャンパスではそれにちなんだ企画も開催されました。
美浜キャンパスでは、締め切った体育館の中で170名のドミナー(参加者)達が巨大ドミノを作り上げる姿を見学し、半田キャンパスでは24時間テレビ「巨大ドミノ」のTV放映日であったため、当日の巨大ドミノの倒れる様子をキャンパス内で上映しました。今年で8回目の参加となった24時間テレビの巨大ドミノ、オープンキャンパス参加者の中には、「来年は私も巨大ドミノに参加したい!」という声もありました。
それ以外にも、「キャンパスツアー」「個別進学相談会」などで、参加者の方々と在学生との交流があり、「大学でどんなことが学べるの?「おすすめの遊びスポットは?」などの様々な質問が飛び交っていました。参加者の声の中で、在学生の方と交流できてとてもよかった、在学生の方が優しかったという声を多数いただいております。
それ以外にも、参加者の声として、オープンキャンパスに参加された高校生からの感想を掲載していますので、ぜひ、ご覧ください。
●美浜キャンパス参加者の声は こちら
●半田キャンパス参加者の声は こちら
今後もオープンキャンパスは、美浜キャンパスで、11月6日(土)、半田キャンパスで10月31日(日)に実施します。次回のオープンキャンパスは今年最後のオープンキャンパスです!今回参加できなかった方も、次回開催されるオープンキャンパスで日本福祉大学の魅力をぜひ体感してください。1,2年生でまだまだこれから、と思っている方も、是非参加して下さいね。お待ちしています。
![]() 午前の大学全体説明の様子です。熱心に本学についての話を聞いています。通常700名収容の大講義室が満員となりました! |
![]() 体育館での「巨大ドミノ」作成の様子です。体育館は閉め切って過酷な環境です。実物を目にすると、巨大さがわかります! |
![]() 学生スタッフが自然あふれるキャンパス内をご案内します。暑いながらも、実際にキャンパスを見て回ることで様々な発見がありました。 |
![]() 高校生のためのおみくじ、合格ストラップ作り、 体力測定など様々な企画や ゼミナールの活動報告を経済学部が主体となって行いました。 |
![]() 個別進学相談会では、学生生活のこと、入学試験のことの質問が中心で、その表情は真剣そのものでした。 |
![]() 大学生といえば、サークル活動! |
![]() 日常あまり使うことのない福祉用具に興味深々です。様々な種類、それぞれが使う人に合わせて作られています。 |
![]() 健康科学部「笑顔で陶芸プロジェクト」の様子です。試行錯誤しながら粘土で笑顔の表情を作ります。陶芸はリハビリ、デザインは福祉工学の領域なのです。 |
![]() バスでお越しの方に、最後は皆で手を振ってお見送りです。次回のオープンキャンパスにも是非来てくださいね! |
20100906
知多半島で漁業を営む方々に、漁業のことから魚種別のさばき方、さらには美味しい食べ方(もちろんその場で食べられる)まで教えていただけるという魚食普及料理交流会が、昨年に引き続いて7月17日(土)に美浜キャンパスの子ども発達実習棟で開催されました。愛知県知多農林水産事務所の協力を得て知多地区漁業士会が主催、地域漁業・観光振興や環境教育を研究している子ども発達学部の磯部作教授とゼミ生らが参加しました。また、昨年参加してその美味しさを体感した学生や加藤幸雄学長をはじめとする教職員、同日開催のオープンキャンパスに参加した高校生も次々に訪れ、「やっぱり美味しいね!」と舌鼓を打ちました。
◎昨年度の様子はこちら http://www.n-fukushi.ac.jp/news/topics09/09072103.htm
知多半島での漁獲は、アジ、アナゴ、イワシ、コチ、スズキ、メバル、そしてエビやタコにシャコ、ガザミ(カニ)やワカメなど、食材として一級の近海魚に恵まれています。美味しい魚料理は、料亭から和洋食レストラン、居酒屋など、どこでも食べることができますが、さて自宅で食べるとなると、刺身か塩焼き、煮付けで簡単に、といった人も多いでしょう。まして水揚げされたばかりの、さばいていない魚を手にしたら、ウロコを落としたり、内臓を取り除いて3枚におろすとか、口では言えても実際には苦手だったり経験もなかったり・・・。
日頃から料理をする機会の少ない学生は、特に魚類となると「面倒くさい」「肉の方が好き」などと言って敬遠しがち。さらに下宿生は、お弁当や外食のメニューに魚が入っていない限り、口にすることも少ないようです。この交流会では、魚の美味しさを実感しながら調理法を体験すれば、魚食への理解と普及も進むであろうと、漁業士の方々が自ら出刃包丁を握り、気さくに手ほどきをしてくださいました。実際、カメラを持った筆者も「記事にするなら体験しなきゃ!」と包丁に持ち換えさせられ、マダコのさばき方を分かりやすく教わることができました。さばくのが難しいアナゴなどもメニューにありましたが、最初のうちは腰が引けていた学生でも、すぐにコツを覚えて、「飲み込みが早いね」とほめられ、次々に刃を入れていきました。
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| アナゴの調理指導 | 大人気のタコ飯 |
学生に聞くと、「こんなに魚が美味しいと思ったことはなかったです」という感想もあれば、「美味しい!でも下宿の魚焼きグリルを使うのは、後片付けが面倒なんですよねぇ」という現実的なコメントも。磯部教授は、「社会科教育で扱うテーマには環境問題や農漁業体験学習などもあります。実体験の乏しい若い世代には、海岸のゴミ清掃・分別から今日のような地産池消といったことを、漁業を取り巻くフィールドワークで学んでいます」と話しています。会場では、観光開発や子どもへの環境教育を通じて漁業・魚食の振興に結び付けようという考察について発表もありました。また、調理・食事の合間には、魚食に関する意見交換やアンケート調査も行われ、生産者と消費者の距離がとても近く感じられるひとときとなりました。
20100811
社会福祉職従事者養成教育に携わる高校と大学の教育交流と研修を目的に、第4回福祉教育研究フォーラム「社会福祉教育の展開−これから求められる福祉人材の養成−」が7月24日(土)、本学名古屋キャンパスで開催されました。当日は猛暑にも関わらず、全国12都道府県から62名の高校教員をはじめ、大学教職員や大学生など127人の参加があり、会場は参加者の熱気につつまれました。
午前の部は「これから求められる福祉人材の養成」をテーマに、シンポジウムが開催されました。厚生労働省から諏訪徹社会福祉専門官、社会福祉法人天竜厚生会の山本たつ子副理事長、愛知県立宝陵高等学校の大井なお子先生をシンポジストに迎え、本学社会福祉学部の原田正樹先生のコーディネートにより進められました。
午後は二つの分科会「社会福祉基礎をどう教えるか」「実習教育とどう向き合っているか」に分かれて、高校、大学からの事例報告とグループ討論が行われました。
最後に、文部科学省の矢幅清司教科調査官を講師に「高等学校における福祉教育について」総括講演で幕を閉じました。
参加者からは、「高等学校の福祉で何を教えれば良いのか、様々な視点から考えることができました」「ふくしの学びを広くしたいという熱い思いを感じました」などの感想が多数寄せられました。
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| シンポジストとコーディネ−ター | 分科会(事例発表) |
20100805
日本福祉大学 夏のオープンキャンパスが、7月17日(土)・18日(日) の2日間に渡って実施されました。中部国際空港を一望できる海と山に囲まれた美浜キャンパス・モダンな雰囲気で統一された半田キャンパスの両キャンパスで開催され、梅雨明け直後の晴天で大変暑い中、北海道、新潟、島根、山口、沖縄などの遠方から連日多くの方々にご参加いただきました。
また、長野、富山、石川、福井から美浜キャンパスまでのバスツアーを企画し、多くの方にご参加頂きました。
今回のオープンキャンパスでは、これから進路を考える皆さんに「学部学科説明」で大学の特徴をご紹介し、入学試験対策では、代々木ゼミナール講師による「小論文試験対策講座」、本学 国際福祉開発学部准教授 中西哲彦による「学力試験対策講座英語」を開催しました。特に受験生の方の講座に取り組む表情は真剣そのものでした。
その後は、学部、学科別の「テーマ別体験講義」にて、興味のある学部、学科での体験講義を行いました。大学生ならではの大教室での講義スタイルや、専門的な体験講義を行う中で教員や大学生との触れ合いもあり、参加した方はひとあし早く大学生気分を味わうことで、学部、学科での学び以外にも参加者の皆さんは新たな発見をしているようでした。
近頃は保護者の方の興味も高まっており、多くの方にご参加頂いております、保護者の方対象企画として「保護者説明会」、「下宿ツアー」を開催しました。部活、行事で参加ができない高校生の方の代わりに、大学について、一人暮らしについて、奨学金について、熱心に聞く様子が見受けられました。
それ以外にも、「キャンパスツアー」「個別進学相談会」などで、参加者の方々と在学生との交流があり、「大学生ってどんな感じ?」「勉強と遊びとの両立は?」などの質問も飛び交っていました。参加者の声の中で、在学生の方と交流できてとてもよかったという声を多数いただいております。
それ以外にも、参加者の声として、オープンキャンパスに参加された高校生からの感想を掲載していますので、ぜひ、ご覧ください。
●美浜キャンパス参加者の声は こちら
●半田キャンパス参加者の声は こちら
今後もオープンキャンパスは、美浜キャンパスで、8月22日(日)、11月6日(土)、半田キャンパスで8月29日(日)、10月31日(日)に実施します。今回参加できなかった方も、次回開催されるオープンキャンパスで日本福祉大学の魅力をぜひ体感してください。皆さんの参加をお待ちしております。
![]() 午前の全体説明の様子です。 |
![]() 学生スタッフは前回同様、アトリエブラヴォデザインのTシャツで統一しました!かわいいととても好評です。 |
![]() 学生スタッフが自然あふれるキャンパス内をご案内します。暑いながらも、学生目線のキャンパス紹介に興味津々です。 |
![]() 経済学部生が主体となっておみくじ、合格ストラップ作りなど、高校生のための縁日企画「経済祭」を開催しました。 |
![]() 個別進学相談会では、学生生活のこと、入学試験のことなどの質問が中心で、その表情は真剣そのものでした。 |
![]() 大学生といえば、サークル活動! |
![]() 介護学専攻では、特殊な器具を付け、高齢者の動作を体験し、慣れないながらも貴重な体験をしました。 |
![]() 作業療法学専攻では、自助具のスプリントを実際に作成する体験講義が行われました。 |
![]() バスでお越しの方に、最後は学生総出でお見送りです! |
20100730
2009年度から、社団法人日本社会福祉士養成校協会によるスクール(学校)ソーシャルワーク教育課程認定事業が開始され、本学社会福祉学部も同教育課程認定校として認定を受けました。この教育課程の開設を記念して、日本でのスクールソーシャルワークの研究・教育と実践の最先端にいる2名の講師を迎えて、フォーラムを開催しました。
当日の参加者は70名を超え、学生の意欲やスクールソーシャルワーカーへの関心の強さを感じさせられました。
○第1部(13:25-14:45) 記念講演
「日本のスクールソーシャルワークの現状と展望」
講師:山下英三郎氏(日本社会事業大学教授)
山下先生は、日本で初めてスクールソーシャルワークを実践された方です。1980年代に米国に留学してスクールソーシャルワークの必要性を学び、帰国後、まだ「スクールソーシャルワーク」という言葉が日本にはなかった時代に、その実践活動を始められました。そのような状況下で実践活動を行った当時の苦労話など、ご自身の貴重な体験談を語っていただきました。参加学生からは、「改めてスクールソーシャルワークについて考えさせられた」「スクールソーシャルワークの必要性を再確認した」との声が多く、参加学生にとって、大変刺激的なお話だったようです。
○第2部(14:55-16:25) ラウンドセッション
「スクールソーシャルワークが求められる背景を探る」
野尻紀恵氏(大阪府茨木市スクールシャルワーカー)
山下英三郎氏
木全和己、原田正樹(以上、本学社会福祉学部教員)
原田正樹先生に司会進行をしていただき、それぞれの先生から、スクールソーシャルワークにおける現在の取り組みについて、お話しいただきました。野尻先生からは、ご自身が経験された実例を通して、スクールソーシャルワーカーの仕事や役割についてお話しいただきました。日々課題に直面し、現場で奮闘していらっしゃる先生ならではのお話で、参加学生はスクールソーシャルワーカーの仕事について具体的なイメージが持てたようでした。木全先生からは、愛知県豊田市における生徒支援の取り組みについて、お話いただきました。学生からは「問題解決には地域の連携が大切だと感じた」「将来、自分がスクールソーシャルワーカーなった時は、様々な機関との連携を活かして問題を解決していきたい」との声が多く、先生からの未来のスクールソーシャルワーカーへのメッセージが、しっかりと学生の心に届いたようでした。
○終了後 スクールソーシャルワーク課程学生との懇談
「現場の第一線で働いている方の生の声が聞きたい」と、スクールソーシャルワーク課程学生はひっきりなしに質問をしており、大変にぎやかな懇談の場となりました。この懇談のおかげで自分の目指す姿がより鮮明になったのか、スクールソーシャルワーカーになりたいとの思いが一層強くなったようでした。
20100726
カナダで6月29日から7月2日に開かれtた情報通信技術とメディア教育に関する国際会議(World Conference on Educational Media, Hypermedia & Telecommunications: 通称ED-MEDIA)において、国際福祉開発学部の佐藤慎一准教授と影戸誠教授が連名で投稿した論文がOutstanding Paper Award を受賞しました。
学会名 :World Conference on Educational Media,
Hypermedia & Telecommunications
受賞学術賞名:Outstanding Paper Award
20100709
社会福祉学部 山田壮志郎准教授が第16回社会政策学会 学会賞(奨励賞)を受賞されました。
今回受賞された社会政策学会 学会賞(奨励賞)は、第5回(1998年)に二木立教授が受賞され(『保健・医療・福祉複合体:全国調査と将来予測』医学書院)、第12回(2005年)には近藤克則教授が受賞(『健康格差社会:何が心と健康を蝕むのか』医学書院)しており、本学で3人目の受賞となります。
【受賞著書】『ホームレス支援における就労と福祉』(明石書店)
【選考理由】※社会政策学会ホームページ(第16回(2009年)学会賞選考報告)より抜粋
本書は、ホームレスという極めて現代的なテーマを扱っており、先行研究のレビューをおこない各種の統計調査結果も利用したうえで、山田氏が独自に深く関わった事例調査の結果をおもに利用した、山田氏の熱い気持ちが感じられる研究業績である。事例調査の主な対象は、自立支援センターの利用者および生活保護制度にかかわったホームレスである。そして、当事者であるホームレスの多様性と基礎的ニーズを踏まえた住宅、仕事、関係性、の三者の確保と回復を目指して、「就労と福祉の複線的アプローチ」に基づく施策の再構成を著者は提言している。しかし、計量分析の実施、聞き取り調査事例数の増加、調査結果のさらなる論理化、などが今後の研究でさらに求められるように思われる。また、国によるホームレスの定義から抜け落ちるため対策の対象とならない若年ホームレス、例えば「ネットカフェ難民」などについても、研究を広げられることを期待したい。
20100709
2010年6月15日(火)12:30〜13:10に「キャンパス禁煙宣言!分煙の徹底!歩きタバコを無くそう!」「ごみのポイ捨て禁止、きれいで安全なキャンパス環境を作ろう!」をスローガンに美浜キャンパスクリーンキャンペーンを開催しました!
当日はあいにくの雨にもかかわらず、150名以上の学生・教職員の皆さんにご参加いただきました。キャンパス周辺の5コースに分かれ、キャンパス禁煙宣言の周知や、ゴミ拾いを行い、きれいなキャンパスづくりの呼びかけを行いました。
コースを回った後は、学長に講評をいただき、参加者のみなさんにアンケートを記入していただきま
した。今後、アンケート結果を集約し、キャンパスの環境整備、安全・安心なキャンパスづくりを検討していきます。
キャンペーンの様子
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| Dコース (キャンパスプラザ〜ゼミ棟) |
Cコース (スペイン階段〜講義棟) |
20100622
日本福祉大学付属高等学校ではPTA・後援会・同窓会の合同による文化講演会を、美浜町・南知多町・武豊町の教育委員会の後援を受け、5月15日(土)に開催しました。今年は、名古屋市出身で有限会社「笑う介護士」代表の袖山卓也さんによる「介護は愛だ!喜ぶ顔を日本中に」と題した講演でした。
病院勤務や介護施設長といった仕事を経て、現在は同社で介護事業の開設・運営支援や、介護サービスの指導・教育などに携わり、その合間には各地での講演活動にも取り組んでいる袖山さん。ご自身の実践で得られた信念に満ちたお話しが、会場に詰めかけた300名を超える人々の心に響きました。
袖山さんは、「介護の仕事は3Kと言われますが、実際に介護する人に対してキツいとか汚いなどと言えるでしょうか?」と問いかけました。そして、食事や着替え、入浴などの介助を技術的にこなしても、相手の利き手や好みといった個性を踏まえないことには円滑で満足度の高い介護にはならないと指摘。介護は表面的な生活行動の援助ではなく、その人の人生を内面から支えることに他ならないと強調しました。また、飛行機に乗ることやデパートでの買い物など、介護士に期待される役割がまだまだたくさんあることも話され、介護職に対する志の高さが感じられました。
袖山さんは知多半島での高齢者施設運営にも携わっており、講演には地域の方々や高校生・大学生も多数参加、介護のあるべき姿や自分自身の生き方についても一緒に考えることができた講演になりました。
20100520
日本福祉大学 春のオープンキャンパスが、5月8日(土)・9日(日) の2日間に渡って実施されました。中部国際空港を一望できる海と山に囲まれた美浜キャンパス・モダンな造りが印象の半田キャンパスの両キャンパスで、当日は初夏のさわやかな陽気の中、地元愛知県の方はもちろん、大分県、島根県、千葉県、石川県など全国型大学らしく遠方からもたくさんの方にお越しいただき、大変なにぎわいを見せました。「美浜・半田キャンパス両方参加します!」、「オープンキャンパスに参加するのは今回で3回目です」などといった、日福リピーターも増えつつあり、大変うれしい限りです。
美浜・半田両キャンパスでは、2011年度から新カリキュラムがスタートする社会福祉学部、経済学部をはじめとした学部学科説明と、この度新設された独自奨学金制度や学費、学生生活について保護者の方に向けてお話しする「父母向けガイダンス」を実施しました。「父母向けガイダンス」を目当てに参加される保護者の方も何名かおみえになり、奨学金、学費についての話を熱心に聞き入っていました。
美浜キャンパス目玉企画として、将来「ふくし」の道に進みたいと考えている方に対し、「仕事は大変?」「将来どんな仕事に就けるの?」といった疑問にお答えするために、みなさんの身近なところにある幅広い「ふくし」についてご紹介する広がる「ふくし」を知ろう講座&「しごと」体験講座を開催しました。
今回は「医療」の分野で人のしあわせを考える、愛知県江南市の布袋病院で精神保健福祉士として活躍している本学卒業生の鈴木英里香さんにお話しして頂きました。参加頂いたみなさん熱心に鈴木さんの話を聞き、医療の分野の「ふくし」について理解を深めていたようです。
「しごと」体験講座を聞いて精神保健福祉士に興味を持った、精神保健福祉士を目指しています!という方たちが、講座終了後も講師の鈴木さんを囲み直接質問する場面もありました。
また、半田キャンパスでは健康科学部各専攻の体験会と「学び」探検ツアーを開催し、健康科学部リハビリテーション学科・福祉工学科での「学び」をみなさんにキャンパスツアー形式で紹介しました。
終了後、本学教員と在学生と参加者の方々が大学生活のこと、学びのことなどを話しながらお茶とお菓子を楽しむ交流会を開催しました。本学教員や在学生たちと打ち解け、参加者の方々には非常に有意義な時間を過ごして頂いたように思えます。
それ以外にも、日本英語検定協会講師である本学教員の中西哲彦とそのチームによる「英語セミナー」や、自然あふれる美浜キャンパスを体感する「キャンパスツアー」など様々なプログラムが開催され、参加者のみなさんそれぞれ、日本福祉大学のオープンキャンパスを満喫していました。
進路発見セミナーに参加された高校生からの感想を一部ご紹介しますので、ぜひ、ご覧ください。
●美浜オープンキャンパス参加者の声は こちら
●半田オープンキャンパス参加者の声は こちら
次回は7月17日(土)に美浜キャンパスで、7月18日(日)に半田キャンパスで、夏のオープンキャンパスを開催します!今回参加できなかった方も、今後開催されるオープンキャンパスで日本福祉大学の魅力をぜひ体感してくださいね。
イベント詳細については、ホームページで順次公表する予定ですので、チェックして下さいね。
皆さんの参加をお待ちしております。
![]() 本学の学部学科の説明をしています。説明を聞くみなさんの表情は真剣そのものです。 |
![]() 「しごと」体験講座では、みなさん精神保健福祉士である鈴木さんの現場での話に興味津々でした。 |
![]() 学生スタッフTシャツは、知的障害者授産施設アトリエブラヴォにデザインしてもらいました! |
![]() 英語セミナーの様子。先生に英語で話しかけられる授業は、大学ならでは! |
![]() キャンパスツアーでは、晴天の中気持ちの良いキャンパスを探検しました。学生がご説明します♪ |
![]() 大学といえば、学食!大学生活をちょっぴり体験。当日は大盛況でした。おいしさに話も弾みます。 |
![]() 学び探検ツアーにて「ふくし」のものづくりを体験しています、この機器は何に使うの?興味津々です。 |
![]() 作業療法体験会の様子です。特別な機械は必要とせず、手先を動かすことでリハビリにつなげます。 |
![]() 当日(5/9)は母の日ということもあり、それにちなんだクラフト体験を作業療法体験会で行いました。 |
![]() 学び探検ツアーの様子です。介護学について、在学生が日頃の学びを参加者に発表しています。 |
![]() 個別進学相談会では、学部のこと、入試のこと、奨学金のことなど、たくさんの質問が寄せられました。 |
![]() 個別進学相談会の待合スペースでは、学生スタッフがみなさんと楽しくお話し、交流を深めていました |
20100518
日本福祉大学は、2009年1月に滋賀県立長浜高等学校福祉科との間で「高大接続福祉教育プログラム」の協定を締結し、教育接続・交流を通じて福祉社会の担い手の育成に取り組んでいます。この協定に基づき4月23日(金)、長浜高校福祉科2年で学ぶ38名の生徒が美浜キャンパスを訪れ、体験講義や在学生との交流プログラムに参加しました。
朝早く長浜市を出発したバスが午前10時前にキャンパスへ到着すると、同校を卒業して本学で学ぶ先輩らが温かく出迎え、会場の教室まで案内しました。教室には加藤幸雄学長が待ち受けており、歓迎の挨拶を述べました。挨拶の中で加藤学長は、長浜にゆかりがある豊臣秀吉と石田光成の「三献茶」のエピソードを引用しながら、ホスピタリティーの心が福祉の大切な要素であることを話しました。
次に本学の職員が大学の概要を説明し、在学生4名が各学部の学習内容や大学生活について、体験談を交えながら紹介しました。大学での学びについて具体的なイメージを持つことができた生徒たちは、続いて体験講義を受けました。今回は、田倉さやか助教(障害学生支援センター教員)による障害者福祉・支援に関する講義でした。生徒たちは、日頃の学習とはテーマや角度を変えた大学の講義に、熱心に聞き入っていました。
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教室でのプログラムを終えた後はキャンパスツアー。在学生とともに教室や学生食堂、図書館など、大学生活で日常的に利用する施設を見学しました。実際にキャンパスを見て回ることによって、参加した生徒たちには、大学生活がよりリアルに伝わったようです。
2時間余りという短い時間でしたが、見送りの場では名残惜しさを感じずにいられないほど、お互いの距離は近くなっていたに違いありません。最後に、長浜高校を代表して山口彩花さんからお礼の言葉を送られた加藤学長と先輩たちは、「このキャンパスで待っているから、一緒に学びましょうね!」と答えていました。
参加した生徒からは、「今日の学びを今後にも活かしたい」「普段学ぶ高齢者福祉分野以外の福祉の分野を学ぶことができ、ためになった」「キャンパスツアーを体験して早く大学生になりたいと思った」といった感想が聞かれました。今後も出張講義を開催するなど本学と長浜高校との交流の場を設ける予定です。

プログラムを終え、先輩から後輩へ「待ってるよ!」のメッセージ
20100430
新学期がスタートし、連日にぎわっている日本福祉大学美浜キャンパスで4月24日(土)、正門横にある竹藪を会場に、竹の子祭り【学ぶ・遊ぶ・バンぶー】が開催されました。
日本各地の里山で、竹林が拡張し雑木林が減少するという問題が深刻化しています。密生する竹藪は日光を遮り、豊かな植生を衰退させます。美浜町でも同様の問題が進行しており、地域住民有志と本学教職員等が連携、「美浜町竹林整備事業化協議会」(通称:モリビトの会)を設立し、美しい里山を次世代に残すための活動に取り組んできました。
今回は、この活動PRに加え、地域の方々との交流を目的に「竹の子祭り」が企画され、200人近い方々が集まりました。加藤幸雄学長と西村一彦経済学部教授の挨拶や、同協議会の神野悦夫事務局長、松林正之さんの説明を聞きながら、参加者は里山整備の大切さに共感。数日前に雨が降ったこともあり、まさに「雨後のタケノコ」のように生えてきた竹の子を掘ったり、切り出された竹を材料にした竹細工や竹炭(ポーラス炭)づくりを体験しました。
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| 竹林は切り出され、竹の子はこうして収穫されました | 会場では、竹炭づくりや竹の子を使った料理も作られました |
お昼頃には、この竹藪で収穫された竹の子を使った竹の子ご飯なども振る舞われ、たくさん体を動かした参加者の皆さんは「美味しい!」と口々に頬張っていました。
同協議会では今後、このエリアをモデル林に散策路など憩いの場としての整備も行い、地域と里山の理想的な共存を目指していくことにしています。

山の生態系と竹林整備について理解を深める参加者
20100430
国際福祉開発学部1年生科目「国際フィールドワーク1・2」で実施される海外研修事業の一つであるカンボジア研修について、従来より、現地プノンペン市の王立プノンペン大学ならびにカンボジア工科大学の協力を得ながら実施されてきましたが、このたび、2010年3月より両校と本学との間で大学間連携協定が樹立されました。
海外研修事業や夏の国際交流イベント「ワールドユースミーティング」など今回の協定締結を契機に今後ますます、相互の協力を深めてまいります。
(2010年2月のカンボジア研修の詳細については国際福祉開発学部ブログ2010年 2月の記事をご覧ください。)
国際福祉開発学部ブログ
http://blog.n-fukushi.ac.jp/kokusai/

20100416
3月28日満開の桜で溢れた奈良県十津川村で、2008年山形県最上町、2009年の高知県土佐町に続いた[中山間地域・地域福祉推進サミット]が、遠くは、九州大牟田市をはじめ兵庫県、大阪府、三重県などの奈良県外参加者20名あまりを含む120名の参加のもとで開催され、活発な議論が終了時間を惜しんで展開されました。
プログラムは、パネルディスカッション1 で十津川村の高齢者介護の現状を紐解くとともに、パネルディスカッション2 でいかにして「住民が主役の豊かな地域づくりを」進めるのか、そうした課題整理の上で、 3トップの各首長が、「これからの中山間地のまち・むらづくりを考える」形で進められました。
長野県御代田町社協事務局長中山温夫氏、高知県土佐町社協の山首尚子氏らによる活発な(行政と連携した)社協イニシアティブ(キーワードは、御代田町での「きめの細かい地域拠点小規模多機能サービス」「24時間対応」、土佐町での「ボランティア組織化」「ネットワーク名簿の整備」など)に参加者から驚きとともに共感の声があがりました。今テレビでも全国ネットで話題の町内会活動の鹿児島県鹿屋市柳谷町内会(通称)「やねだん」会長 豊重哲郎氏からの元気あふれる問題提起―1自主財源確保 2子供を主役にした「共育」 3高齢者体験を生かす―各工夫には大いに励まされ、終了後も質問者が続くことになりました。
三首長(最上町のみ副町長)のシンポでは、福祉を支える地域産業・経済活動の在り方―「農商工」連携=自然(景観)資源/産業(生産)資源/社会(規範)資源を生かす手立ての工夫―や、「出口は、福祉」「福祉を産業と考える」を巡って問題意識がそれぞれ提起されました。
参加者アンケートでは、「どの報告ももっと聞きたい」、「時間が足りない」「条件の違いの中で何が生かせるのか」との率直な意見も寄せられました。
「首長サミット」が、一応一巡した今年度を踏まえて、次回は、この間の取り組みの全体的な総括とその成果と課題のフィードバックを兼ね学生たちを含む研究報告会を望む声があげられました。

20100413
卒業式を翌日に控えた3月19日(金)、学生有志の呼びかけにより、日本福祉大学の目前に広がる美浜町奥田海岸を清掃する「美浜クリーンプロジェクト」が行われました。1年生から4年生まで約40名の学生が参加したほか、中日新聞の事前報道により、記事を見た地域の方々も美浜町内外から参加しました。
春の伊勢湾は、「伊吹おろし」と呼ばれる北西からの季節風が吹きます。当日も吹きつける風で海面の波頭が白く崩れていましたが、朝8時に集まったメンバーは数名ずつのグループに分かれて、元気よく清掃に取りかかりました。途中からは加藤幸雄学長も駆けつけ学生をねぎらい、地域から参加された方々とも交流を深めました。集められたごみは、海から打ち上げられたものと、海岸を訪れた人たちによって捨てられたもの、どちらもかなりの量で、軽トラック3台分に達しました。11時前には分別作業を始め、その後クリーンセンターへごみを搬入しました。
清掃活動を終えたメンバーは、すぐ近くでホームヘルパー事業等の活動拠点を置くNPO法人「チャレンジド」に移動し、昼食を兼ねた交流会を開催しました。参加者は学内掲示板やメールによる案内を見て集まった初対面同士が多く、清掃活動を通じて学部・学年を超えた新たなつながりができました。また、地域から参加された方々は、「記事を見て、地域に住む人間も手伝わなきゃと思ったんだよ。」と、学生の行動力を評価されました。
このプロジェクトは、社会福祉学部4年(当時)の臼井千保美(うすいちほみ)さんと野末隼(のずえしゅん)さんが「学生生活の最後に何かやりたいこと」を話し合う中で生まれました。それぞれ出身地の長野県や静岡県を離れて美浜町で下宿生活を送り、お世話になった人と町に何か恩返しをしたい、そんな思いをプロジェクトにこめました。思い立ってから実行まで2か月足らず。それからはほぼ毎朝、海岸のごみ拾いを始める一方、4月からの新生活に向けた準備など忙しい合間を縫って、プロジェクトの準備を一つ一つ進めました。
野末さんは、学内にとどまらず地域や各地でごみ拾いなどに取り組む人たちとも連絡を取り合い、アドバイスや協力をいただくことができました。プロジェクトの趣旨に賛同してくださった方々からは軍手や軽トラックを提供いただき、美浜町環境保全課からはごみ袋の提供と知多南部クリーンセンターへのごみの搬入を案内いただけました。
臼井さんと野末さんは、「自分たちが思いついたプロジェクトが、どんどん人の輪になって大きくなり、実行までたどりついたことに感動しました。卒業して美浜町を離れることは寂しいですが、参加してくれた後輩を始め、私たちの思いを共有してくれる人たちが続けてくれると嬉しいです。」と語ってくれました。
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| 学生と地域が力を合わせて取り組みました | 加藤幸雄学長の激励を受けた代表の一人、野末隼さん |
20100403
日本福祉大学の2010年度入学式が、4月1日(木)に美浜キャンパス体育館で行われました。3月下旬に冷え込んだ日が続き、キャンパスの桜の木々は五分咲きをやや超えたところで1,439名の新入生(大学院107名、学部1,332名)を迎えました。
合奏研究会吹奏楽団と混声合唱団によるコンサートに続いて、加藤幸雄学長の式辞から入学式は始まりました。加藤学長は式辞の中で、福沢諭吉の『学問のすすめ』に書かれた「一生懸命にやるべきは、普通の生活に役立つ実学である」というくだりを引用しながら、それがまさしく日本福祉大学の建学の精神に一致していることを述べました。
次に在学生を代表して、社会福祉学部3年生の倉石彩美(くらいしあやみ)さんから歓迎の言葉が送られました。倉石さんは、就職や資格取得のために勉強しなければと思っていたのが、学んだことや経験したことを生かして社会をよくしたいという思いに変化したことを挙げ、大学で何を学ぶかよく考えることを呼びかけました。
続いて、大学院と大学の新入生代表がそれぞれ「誓いの言葉」を述べました。大学院社会福祉学研究科の斎典道(さいよしみち)さんは、本学社会福祉学部在学中に児童養護施設での実習を体験したことで、地域の子育て支援について研究を進めるために大学院進学を決意したと話しました。国際福祉開発学部の中島愛基(なかしまあいき)さんは、沖縄で過ごした高校3年間を振り返り、ボクシング部で培った仲間との絆や、ボランティア動や普段の生活で触れた多様な文化が、自身の成長に計り知れない影響を与えたことを語りました。そして、大学での学びを通じてさらに成長し、より積極的に様々なチャンスに取り組んでいきたいという誓いが述べられました。
ときおり小雨を降らせた花曇りの一日でしたが、これから始まる学生生活への期待に胸を膨らませる新入生と、元気一杯な歓待を繰り広げるサークル・上級生たちの姿で、春の輝きがまぶしいキャンパスでした。
*入学式で加藤学長が述べた式辞は、こちらでご覧いただけます。

20100401
日本福祉大学 進路発見セミナーが、3月21日(日)・22日(月) の2日間に渡って実施されました。中部国際空港を一望できる海と山に囲まれた美浜キャンパス・モダンな雰囲気で統一された半田キャンパスの両キャンパスで開催され、幸いにも雨が降ることなく、春のうららかな陽気の中、地元愛知県だけでなく、長野県、福島県、神奈川県など遠方からもお越しいただき、たくさんの方々にご参加いただきました。
今回の進路発見セミナーでは、将来「ふくし」の道に進みたいと考えている高校生に対し、「仕事は大変?」「将来どんな仕事に就けるの?」といった疑問にお答えするために、みなさんの身近なところにある幅広い「ふくし」についてご紹介しました。また、本学卒業生で、半田市社会福祉協議会障がい者支援センターでご活躍中の加藤恵さんにも現場での「ふくし」の仕事についてお話頂きました。参加頂いたみなさん熱心に加藤さんの話を聞き、「ふくし」の仕事を知ることで今後の進路発見に役立てているようでした。
また、半田キャンパスでは新企画「学び」探検ツアーを開催し、健康科学部リハビリテーション学科・福祉工学科での「学び」をみなさんにキャンパスツアー形式で紹介しました。ツアー終了後、本学教員と在学生の交流会では大学生活のこと、学びのことなどを話しながらお茶とお菓子を楽しむ非常に和やかな会でした。本学教員、在学生たちと打ち解け、参加者の方々には非常に有意義な時間を過ごして頂いたように思えます。
それ以外にも、日本英語検定協会講師である本学教員の中西哲彦とそのチームによる「英語セミナー」や、AO入試って何?にお答えする「AO入試説明会」、自然あふれる美浜キャンパスを体感する「キャンパスツアー」など様々なプログラムが催されました。
進路発見セミナーに参加された高校生からの感想を一部ご紹介しますので、ぜひ、ご覧ください。
●美浜オープンキャンパス参加者の声は こちら
●半田オープンキャンパス参加者の声は こちら
![]() 本学の学部学科の説明をしています。 みなさんの表情は真剣そのものです。 |
![]() 英語セミナーの様子。 高校とは一味違う英語を体験しました。 |
![]() 個別進学相談会の様子。 大学生活のことや勉強内容など、熱心に聞いています。 |
![]() 本学卒業生の加藤恵さんです。 ふくし=まちづくりだ!と熱く語って頂きました。 |
![]() こんなに多くの方が加藤さんの話を聞いています。 みなさん話に引き込まれています。 |
![]() キャンパスツアーです。 本学学生が主体となってキャンパスをご案内しました。 |
![]() 「学び」探検ツアーの一コマ。 福祉と環境って?エコって?興味津々です。 |
![]() 「学び」探検ツアーの1コマ 理学療法の研究機器を体験する様子です。 |
![]() 学び」探検ツアーの1コマ 作業療法は心!真剣に取り組んでいます |
![]() 「学び」探検ツアー終了後の交流会 興味がある分野の先生や学生と話が弾みます。 |
![]() 半田キャンパスの桜が咲きました。 当日は天気も良くあたたかい |
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