このページのメインコンテンツへ移動
  • 受験生の方へ
  • 高校教員の方へ
  • 地域・社会人の方へ
  • 企業・法人の方へ
  • 卒業生の方へ
  • 保護者の方へ
  • 学生・教職員
  1. ホーム
  2. 学園・大学案内
  3. 学園広報
  4. トピックス一覧
  5. 美浜町空き家活用プロジェクト「お年寄りと小学生の交流サロン」を実施しました
学園・大学案内

トピックス

美浜町空き家活用プロジェクト「お年寄りと小学生の交流サロン」を実施しました

2013年7月29日

 日本福祉大学および日本福祉大学付属高等学校は、美浜町と人的・知的・物的資源の交流と活用を図り、相互の発展に資する目的で、連携に関する包括協定を2010年に締結しました。
 協定に沿って進む連携事業の一つに「美浜町住生活基本計画」があり、策定にあたっては、社会福祉学部長の児玉善郎教授が委員長を務めています。その取り組みの一つでもある、美浜町空き家活用プロジェクトでは、町内に点在する空き家の有効活用をテーマとして、空き家を調査し、家主を訪問して状況の聞き取りと今後の活用に向けた提案を、学生が美浜町職員とともにおこなってきました。

 このたび、町内にある旧田島家住宅を、奥田小学校に通う児童と地元高齢者による交流サロンとして利用する試みを7月26日(金)に実施。児童9人と美浜町奥田地域のお年寄り8人、社会福祉学部の児玉善郎ゼミや野尻紀恵ゼミ、国際福祉開発学部の吉村輝彦ゼミを中心とした学生約50人が参加しました。

◆素敵なアプローチの先にある旧田島家住宅。夏らしい雰囲気が漂っていました(写真中央)

 美浜町では交流サロンの実施に向けて、美浜町奥田小学校と同町内奥田地域の高齢者ボランティアグループに呼びかけを行い当日を迎えました。参加者を4つのグループに分けてサロン活動はスタート。まずはメンコやコマ回し、おはじき、あやとり、紙風船、かるたなど、事前に用意された遊びにチャレンジしました。子どもたちはもちろん、学生もお年寄りから学ぶ場面が数多くみられ、参加者たちは会場内の熱気に汗を流しながら楽しみました。遊びの後は、おやつの時間。学生たちが用意したスイカと、差し入れの冷凍ゼリーが振る舞われました。たくさん汗をかいたこともあり、スイカの冷たさと甘さが一段と際立ちました。

◆学生メンバーは子どもたちが到着する前に予行演習。けん玉もできるようになりました

◆子どもたちも自己紹介。その後、お年寄りや学生たちと一緒に遊びました

◆台所で冷やされるスイカの姿は夏らしさを感じますね。冷えたスイカの美味しさに、思わず笑みが浮かびました

 おやつを食べ終え、心地よい風が建物内に吹き込んでくる頃、グループ対抗のクイズ大会の時間となりました。美浜町に関わる問題をグループごとに2問ずつ考え、それを他グループが答える形式で行いました。地域で長年にわたり暮らしてきたお年寄りや、子どもたちだからこその視点での問題が数多く出題され、答え合わせのたびに大きな歓声があがりました。

 参加した高齢者からは、「同じ地域で生活する幅広い年代の方々と、同じ時間を共有できてよかった。昔を思い出しながら遊ぶことができて童心に返ることができた」と感想が述べられました。また学生からは、「遊びに興味のなさそうな子どもたちを夢中にさせる、お年寄りの教え方は楽しいながらも勉強するところが多く、とても充実した時間を過ごすことができた」と語りました。

◆参加者の知恵をしぼって問題を考えたクイズ大会。答えあわせのたびに、大きな歓声があがりました。

 この取り組みは、昔ながらの遊びを楽しみながら、文化を後世に伝える機会であり、また地域でともに暮らす人々をより深く知るきっかけとなります。今回の取り組みは試験的なものですが、今後もぜひ続けてほしいと、取材を通じて強く感じました。

 空き家活用プロジェクトは、これまで学内で実施していた防災講座の「みんなの減災カレッジ」を、旧田島家で秋頃(時期未定)に実施する予定です。

関連リンク