日本福祉大学大学院
社会福祉学研究科
心理臨床専攻

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在学生の声・修了生の声
本専攻の在学生、そして修了生からのメッセージを紹介します。

在学生の声 | 修了生の声 |

在学生の声

心理臨床専攻  I.Mさん

学部で臨床心理学に関心を持ち、より専門的に学んでいきたいと考え、大学院進学を決意しました。入学当初夜間制であることから、続けて行けるのかという不安もありましたが、実際通学してみると昼間はアルバイトや自主学習など時間を有効に使うことができました。
 
大学院は授業に加え、修論や実習と同時進行で行うことが多く大変なこともあります。昼間は実習、夜は授業といった日もあります。体力的にも精神的もつらくなるときがありますが、先生方や他の院生に支えられながら乗り越えることができています。実習も学部卒入学の私にとって貴重な体験的学習となっています。実習等での私の対応方法に不安があるときは、先生方に相談や質問をすることができ、とても丁寧に指導していただけます。また、社会人入学で様々な世代や職種の異なる方がおられ、世代や職種の異なる院生たちと一緒に学び、意見交換をする中で、いろんな感じ方や考え方があることを知り、よい刺激を受けています。
 
他大学からの進学で不安なこともありましたが、専門的な学習や豊かな経験を積むことができ、充実した院生生活を送れています。

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心理臨床専攻  T.Yさん

私は高校の教員として、20年以上教育相談係を担当してきました。その間に、たくさん関わった生徒や保護者の悩みや苦しみは、一つとして同じものはなく、その背景を理解し、より良い支援を見出すためには、心理学の専門的な知見が必要だと痛感し、大学院で学びたいとずっと考え続けてきました。
 
しかし、私にとって目の前の学校現場もとても大切で、休職して大学院に進学するという決断をなかなかできずにいました。そんな折、本学の夜間大学院の社会人入試を知り、ここしかないと思い、入学を決めました。院生になってみると、仕事と学業の両立の忙しさに、考えが甘かったと思うこともありますが、今まで求め続けてきた学びを得ている実感の喜びがはるかにまさります。これまで断片的だった知識や現場での様々な経験が、授業や実習での学びを通して、線となって結びつき、新たな面を自分の中で生み出していく―そんな社会人の学びの醍醐味を、今感じています。それに加えて、先生方や同期の仲間との出会いも私にとっては大きなギフトでした。気が付けばこれまで仕事と子育てに没頭してきた私にとって、若い学生さんや違う分野で活躍している社会人の方たちとともに学び合うという体験は、新鮮な刺激に満ちています。そして、不器用な私をいつも気遣い、励ましてくださる指導教官の温かさに、改めて教育に携わる者の姿勢を学んでいます。院生として残された時間を、大切に愛おしみながら、一層充実したものにしていきたいと思っています。

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修了生の声

心理臨床専攻 K.Iさん

大学院入学前は、ソーシャルワーカーなど対人援助職に従事しておりました。そこでの経験から、人の心について詳しく学びたいと思うようになり、進学することにしました。社会経験を経ての久しぶりの学びの場は、とても新鮮なものでした。しかし、仕事をしながら大学院に通っていた時期もあり、生活はとてもハードなものでしたが、それも貴重な体験となりました。卒業・資格取得後は、クリニックや福祉施設での非常勤勤務を経て、現在精神科病院で常勤として働いています。卒業後も研修やセミナー などに参加しながら、 臨床の訓練を続けていますが、 大学院での学びや体験があったからこそ、 その後の学びが活きたものと感じられると思っています。

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心理臨床専攻 M.Aさん

「臨床心理士という仕事は自分の人生をかけて研鑽にはげなまければならない。」私は現在、単科精神科病院で臨床心理士として勤務しています。 精神科医療では、疾患による症状に着目した診断・治療が必要であることは言うまでもありません。 しかし、人の心と向き合うとき、診断基準や疾患概念に縛られずに、その人固有の歴史と背景に眼差しを向けることが大切であると思います。 精神科病院の中には、保護室と呼ばれる閉鎖された病室の中で、長い時を過ごしている方もいます。 周囲の求める言語コミュニケーションに応じることができず、激しい行動化を繰り返す方を前にして、自分には何ができるのだろうかと、不安や無力感に圧倒されることがあります。 しかしこうした不安や無力感は、この方がこれまでの人生を通して抱えてきたものなのかもしれないと考えるとき、まず、呼吸を合わせて一緒に過ごす中で、お互いが安心してこの場所にいられるという思いを共にしていくことが大切なのではないかということに気づかされます。 そしてこうした作業の根幹は、理論や技法の習熟に留まらず、自分自身という人間を治療の器として深めていくことにあると思います。
 
心理職が活躍を期待される領域は多岐に渡り、その専門性も様々です。 そして、新しい資格制度が始まる今、心理職がそれぞれの臨床でどのような役割を担い、どう機能していくかは、「資格」ではなく、自分自身がどうあるべきかに問われるのではないかと思います。
 
決して簡単ではないこの問いに向き合うための礎は、心理臨床について学びを深めた大学院での経験にあると強く思います。臨床心理士を目指して、修士論文研究に取り組んだことや、スーパーバイザーに指導いただきながら心理療法の実習に取り組んだことなどは、心理職として欠かせないトレーニングであったと実感しています。 加えて、何より、大学院で得た先生方や同級生との出会いが、厳しい臨床の場で生き抜いていくための心強い支えになっています。
 
「人生をかけて研鑽に励む。」大学院の学びの中で出会ったこの言葉の大切さに今、心打たれる思いがします。 自分は臨床心理士として、どう生きていくのか、大学院時代に授けていただいた経験を糧にして、今後も問い続けていきたいと思います。

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