健康科学部 教員メッセージ

健康科学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
専攻長 白石 成明 教授

 近年、社会の高齢化や健康志向の高まりを受けて、理学療法士に対する社会の期待は非常に大きくなっています。
 従来は理学療法士と言えば病院内で働く医療専門職というイメージがあったと思います。現在もほとんどの理学療法士は病院で働いていますが、ここ10年間で大きく伸びてきたのが地域理学療法の分野ではないかと思います。
 ご存知のように先進国ではこれまでに経験したことがない速さで高齢化が進み、健康長寿はこれらの国々の社会的な課題となっています。健康を脅かす一因に虚弱(フレイル)による心身機能の低下があげられます。
 フレイルとは加齢による心身機能の低下のことですが、近年、運動介入によるフレイルの予防や改善が証明されてきており、運動療法に精通する理学療法士が活躍できる分野となってきています。私自身は大学赴任後、老年科学分野の研究に取り組んでおり、フレイルも非常に魅力的な研究テーマです。 上記は一例ですが、理学療法士が活躍できる分野はスポーツ、産業などにも拡大しています。私たちの大学では多彩な背景の教員による教育、研究、臨床に取り組んでいます。
先ずは、大学では将来に向けたキャリアの基礎となる知識と技術をしっかりと身につけていただきたいと思います。みなさんと共に学べるのを楽しみにしています。


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