なぜ、学校に通っているんだろう?誰も、その問いに答えてくれなかった。

その声に応える 日福の学び

子どもたちとともに、学ぶ楽しさを実感できる教育をめざして。

学ぶとは、知ることであり、気づくことであり、体験することだと思います。人間にはもともとその欲求があるのです。たとえば、幼い子どもが大人に問いかける場面によく出会います。「なんで空は青いの?」「なんで水は冷たいの?」「なんで、なんで・・・?」そういう純粋な知りたいという欲求が十分に満たされた時、きっと満足感を味わい、それが喜びにつながることでしょう。「学校」は、そのような学ぶ楽しさを実感できる場の一つになる必要があります。そのためには教師だけでは限界もあり、保護者や住民の方々の力も必要になってきます。子どもたちを中心に大人たちも集って関わる中で、お互いに学び合い、育ち合う。そこに学校の理想の姿があるのではないかと私は考えています。教育の原理に「対象の可能性を信じる」というのがあります。人間は生涯かけて成長していく存在で、その意味ではいくつになっても発達の可能態であるといえるでしょう。学校をより豊かな発達保障の場にしていくためにも大切な考え方であると思います。

子ども発達学部 子ども発達学科学校教育専修橋本 洋治 准教授

地域とともにある学校づくりをめざす、
コミュニティ・スクールが増えています。

“コミュニティ・スクール”をご存知ですか? これは、学校の運営に対して、保護者はもちろん地域の方々がともに智恵を出しあい、ともに動き、考えながら子どもたちの豊かな成長を支える仕組みです。学校運営に多くの人々の意見を反映させ、「地域とともにある学校づくり」がめざされています。
コミュニティ・スクールは平成26年4月1日現在、全国に1,919校設置されており、その後1年間で470校増えたと報告されています。その他の形でも学校運営や教育活動について協議し、意見を述べることができる組織が設置されているケースが増えています。

出典:文部科学省発行 『コミュニティ・スクールパンフレット』より引用

report

「教育」と「ふくし」は表裏一体。「ふくし」をつくるのが「教育」。「教育」と「ふくし」は表裏一体。「ふくし」をつくるのが「教育」。

教師の仕事を体験する「教職インターンシップ」の風景

「教育」は、「これからめざすべき社会のカタチ」を映し出している。だから「教育」と「ふくし」と表裏一体なんだと先生は言う。みんなが笑顔で暮らせるしあわせな未来を、さまざまな人々が集まってともに考えること。「教育=教師」、そんな考え方は学校を閉ざされた場にしてしまう。教育に関係ない人なんていないはず。誰もが学校について思い、話し合い、実際に関わるなかで、人間関係や社会のあり方を模索していく。学校は夢を語り合う場にならなくてはいけない。

Profile

HASHIMOTO,Yoji
橋本 洋治(ハシモト ヨウジ)
准教授
修士(教育学:鳴門教育大学)
修士(教育学:名古屋大学)

帝京大学文学部卒業(1994)
鳴門教育大学大学院学校教育研究科修了(1996)
名古屋大学大学院教育学研究科修了(2000)
名古屋大学大学院教育発達科学研究科単位取得満期退学(2004)
名古屋外国語大学非常勤講師(2003~2004)
名城大学非常勤講師(2003~2004)
名古屋短期大学保育科講師(2004~2009)
名古屋短期大学保育科准教授(2009~2014)
日本福祉大学赴任(2014)