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第17回高校生・大学生のつどいを開催しました

レポート
2023年07月23日

7月23日(日)福祉に興味を持つ高校生と社会福祉学部の大学生がともに学び、交流を深める場として『高校生・大学生のつどい』を開催し、19名の高校生にお越しいただきました。

冒頭、原田 正樹 学長より「以前より、高校生と大学生が福祉について意見交流をし、お互いの価値観を拡げるこの取り組みを大切にしてきた。本日も福祉系高校の教員をめざす学生が、皆さんとともに学びを深めるために準備を重ねてきたので、ぜひ学びを得る機会になることを願っている」と挨拶がありました。

開催挨拶を述べる原田 正樹 学長

ふくしってどこまで?

簡単な質問を通し、参加者が福祉に対して抱くイメージを汲み取りながら、物事の見え方は多様であるということを説明しました。その後、福祉の具体例を挙げ、価値観は人それぞれで正解はないため、互いの当たり前を認め合うことが重要だと話しました。
参加者からは「ふくしは一定の見方で見ずに、色んな見方で見るという考え方を学ぶことができた。」や「様々な視点で固定概念を失くすといった新しい考え方や新しい言葉に沢山出会えた。」などの声が寄せられました。

プレゼンテーションを行う大学生たち

グループワーク「あなたならどうする?」

経済的に苦しむ親子を他の家族が助けるドラマを鑑賞した後、大学生たちは「助け合いの姿勢は重要だが、永続的に親子を援助することは難しい」と話し、各グループでオリジナルの専門職を考えました。参加者からは「実現的な解答をする人、理想の解答をする人がいた。ここでも自分の意見とは異なる考えをしていた人がいて、とても参考になった。」や「お金や身体に困っている人がいたらすぐ助けられる人になれるよう、努力していきたい。将来は誰かを支えられる仕事に就きたい。」などの声が寄せられました。

グループワークの様子

講評・閉会

小林 洋司 社会福祉学部准教授より、「ふくしに限った話ではないが、物事の見方は人それぞれ。社会で生きていく上では、お互いの考え方を理解し、尊重し合うことがとても重要。本日の学びや他の高校の生徒や大学生と交流を通し、少しでも学びがあったら嬉しい」と講評がありました。
その後、保正 友子 社会福祉学部長より「楽しそうにグループワークしている姿が印象的だった。社会福祉に関する問題はどれも簡単に解決ものではないが、疑問に思ったことを素直に受け止め、学び続けてほしい」と参加した高校生たちを激励する閉会の言葉があり、盛会のうちに終了となりました。

講評を行う小林 洋司 社会福祉学部准教授
閉会の言葉を述べる保正 友子 社会福祉学部長
参加者と記念撮影