支援を通じてまちづくりにも関わっていく
「ホームレス」「生活困窮者」をキーワードに、彼ら、彼らを支援しているNPO法人や行政との連携を通して、私たちから発信できることを考え、協働して取り組むことができることを大切にプロジェクトに取り組んでいます。2015年度前期には、論文抄読とフィールドワークに取り組みました。フィールドワークでは、ボランティア団体が取り組む路上の炊き出し、巡回相談、居宅者の交流会などに参加。活動に参加しながら、利用者の話に耳を傾け、ボランティアの方から直接話を伺いした。居宅者の交流会では、食事会や行灯づくりなどに参加しながら独り暮らしの生活の様子を伺いました。また、支援団体が取り組む地域のお祭りに当事者とともに清掃活動にも参加しました。
2015年度後期からは、活動の結果をふまえて、
- ホームレス状態の人々への支援チーム《のびのび☆タオル体操》
- 生活保護で居宅生活を送る人々への支援チーム《ドリドリ☆dream》
- 彼らへの理解を深める・広めるための支援チーム《いきいき☆地域元気(仮称)》
に分かれてプロジェクトを始動させました。
看護学部
水谷 聖子先生
担当教員から一言
学生は、さまざまな取り組みや彼らとのかかわりを通して、ホームレス、生活困窮者について理解を深め、民間の取り組みを通して、活動の必要性や課題を学ぶ機会になればと思います。また、他職種、他機関との連携・協働、市民活動の意義を実感を通して時t巻できればと思います。さらには、プロジェクトの過程を通して、コミュニケーション力、チームワーク力、リーダーシップや創造性を培う機会になればと願っています。