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介護予防に役立つ情報をご提供!「福祉現場でのレクリエーション」【専門家監修】

2023.08.21
本来、レクリエーションとは、人が自分の好きなことを好きな時に好きな方法で楽しみ、人生を豊かにすることですが、体力低下や病気などによって、自身でレクリエーションを行うことが難しくなった方には、介護と同様に支援が必要になります。私たちは、対人援助職のみなさまが使用できる、支援対象の方のニーズや気持ちに寄り添い、その方々の生活が豊かになるためのレクリエーションに関する情報をご提供してまいります。

レクリエーションとは?

辞書では、仕事・勉学などの肉体的・精神的疲労をいやし、元気を回復するために休養をとったり娯楽を行ったりすること。また、その休養や娯楽とされています。福祉の現場においてのレクリエーション活動とは、心が元気になったり、生活が楽しく、豊かになるためのあらゆる活動を指します。よって、カラオケをしたり、編み物をしたりすることから、散歩に出かけることや好きなハーブティを飲むこと、ゆっくりお風呂に入ることなどまで多岐にわたります。さらに、近年ではレクリエーション活動を介護予防として実施されることも増えてきました。ここで紹介している脳トレを実施したり、トレーニングやストレッチ運動などの体操を行い体力や筋力を養うこともレクリエーションに含まれるようになってきました。

レクリエーションの効果は?

レクリエーション活動を通して、体を動かしたり、頭を使ったりすることは、それぞれの機能を維持することに役立ちます。また、活動の中で人とコミュニケーションをとったり、協力することは社会性の維持につながります。レクリエーション活動によって、1人ひとりの生活が楽しく豊かになることは、QOL(クオリティーオブライフ)の向上にも貢献します。

やってみよう!レクリエーション!

それではみなさんもレクリエーションを体験してみましょう!下の画像3つは、レクリエーションで昔からある脳トレの1つ「解読ゲーム」になっています。画像がそれぞれ何のことを表しているか頭を柔らかくして考えてみましょう!(ページ上部のタイトルにある画像も実は「解読ゲーム」! ぜひこちらも一緒に考えてみましょう!)
※答えはページ最下部に!

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今回紹介したレクリエーションについて、以下の講座では、介護現場でのレクリエーション活動を支援するための方法が学べます!
またこの講座も含め、以下のサービスでは30講座60時間分の講座がお申し込みから1年間見放題でご覧いただけます。虐待防止などの法定研修にも対応しており、管理職やリーダー向けの研修も充実!日本福祉大学教員と最前線で活躍する講師が登壇する研修で、業務に直結する内容をポイントを押さえて提供しています!
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【答え】
①カブトムシ
(もしくは、虫が「か」の後に書いてあるので、“むしかご”もいいね)
②おまわりさん
(もしくは、さんとまわりに「お」が10こ書いてあるので、“おとうさん”)もいいね
③無我夢中
(小さい「む」が大きくなったように見えるので、大きくなった「む」で“オウム”でもいいね)

タイトル画像の答え:はじめまして(はじっこに「め」「ま」「し」「て」と書いてあるから)

監修・講座講師

荒深 裕規
日本福祉大学社会福祉総合研修センター コーディネーター
名古屋大学博士後期課程を単位満期退学。在学中からカナダの介護施設でボランティアを行いながらレクリエーションについて学ぶ。現在は、日本福祉大学にて、研修を企画・立案しながら、レクリエーションや介護予防、接遇マナーなどについての講師業務もおこなっている。2019年4月より現職。