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人

「ふくし」は人

在校生、卒業生、教職員など本学に関係する“人”をクローズアップします。

経済を強くすることが、
福祉につながると信じて。

渡邊 仁美さん

経済学部 2001年3月卒業
熊本県/玉名高等学校 出身
経済産業省 中部経済産業局
地域経済部 次世代産業課 ヘルスケア産業室

経済学部WEBサイト

※所属や肩書は当時のものです。

 自動車や航空機などの製造業が盛んな中部地区には、最先端技術から職人技まで世界に誇れる技術を持つ企業が多数あります。それらの企業が、国の重要施策の一つである医療機器製造に参入しやすくなるための環境整備が私の仕事です。具体的には、企業向けセミナーや展示会、法規制勉強会、商談会などを、県や市などの自治体、東京の本省、JETROなどの関係機関とも連携しながら企画・推進します。ヨーロッパの医療機器メーカーが、自動車の金属部品を手がける中小企業に部品製作を依頼したいと来日したり、「手にフィットするメスを」という相談が刃物メーカーに寄せられるなど、国内外の医療機器関連企業から中部のメーカーへの期待は高いと感じています。人の体を守るための、あらゆる人が安全で適正に使えるモノづくりを推進するこの仕事には、経済だけでなくプラスアルファの知識が必要。私の場合は、日本福祉大学で養われた福祉の視点が役立っています。

 大学在学中は、経済学部だけでなく社会福祉学部など他学部の講義も積極的に聴講し、生涯学習について考えたり、労働や雇用の環境に関心を持って学ぶ機会がありました。私がその中で強く思うようになったのは、「雇用を生み、高齢者や障害者も含めたすべての人の生きがいを創出するには、強い産業構造がなければならない」ということ。それが国家公務員、中でも産業振興を行う経済産業省という進路を志した理由です。当時は不況で私たち若者の就職すら厳しく、高齢者や障害者はなおさら受け入れられにくい時期でもありました。現在の仕事を通じて私がめざすのは、より多くの企業に、積極的に医療機器製造に参入してもらうこと。そして質の高い医療機器を国内外に送り出し、この中部エリアを日本屈指の医療機器製造拠点に育て上げ、少しでも多く雇用を生み出すことにつなげられたら。その根底に今もあるのは、経済を強くすることが福祉につながるという思いです。

公務員採用者数
中部8県私大で第3位

朝日新聞出版『大学ランキング2019年版』を元に独自集計
※中部8県:東海4県と長野・富山・石川・福井県

(キャンパスガイド2018より転載)

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