文部科学省の平成21年度「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】
大学教育推進プログラム」に採択

文部科学省の大学教育・学生支援推進事業【テーマA】「大学教育推進プログラム」は、各大学等における学士力の確保や教育力向上のための取組の中から、達成目標を明確にした効果が見込まれる取組を選定し、広く社会に情報提供するとともに、重点的な財政支援を行うことにより、我が国の高等教育の質保証の強化に資することを目的とするものです。

この「大学教育推進プログラム」は、文部科学省中央教育審議会の答申「学士課程教育の構築に向けて」(平成20年12月24日)の提言を背景とした事業です。この答申では、4年間の大学教育を学士課程教育と定義し、各大学が学位授与の方針や教育研究の目的等を明確にし、その達成に向けた教育活動を展開する必要性などが示されています。その上で、学士課程教育が分野を越えて共通して養うべき「学士力」の参考指針が示されるとともに、学士課程教育を支える教職員の職能開発の重要性が指摘されています。

今回採択された本学の取組は、日本福祉大学における「学士力」としてのスタンダードの構築と、その教育を支える教員・職員のFD・SDを並行して進めていくものです。以下に、取組の概要を紹介します。

■取組名称

「福祉大学スタンダードきょうゆうプログラム」
   − 日本福祉大学スタンダードの学生・教員・職員への水平展開による教養教育・FD・SDの一体的推進 −

■取組期間

平成21年度〜平成23年度

■取組の概要

本学は、人材育成目標(福祉社会の構築に貢献する指導的人材)達成のため、「四つの力」の育成を旨とする「日本福祉大学スタンダード」を構築した。これは本学における学士力であり、学生の育成にあたる教員・職員も、自らの教育力・職員力開発の指標とする必要がある。本取組では、福祉社会実現に必要な、学生の新しい教養教育・教員のFD・職員のSDの三位一体型プログラムを構築し、学生・教員・職員3者の「スタンダード」の「きょうゆう」により、資質・力量の向上と支えあいの伝統を持った本学コミュニティの継承・発展を図る(「きょうゆう」とは、「共有」に、大学コミュニティ参加を示す「教友」などの意味をこめた、本学の3者共同の文化に根ざした用語である)。
本取組では、まず、「四つの力」が提示する「伝える力=理解する力」「見据える力」「共感する力」「関わる力」を、基本スキル・共有知・スピリット・行動といったコンピテンシーで捉え直し、スタンダード学習の運用基準(学習内容・学習目標)を確立する。これに加え、以下のような初年次教育・初任者研修プログラム等の拡充、推進組織やシステム等の整備、オンデマンド配信など情報通信技術の活用により、学生の質保証や教職員の職能開発など、中教審答申「学士課程教育の構築に向けて」に提起された課題について対応するものである。

<取組の主な内容>
(1)スタンダードきょうゆうプログラムの実施
(2)スタンダード教育を推進する組織と環境の整備(スタンダードきょうゆうシステム)



参考)文部科学省ホームページ
    大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム
    http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp/1281464.htm