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お知らせ

お知らせ

2024年度フィリピンスタディツアー 3週間をともに過ごす魅力的なプログラム

2024年09月03日 NEWS

日本にて 7月30日から8月7日

  • 7月30日  SI来日 中部国際空港にてお迎え
  • 7月31日  World Youth Meeting(WYM)の練習  フィールドワーク トヨタ博物館
  • 8月1日   全校出校日 歓迎集会 美浜キャンパス見学 和太鼓体験 WYMの練習
  • 8月2日   フィールドワーク 京都散策
  • 8月3日   フィールドワーク 名古屋港水族館
  • 8月4日   各家庭で過ごす
  • 8月5日   WYMの練習  お菓子作り 台湾からの留学生との交流
  • 8月6日   WYM出場(日本福祉大学東海キャンパス)出場 WYM全体交流会 
  • 8月7日   WYM出場(日本福祉大学東海キャンパス)出場 3年連続プラチナ賞受賞

フィリピンにて 8月8日から8月18日

  • 8月8日   フィリピン渡航 ホストファミリーと対面
  • 8月9日   グリーティング 学校見学 市庁舎表敬訪問 市内散策
  • 8月10日  Campuestohanにでかける レクリエーション
  • 8月11日  ホストファミリーと過ごす
  • 8月12日  午前 授業に参加  午後 フィリピンの文化を学ぶ PIAYAづくり
  • 8月13日  午前 授業に参加  午後 フィリピンの文化を学ぶ Coffee Art
  • 8月14日  Day care center訪問 ボランティア活動
  • 8月15日  Pagatpat Festival参加準備 ダンスの練習
  • 8月16日  フィールドワーク カカオ植林 フィリピン戦跡めぐり
  • 8月17日  フィールドワーク Pagatpat Festival マングローブ植林
  • 8月18日  日本へ ホストファミリーとお別れ (8月19日午前 日本帰国)

2024年度の取り組みの特徴

(1)クラスの一員として授業に参加することができました!

今年は、授業に参加をさせていただく機会が昨年度よりたくさんありました。英語・哲学・コミュニケーションの授業に参加をし、英語の授業ではグループワークにも加わり、同級生の一員として授業を受けることができました。また、SDGsについても共に考える取り組みを行いました。

(2)日本の文化をフィリピンの子どもたちに伝えることができました!

8月14日は、近くのDay care centerをSIの生徒の皆さんとともに訪問し、前日に準備をした「折り鶴」をセンターの4歳児の子どもたちに教え、ともに楽しみました。また、用意をしてきた文房具をプレゼントするなど、フィリピンの幼い子どもたちと交流をしました。

センターの子どもたち

子どもたちに折鶴を教える

子どもたちに折鶴を教える

文房具をプレゼント

センターの皆さんと記念写真

(3)マングローブの植林に込められた願いを知りました!

 8月16日の今日は、フィリピンのNPO法人「Ikaw・Ako」の理事の後藤順久先生(元日本福祉大学経済学部教授)のご指導のもと、カカオの植林の活動と戦跡巡りを行いました。「Ikaw・Ako」が設立された理由、それは第二次世界大戦中、日本軍の通信部隊の小隊長としてネグロス島に駐在していた土居潤一郎さんという方の呼びかけがきっかけだったとのことです。戦後、日本に帰国した土居さんは、1960 年にネグロス島を再び訪問します。土居さんは、フィリピンに取り残された日本人や日系2世3世の方たちの困窮した生活を目の当たりにし、「なんとか力になりたい」と私財を投じて支援にあたられました。土居さんは日系人だけに留まらず、「戦時中、フィリピンの方たちに大変迷惑をかけた」と、現地の支援を積極的に行われたそうです。訪問したパダック村には、日本の鳥居があり、その鳥居をくぐり抜けると、小さな日本軍の慰霊碑があります。戦争末期、ここで命を落とした日本兵の遺骨が納められています。この鳥居や慰霊碑も土居さんが中心になり、建設を行いました。土居さんは、ここで命を落とした日本兵の慰霊をしながらも、一方的な自分たちの思いだけではだめだと思います。自分たち以上に苦しんだ現地の方たちと一緒に、生活を改善するための活動を通じて友情を育むことができたら、自分たちの思いも慰められ、共に前を向いて生きていくことができると考えます。その友情の象徴とも言えるものがマングローブの植林だったのです。現在では、後藤先生らが中心となり、現地の農業支援も行いながら、この慰霊碑を守り、マングローブやカカオの植林活動に取り組んでいます。今日の訪問では、慰霊碑周辺の掃除も行いました。

 翌8月17日、最後のアクティビティである「Pagatpat Festival」とマングローブの植樹活動に参加しました。大勢の地域の皆さんと一緒にFestivalに参加し、これまで練習をしてきたダンスを披露しました。昼食後はいよいよマングローブの植樹の活動です。マングローブの根付きはなかなか難しく、その時の気象により災害などがあると、せっかく植えた苗木も簡単に流されてしまいます。毎年、継続をしていくことが大事な活動でもあります。今夜はFarewell Partyです。7月30日、日本で始まったこの夏の姉妹校との国際交流が一旦、幕を降ろします。次は11月のGlobal Meetupで再会しましょう。

フィリピンネグロス島日本兵慰霊碑にて

カカオの植林を終えて、記念写真

練習をしたダンスを披露

フェスティバルに集まった皆さんと記念写真

マングローブ植林を終えて

過去の「夏の取り組み」

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