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お知らせ

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Hello Philippines!~2017年度国際交流~

2018年02月26日 NEWS

 2016年度初めて取り組んだ「フィリピンスタディツアー」を出発点として、2017年度、本校とフィリピンの交流は大きく進展をしました。フィリピンネグロス島シライ市にあるシライ・インスティテュート(略:SI校)と姉妹校提携を結んだことで、双方のExchange Programの取り組みがさらに豊かに進展しました。
 一つはフィリピンスタディツアーの取り組み内容がより豊かになりました。2017年度は7月22日から30日までの9日間、本校生徒4人がSI校を訪問するとともに、その後、SI校の先生3人と生徒4人が日本にやってきました。7月30日から8月6日までの間に日本福祉大学主催のWorld Youth Meeting(WYM)への出場にも取り組みながら、交流を深めました。SI校では本校1人の生徒に英語科の先生を始め、2名の先生、そして生徒の皆さんが一緒になり、英語のレッスンを熱心にしてくださいました。また、SI校の総長であるZamora先生がWYMでのプレゼンテーションの指導を行って下さいました。もちろん、その指導は英語で行われます。このAll Englishの環境が本校生徒の力を伸ばしてくれた最も大事なポイントとなりました。

フィリピンにて

イカオ・アコ主催の七夕コンクールに参加

フィリピンの踊りを覚えました

SI校生徒の皆さんとの交流で炭坑節を披露

本校教員が日本文化を語りました

マングローブの植林を通して環境問題を学びました

日本にて

ようこそ日本へ!本校にて歓迎集会

フィリピンの文化を紹介していただきました

SI校総長ザモラ先生の挨拶

WYMにてプレゼンテーション

また、来年会おう!お元気で!

 二つ目はSkypeを通しての日常的な交流の進展です。この2学期には3回、夏休み以降の自分達の生活の様子を報告しあう交流の場を持ちました。日本から「まもなく修学旅行に行きます。」と伝えると「Where are you going for the school trip?」「沖縄です」「Wow、We also want to go to Okinawa!」12月2日の公開見学会では、参加した中学生の皆さんも一緒に交流を楽しみました。「好きなお菓子はありますか」中学生の質問に「Jagariko like.」「えっ、じゃがりこ?!」フィリピンの高校生が日本のスナック菓子に興味を持っていることが、中学生の皆さんにとっては新鮮であり、彼らに親しみを持つきっかけにもなったようです。今後もこの取り組みを継続するとともに、豊かに発展をさせていきます。

Skypeを通した日常的な交流

フィリピンから「Hello!」

12月、フィリピンの友人と久々の再会

 「言語の習得の基本は“絆”」これは、この取り組みの中心となって活躍した本校数学科君塚麿教諭の持論です。「仲良くなることで、相手の言っていることを理解したい、自分の気持ちを伝えたいという思いが湧いてくる。そしてそのことが英語を学び、実際に英語使いたいというモチベーションを高めていくのです。」生徒達の様子を見ていると、まさにその通りだと思います。2017年度、本校で初めて英検準1級の合格者が誕生しました。モチベーションが高まれば、生徒はどこまでも伸びていくということを私たちに教えてくれる出来事でした。

 2017年度、次年度の本校の創立60周年記念事業の一貫として、図書室にアクティブラーニングスペース及びICTの機器の設置が行われました。これはPTAの皆さんからの寄付により実現した取り組みですが、フィリピンの皆さんとの交流に無くてはならない貴重な施設・設備となっています。新しい取り組みにふさわしい施設・設備を整えることが、生徒の更なる向上につながると実感しています。今後とも、さらに生徒が成長する取り組みへと進めていきます。

 次年度の取り組みにぜひ期待をしていて下さい。

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