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NIRA研究報告書
『知多半島における持続可能な社会に向けた政策課題に関する研究』

【研究抄録】

 本研究は、持続可能な社会を環境(Environment)、経済(Economy)、教育・学習活動(Education)、公正性(Equity)からとらえ、福祉系NPOによる市民教育、自然的空間の管理、観光による地域再生、コミュニティ活動を通じたまちづくり、歴史資源を生かした地域整備のあり方を研究し、地域の様々な主体をつなぐ地域コーディネーターや、地域研究の成果を広く還元していくインタープリターの養成、地域づくり自体が学習プロセスになるように市民教育のしくみを内包化した柔らかな地域構造を再構築していくことが持続可能な地域づくりの鍵であることを示したものである。

目次

要約  
第1章 研究の背景と目的
第2章 調査の全体フロー
第3章 持続可能な地域社会を支える要素
第4章 知多半島の概況
第5章 知多半島エコミュージアムの全体枠組み
第6章 持続可能な地域社会を実現するための5つのプロジェクト
第7章 福祉系NPOが持つ吹く視力と社会的影響力の定量的把握
第8章 半自然的空間を維持・管理していく社会的しくみと地域住民の意識
第9章 「観光による地域再生」事業における大学の役割
第10章 コミュニティに立脚したまちづくり活動の効果
第11章 歴史資源を生かした地域整備がもたらす地域効果
第12章 持続可能な知多半島を目指すための政策提言

本書は、総合研究開発機構(NIRA)の平成16年度助成研究として、日本福祉大学知多半島総合研究所により実施された自主研究の報告書です。

研究代表者紹介

千頭 聡(ちかみ さとし)

1955年、兵庫県生まれ、大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了、工学修士 日本福祉大学情報社会科学部助教授、日本福祉大学知多半島総合研究所地域・産業部部長
専門分野:地域環境計画、環境学習、身近な環境づくり、発展途上地域の環境管理、地域計画