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お知らせ・トピックス

地域とともに学び、成長する
~地域研究プロジェクト報告会が開催されました~

2016年2月22日

 日本福祉大学では、知多半島の自治体や地域関係者と連携・協働し、地域振興や、まちづくりにかかわる諸事業を通じて学ぶ科目「地域研究プロジェクト」を社会福祉学部、経済学部に置き、本年度から国際福祉開発学部の学生も履修しています。
 1月19日(金)には東海キャンパスに、地域研究プロジェクトを受講する学生たちが集まり、3年生が1年半にわたるプロジェクトの取組について発表しました。

◆発表したプロジェクト(発表順)

認知症啓発プロジェクト
フードプロジェクト
VCプロジェクト(辰野グループ・企業国際グループ)
はんだにぎわいプロジェクト

 認知症啓発プロジェクトからは、ユニーホールディングスやMizkan Holdingsと協働して取り組んだ、マンガやスイーツづくりを取り入れた啓発活動とその成果などについて発表がありました。
 VCプロジェクト・辰野グループからは、学生たちが作った防災紙芝居の上演活動や、長野県辰野町・川島地区でお祭りや菊の植栽にしながら、住民アンケートを取り、より住みやすいまちづくりについて地域の方と意見交換をしたことなどが発表されました。

 報告会のゲストとして、昨年度の地域研究プロジェクトの受講生で、VCプロジェクトで辰野町を訪れたことをきっかけに、今年4月から1年間休学をして、辰野町の地域おこし協力隊として活動している村上康介さんをお迎えしました。もっと深く町の人と触れ合う中で、真に地域の役に立つ活動をしたいと、辰野町に居を移したきっかけを語るとともに、自身も住んでいる辰野町の古民家をコミュニティスペースとして開放し、町の人同士の交流スペースや移住を考える人向けのイベントなどに活用しているという活動についても生き生きと紹介してくれました。「地域研究プロジェクトや協力隊の活動を通じて、自分を支え、大きく育ててくれた場所や人こそが『ふるさと』であると感じた。自分のふるさとである知多半島の役に立つような活動や勉強をしたい」と、4月からの復学に向けた決意も述べられました。

 発表の後には質疑応答の時間も設けられ、学生たちはお互いに「今後はこの活動をどのように発展させていくか」などといったことについて意見交換をしました。中には「自分はリーダーとしてグループをうまくまとめることが出来なかったと感じているが、どんなことを改善すべきか」といった、自身の経験からさらに学びたいという意欲にあふれた議論も交わされていました。

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