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日本福祉大学 学園創立70周年記念サイト

ご挨拶 ご挨拶

学園創立70周年ご挨拶

日本福祉大学中央福祉専門学校 校長

長岩 嘉文

日本福祉大学中央福祉専門学校 校長 長岩 嘉文

 1989年(平成元年)に開校した日本福祉大学中央福祉専門学校は、35年の歴史を紡ぎ、多くの実践者を世に輩出してきました。
 介護福祉士科、社会福祉士科の卒業生の中には、施設長や管理者として施設運営を任されている人もおり、在校生がそうした施設・事業所で介護実習やソーシャルワーク実習をさせてもらうなどの好循環も生まれています。
 2009年(平成21年)に開設した言語聴覚士科からも、医療機関や療育センター等でリハビリテーションの担い手として活躍する卒業生が多数輩出され、臨床実習においてスーパーバイザーを務めてくれている人もいます。

 専門学校教育は、アカデミズムよりも即戦力となる職業人の養成を主眼としている点で、大学とは異なる性格を持ちますが、学園創設者である鈴木修学先生の遺志を踏まえ、支援する人(患者・利用者)の目先の課題のみならず、その人の生活背景や環境、そしてその先にある社会にも目を向けられる人材を養成したいと考え、教職員一丸となって日々の教育実践に当たっています。

 学園創立70周年にあたり、これまで専門学校の運営と教育にお力添えくださった多くの方々(実習施設関係者・非常勤講師・派遣職員・関係業者各位等)に改めて感謝の意を表するとともに、周年募金へのご協力を含め、引き続きのご支援を心よりお願い申し上げる次第です。

学園創立70周年ご挨拶

日本福祉大学付属高等学校 校長

山口 喜久枝

日本福祉大学付属高等学校 校長 山口 喜久枝

   「我が如く等しくして異なること無からしめん」
 本学園の創立者鈴木修学先生はまさにこの言葉の通りに生きられた人でした。昭和のはじめ、社会の強い差別と偏見に苦しんでいたハンセン病の人たちと寝食をともにし、「普通の人として生きたい」という願いをかなえようとされました。
 戦争直後には、戦争で親を亡くした子どもたちや障害を持つ子どもたちの「父」となり、我が子のようにその子どもたちを育てられました。
 「どの子にも必ず良いところがある。」 ― 修学先生の足跡は、「人間の尊厳を大切にすること」をいつも私たちに教えてくださいます。

 これは本校60周年記念式典の折、「生徒の誓いの言葉」の冒頭で語られたものです。

 本校では、新入生に毎年、学園長鈴木正修先生より『日本の福祉を築いたお坊さん』の本が贈られ、建学の精神を学年全体で学ぶことから高校の授業はスタートします。

 修学先生の人生の基盤に存在していた「人間の尊厳を大切にすること」、高校での学びや活動はすべてこの修学先生の思いに集約されていきます。「修学先生は高校のことが大好きだったんだよ」、この言葉は生徒たちをいつも励まします。

 代表生徒は誓いの言葉をこのように締めくくっています。

 「高校創立60周年。この喜びと誇りを胸に刻みます。そして、『つなぐ・ささえる・やり遂げる』力を持った人間として成長していきます。未来社会を担う、自律したリーダーに成長できるよう、真剣な学びを重ねていきます。」

 この生徒たちとともに、私たち付属高校も70周年に向けて飛躍をしていきます。

学園創立70周年ご挨拶

日本福祉大学付属クリニックさくら 院長

土井 康平

日本福祉大学付属クリニックさくら 院長 土井 康平

 耳鼻咽喉科とリハビリテーション科(言語聴覚療法)を有する本院は、2020年に開院以来、おかげさまで多くの皆様方からご支援を賜り、改めて厚くお礼申し上げます。
 とりわけ「ことばと聴こえ」の訓練を必要とする方々からは、大きな期待とさまざまな要望を寄せていただいており、スタッフ一同身の引き締まる思いです。
 今後も、建学の精神に基づき、地域のニーズにあわせた医療やリハビリテーションの提供、一人ひとりの患者様の「Well-being」を支える支援に取り組んでいく所存です。
 また、学園の医療機関として学生の実習・演習の場の提供など、未来を担う次世代の教育にも注力してまいります。
 引き続き、ご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。 

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