36℃の言葉。あなたの体温を伝えてほしい。 2014年度 日本福祉大学
第12回 高校生福祉文化賞 エッセイコンテスト入賞作品集
学長メッセージ
審査員の評価と感想
入賞者発表
第1分野 人とのふれあい
第2分野 あなたにとって家族とは?
第3分野 わたしが暮らすまち
第4分野 社会のなかの「どうして?」
学校賞
 
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学長メッセージ

日本福祉大学学長
二木 立
(にき・りゅう)
 第13回になる今年は、例年以上に多くの生徒や学校から応募があり、応募総数は約1万点(9974点)で、歴代一位となりました。しかも、4つの分野すべてで、昨年より応募数が増えました。応募していただいた高校生の皆さん、ご協力いただいた先生、保護者、および企画やプレ審査を担当された関係者の皆さまのお力添えに、心からお礼申し上げます。

 例年と同じく、最終審査に残った作品には力作が多く、点数の差を付けるのに審査員一同大変苦労しました。「最優秀賞」に輝いた作品の多くは、審査員全員が飛び抜けたできばえと評価したものでした。 
 
 第1分野では、家族との豊かな、あるいはユニークなふれあいを描いたものが多く、日本の家族はまだまだ「捨てたものではない」と感じました。第2分野では、自分たちの暮らすまちに対する強い思いや「絆」を感じることができました。第3分野では、特にアジア諸国の人々との交流について述べたものが多く、時代の変化を感じました。第4分野では、広く社会に目を向けたものや、社会の諸矛盾に正面から立ち向かっている力作が多く、審査員一同、これからの日本・世界を担う高校生に大いに期待が持てました。今年は18歳で選挙権を与えられることになったことを反映して、自分の1票をどう行使するかについて正面から考えた作品が少なくなく、この点でも時代の変化を感じました。

 高校生の皆さんが体験したことや感じたことをより深く洞察した作品を、多数応募されることを期待しています。ただし、先生の指導を受けながら、応募要項や文・文章の書き方の基本をしっかり守り、何度も推敲すると同時に、内容に即した分野を慎重に選んでください。
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