「私のまちはいつも眠っている様」「まちの寝相」「街『起こし』」など、使われている言葉がとてもユニークで、作者ならではの表現になっている点が高く評価されました。まだ一年生ですから、これからが楽しみです。しかも、そのユニークな言葉の中にユーモアも込められており、すばらしいエッセイになっています。「この作品が一番良かった」という審査員もいたほどです。このまちに住む人がこの作品を読んだら、きっと何か感じるところがあるでしょう。また、作品集ではわかりませんが、文字がとてもきれいで読みやすかった点も好感を持ちました。